B MY HERO!特派員がいく

ビーコルMCが語るホームゲーム観戦の魅力 体験してほしい“唯一無二”の瞬間とは

豊嶋彬(B MY HERO!特派員)
 Bリーグ応援番組「B MY HERO!」では、Bリーグをより多くの方に知っていただこうと特派員を派遣することになった。Bリーグの楽しみ方を知るさまざまな分野の人たちが、推しクラブの模様やゲームの演出などをレポート! あなたがまだ知らないかもしれないBリーグの一面をお伝えする。今回は、横浜ビー・コルセアーズのアリーナMCを務める豊嶋彬さんに横浜のホーム観戦の魅力について熱くレポートしていただいた。

ビーコルのホーム、横浜国際プールでは様々なドラマが生まれている 【写真提供:横浜ビー・コルセアーズ】

 横浜ビー・コルセアーズでアリーナMCを務めさせていただいています豊嶋彬です。

 チーム創設のbjリーグ時代からこれまでの全てのビーコルのホームゲームにMCとしてマイクを握っています。

 皆勤賞だけが僕の自慢です(笑)。

 今回はそんな豊嶋がビーコルのホームゲーム観戦の魅力3つのポイント「ブースター応援の一体感」「選手たちのストーリー」「勝利の喜びを分かちあう」をご紹介します。

「ブースター応援の一体感」

ブースターの一体感を作り出すのは豊嶋さんの腕の見せどころ 【写真提供:横浜ビー・コルセアーズ】

 会場の雰囲気を一番作ってくれているのはブースターの皆さんです。今のコロナ禍の中で大きな声は出せませんが、B-CLAP等を使っての手拍子で大きな音を鳴らして応援していただいています。

 ビーコルのブースターの皆さんは本当によく流れる音や曲に反応してくれます。

 自分自身、他のスポーツ競技の会場でMCをやらせていただいていたりもしているのですが、音楽に対しての手拍子等の反応は本当にいいなといつも感じています。

 いわゆる“ノリがいい”という表現がわかりやすいかもしれません。

 個人的に印象に残っている一体感や応援の力を感じたのが、2019年3月の栃木ブレックス(現・宇都宮ブレックス)戦。

 コロナ禍前の時代で、文字通りのギッチギチの超満員となった横浜国際プールでの試合でした。試合終盤にビーコルが追い上げるイケイケの展開となった場面で会場内がまさに一体になり、スピーカーから流れる音楽を超える大音量のクラップとコールの応援に包まれました。

 その時感じた会場内の空気が忘れられません。

 空気がビリビリ音を立てて揺れる感覚。

 すごさを表す意味での表現ではなく、実際に感じた感覚です。

 ビーコルブースターの一体となったブーストはもちろん、多く来場していただいたブレックスファンの熱い応援も鳴り響いて超満員の応援が一つになるととんでもないエネルギーを生み出す瞬間を体感しました。

 まさに全員で一緒に戦ってる瞬間でした。

 思い出せば思い出すほどにコロナ禍が明けることを願うばかりです。

 このホームゲームの会場に来たからこそ全身で感じるこの体験を本当に多くの方に知ってもらいたいですし、自分もそういった一体感を作っていけるようにより一層頑張っていきます。Go B-COR!!

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著者プロフィール

1983年、神奈川県出身。趣味はランニング(目標はフルマラソン完走)、金魚の飼育。横浜ビー・コルセアーズのアリーナMCは2011年から担当。バスケットボールのほか、サッカー、バレーボール、ラグビーなどのスポーツ関連の会場MCを中心にテレビ、ラジオでも幅広く活躍中。

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