【独占インタビュー】澤村拓一、MLB1年目の本音

アマ時代から変わらぬ澤村の強い“意志” 人間的成長の背景には内海哲也の存在も

岡田真理
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ベンチで戦況を見つめる澤村。メジャー1年目で思うプロフェッショナリズムの在り方とは? 【Gettyimages】

 夏以降は厳しい闘いが続き、現在はア・リーグ東地区3位となるレッドソックスだが、そんな中でも澤村拓一は防御率3.09(現地8月29日時点)とリリーフとして安定した成績を残している。

 これまでのインタビューで語ってくれた通り、この安定感の背景には精神的な充実があることは間違いないが、澤村自身がもともと持っていた考え方や意識も大きく関係していると思われる。そこで今回は、澤村が思う“プロフェッショナリズムの在り方”に迫ってみることにする。

あらためて痛感したメジャーのシビアさ

――レギュラーシーズンもまもなく終盤に入りますが、近況はいかがでしょうか。

 8月下旬に入ってからDFA(40人のロースター枠から外れること)がすごく頻繁に起きています。最近でも自分のまわりで7〜8人の選手がDFAになりました。

 IL(負傷者リスト)から誰か戻ってくると、誰かが弾かれる。せっかくマイナーから上がってきたのに1試合投げてDFAになってしまった選手もいました。気がついたらロッカーの荷物がない、なんてことが普通にあります。

 僕は一人一人の選手に対して人間性の部分も理解したいと思って普段から接しているので、できればチームを去る時には一言「ありがとう」とか「楽しかったよ」と伝えたいんですよね。いいチームメイトでありたいし、いい友でもありたい。この先の人生もお互い長いわけですから。でも、そんな言葉も伝えられないままチームを去ってしまって、気づいた時には違うユニホームを着ていることもあるわけです。
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著者プロフィール

岡田真理

1978年、静岡県生まれ。立教大学文学部卒業。プロアスリートのマネージャーを経てフリーライターに。『週刊ベースボール』『読む野球』『現代ビジネス』『パ・リーグ インサイト』などでアスリートのインタビュー記事やスポーツ関連のコラムを執筆。2014年にNPO法人ベースボール・レジェンド・ファウンデーションを設立し、プロ野球選手や球団の慈善活動をサポートしている。

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