【独占インタビュー】澤村拓一、MLB1年目の本音

澤村拓一が「毎日すごく楽しい」理由 “将大”の顔が浮かんだNYの好投を自信に

岡田真理
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敵地ヤンキースタジアムで好リリーフを見せた澤村。マウンドでは同学年の田中将大の顔が浮かんだという 【Getty Images】

 レッドソックス澤村拓一の“雄たけび”が続いている。伝統の一戦を体感することとなったヤンキース戦(現地時間6月4日)では、ジャンカルロ・スタントンやアーロン・ジャッジといったメジャー最高峰のバッターたちを相手に2回無安打無失点5奪三振の好投を見せ、敵地に爪痕を残した。目の肥えたボストンのファンに「来てくれてありがとう」と言わしめる力投の背景にあるものは何か。本人に話を伺った。(取材:現地時間6月7日)

ボストンのファンからも「グッジョブ」

ハーバード大学の創立者、ジョン・ハーバード像の前で笑顔を見せる澤村 【写真:本人提供】

――6月に入り、メジャーでは試合観戦の規制も徐々に緩和。本日の試合(マーリンズ戦)でも奪三振の際はすごい歓声でしたね。

 2ストライクで観客が一斉に立ち上がったり、三振した時にああいう歓声が上がったりするとやっぱり嬉しいですね。三振を狙いにいこうと思うし、狙いにいった上で三振がとれると自信になります。

 街中でも「Good job!(グッジョブ)」と声をかけてもらいました。存在を認識してもらえているんだなと。ヤンキース戦でああいうピッチングができたことも、街で声をかけられるようになった要因の一つかもしれないですね。そう考えるとヤンキース戦ってすごいんだなと感じます。

――そのヤンキース戦について、どんな気持ちで臨んだのでしょうか。
 
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著者プロフィール

1978年、静岡県生まれ。立教大学文学部卒業。プロアスリートのマネージャーを経てフリーライターに。『週刊ベースボール』『読む野球』『現代ビジネス』『パ・リーグ インサイト』などでアスリートのインタビュー記事やスポーツ関連のコラムを執筆。2014年にNPO法人ベースボール・レジェンド・ファウンデーションを設立し、プロ野球選手や球団の慈善活動をサポートしている。

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