Jクラブ歴代最高の補強・鹿島編 常勝軍団を支えたブラジル人の中でも…
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10位:レオナルド
なにしろ華のあるフットボーラーだった。端正なマスクも相まって、見るものを魅了してやまなかった。
94年アメリカ・ワールドカップ優勝の栄誉を身にまとい、その年の夏に加入。Jリーグ初出場となった8月13日のV川崎戦で、いきなりゴールを決めてみせ、「別格」であることを証明した。
鹿島在籍はわずか2年間。Jリーグで通算30ゴールを記録したが、ハイライトは95年11月1日、横浜F戦での華麗なる一発だろう。寄せてくる相手をリフティングしながら次々にかわし、最後にネットを揺らす。13年にJリーグ創設20周年を記念して行われた「Jクロニクルベスト」という企画のなかで、ベストゴール部門の1位に選ばれたのがこのリフティングゴールだった。
9位:セルジーニョ
国内随一の実績を誇る鹿島は悲願のACL初制覇に向けて挑戦を続けていたが、アジアの壁にことごとくはね返されてきた苦い歴史がある。だが、18年夏にやってきた23歳の助っ人が、チームに劇的な変化をもたらした。
8月28日、自身初の出場となるACL準々決勝第1戦を皮切りに、決勝第1戦まで5試合連続ゴール。左利きながら右足でも頭でもチームを勝たせる一撃を放ち、決定力の高さを示した。
加入からおよそ5カ月。瞬く間にチームにフィットし、まさに獅子奮迅というべき活躍で鹿島をアジア王者へと押し上げた。翌19年シーズンをもって退団し中国に新天地を求めたが、短期間で大仕事をやってのけたセルジーニョの名はクラブ史に刻まれている。
8位:三竿健斗
東京Vユースからトップチームに昇格し、プロ1年目となる15年にJ2ながら39試合に出場。一躍、注目を集めた大型ボランチだ。その将来性を見込んだ鹿島が16年に完全移籍で獲得。十代の若者に投資した初のケースでもあった。
加入当初こそ、小笠原満男や柴崎岳といった傑士たちの背中を追いかける立場だったが、徐々に出場機会を増やし、押しも押されもしないチームの主軸に成長。18年のACL初制覇の瞬間をピッチ上で味わった。
近年は持ち前のボール奪取力に磨きをかけ、チームの守備強度を引き上げるだけではなく、「相手にとって危険なパス」にトライするなど、プレーの幅を広げている。20年にはクラブ史上最年少でキャプテンに就任。今や誰からも認められる存在だ。
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