プロローグ

　1993年5月にJリーグが開幕して以降、毎年のように多くの選手が新天地を求め、各クラブにとって選手獲得はチーム力向上への重要な戦略となっている。バンディエラが移籍したり、欧州組が国内復帰を果たすなど、ストーブリーグの話題を独占するような衝撃の移籍、最強の補強も少なくない。そこで今回は、ファン、サポーターに「Jリーグ最強の補強・衝撃の移籍」を投票してもらい、ランキングを決定。さらに、オリジナル10を代表して、鹿島アントラーズ、浦和レッズ、横浜F・マリノス、名古屋グランパス、ガンバ大阪のクラブ史上最強の補強トップ10を、長く取材しているライターの方々に選んでもらった。最後に、セレッソ大阪で強化部長を務め、現在は清水エスパルスのGMを務める大熊清氏に、強化の仕事内容や選手獲得のポイントなどをインタビュー。ランキングには懐かしい顔ぶれがズラッと並んでいるので、当時を思い出しながら楽しんでもらいたい。