F1 2021年シーズン開幕特集

F1専門メディアがドライバーズ王者を予想 フェルスタッペンを推す声多数

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F1専門メディアが期待を込めて推すのはレッドブルのマックス・フェルスタッペン。打倒ハミルトンを果たし、初の年間王者に輝けるか 【Photo by Mark Thompson/Getty Images】

 7年ぶりにF1参戦する日本人ドライバー角田裕毅、ホンダのラストイヤー、チャンピオン争い……。話題性は十分、期待感もかつてないほど高い。2021年シーズンのF1にはどんなドラマが待っているのだろうか。F1専門メディアに新シーズンを占ってもらった。第3回のテーマは「ドライバーズチャンピオン予想」。最有力は史上最多8度目の年間王者を狙うルイス・ハミルトン。だが、今シーズンは勝手が違うかもしれない。対抗馬の一番手、レッドブルのマックス・フェルスタッペンにもチャンスはある。

ハミルトンを打ち破る瞬間が見られるかも

オートスポーツweb

 開幕戦と同じバーレーンで行われたプレシーズンテストの結果と内容を見る限り、今年のレッドブル・ホンダが昨年のメルセデスAMGを上回っていたのは明らかだった。当然、生き馬の目を抜くF1の世界では、テストの段階で三味線を弾くのは日常茶飯事で、特にメルセデスは昨年もプレシーズンテストで本気を見せず、シーズン初戦で2番手以下を秒単位で引き離してライバルを唖然とさせた。

 開幕戦の予選、しかも予選Q3にならないとマシンの100パーセントを出さないだろうが、そのメルセデスのお家芸を踏まえても、今年のレッドブル・ホンダ、そしてマックス・フェルスタッペンの速さが昨年以上なのは明らか。もちろん期待値も込めてのフェルスタッペン推しではあるが、7度のチャンピオン、2017年から4年連続王座獲得中の絶対王者、メルセデスのルイス・ハミルトンを打ち破る瞬間がついに今年、見られるかもしれない。

タイトル争いの中心はハミルトンだが…

motorsport.com 日本版

 タイトル争いの中心となるのは、やはりハミルトンだろう。今季のマシンは、多くの部分が昨年から引き継がれており、基本的には20年シーズンと同じような展開になるはずだ。ただ、空力開発は自由に行えるため、チーム間のギャップが縮まる可能性は十分にある。

 メルセデスのテストでの走りを見るに、ステアリング修正も多くリヤが不安定な印象を受けた。それでも、このチームはダブルタイトル7連覇を果たしているチームだ。ハミルトンが優勝すらできないほどパフォーマンスを落とすとは考えにくい。たとえ問題があっても、シーズンを通して改善してくるはずだ。またハミルトンにとって、自身8度目となるチャンピオン戴冠が懸かるシーズンだ。メルセデスとの契約には時間がかかったが、モチベーションも高いはずだ。

 チームメートであるバルテリ・ボッタスも、今季こそは打倒ハミルトンを目指して挑むはず。ただハミルトンを倒すのは例年と同じく難しいだろう。

 プレシーズンテストを順調に終えたレッドブルは、例年よりも大きなチャンスを手にしているように見える。ホンダはF1活動最終年となる今シーズンのために、新骨格のパワーユニットを導入している。今季のテストはわずか3日間で、トラブルが起きる原因をつぶしきることはできないだろうが、このテストでトラブルがでなかったのは一安心だ。リヤが不安定だった弱点も新車では改善されているようで、メルセデスとの差が縮まっている可能性は十分にある。

 チームに新たに加わったセルジオ・ペレスもうまく適応できるほどマシンが素直なら、フェルスタッペンとペレスがふたりでメルセデスに戦いを挑むことができるはずだ。

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