《復活!!》今日の濃いバナ!「Are 湯(you) ready?の巻」

チーム・協会

この冬は、銭湯だ!(特別な許可を得て撮影しています) 【オフィス男気大陸】

呼ばれてないないけど、帰ってきたぜ

全国に潜伏するスピジョ、スピオのみなさん、お待たせしました!
頼まれてもいないのに帰ってきましたよ、アレが。
濃縮!濃密!濃厚!の“三濃”で胃もたれ必至のあのコーナー

スピアーズ今日の濃いバナ!が!

復活の濃いバナ!はスピアーズが密かに進めている"江戸川銭湯プロジェクト(勝手に命名)"の全貌に迫る!

みんなの心の準備が整う前に!「スピアーズ今日の濃いバナ!」行ってみよ~!!

◆衝撃のプレスリリース。衝撃の記者会見。

10月末、クボタスピアーズから全世界に向けて一通のプレスリリースが配信された。
タイトルは

江戸川区浴場組合との取り組み発表&コラボ銭湯背景画お披露目記者会見のお知らせ

とある。
およそ日本屈指の強豪ラグビーチームから発信されているとは思えぬ脱力系の文字列。
マッスル広報・岩爪氏から「銭湯とコラボする」という見えない角度から繰り出されるナイマンキックのような提案を受け、今シーズン新たにGM就任した前川氏が、どういうリアクションが正解なのか戸惑ったであろうことは想像に難くない。
実際、「銭湯?WHY銭湯?」と素直なクエスチョンをぶつけたところ「面白いから!」というぐうの音も出ないストロングアンサーを受け、GMという立場に求められているのは常識的な判断ではなく勇気ある決断なのだという事に気づいた前川氏がクボタスピアーズの黄金時代をけん引し、伝説のGMとなるのはもう少しの話…。

一つだけ言えるのは、記者会見in銭湯ババンババンバンバンハビバノンノンであるという事。いい湯だなアハハンであるという事だ…何を企んでいるんだスピアーズ!

ともあれ、スピアーズは至って本気である。いつだって本気で楽しんでいる。ラグビーに関わる全ての事を!

11月5日。いざ迎えた記者会見。
待てよ。マイ桶(ケロリン)は持って行かなくて良いのか?様々な疑念と妄想を湯気の如く立ち昇らせながら、頭の中でチープに自動生成された「記者会見in銭湯」の未来予想図を握り締め、銭湯の暖簾をくぐり、会見場=脱衣所に広がっていたのはまさに地元の風呂屋が大盛況の様子。集まっていたのは紙、映像合わせて7社10名以上のメディア。もちろん脱衣はしていない。もしこの中に「銭湯来るのは初めて」なんていう銭湯白帯のメディアが居たとしたならば、それだけでもこの記者会見は成功と言っても良いだろう。

昭和の銭湯のにぎわいが令和に!(特別な許可を得て撮影しています) 【オフィス男気大陸】

◆壁画

時は少し遡った11月1日。
記者会見の場となった「第二寿湯」は旧き良き時代の姿を今に残す銭湯だ。
壁面に描かれているのはもちろん富士山。「銭湯壁画=富士山」というテッパン不動の組み合わせはその希少性、芸術的観点、銭湯としての伝統からも「壁画描き替えちゃいましょうよ!」なんて提案に対しイージーにOKはできない…という予想をビックリするほどあっさり覆してOKが出てしまい、すぐさま日本に3人しかいない銭湯ペンキ絵師の一人・田中みずき氏によって12時間近くかけて一気に描き変えられてしまった!
ド定番の青い富士山は、朝焼け静かに空を染めるクリスタルキングな陽光に照らされオレンジに輝く橙富士に変身!さらにその橙富士をバックに描かれている競技場(スピアーズえどりくフィールド!)では、スッピーとえどがわ銭湯応援キャラクターの「お湯の富士」がキック合戦を繰り広げ、お湯の富士の左足から空高く蹴り上げられたボールは今まさに「50‐22」を決めようとしている(かどうかは定かではない)という、ファンタジーを超えてもはやカオスな銭湯壁画が爆誕!お見事!
田中さん曰く「心も体もあったまってください!

こんな銭湯、他にないだろ?

激レアな銭湯壁画制作風景(特別な許可を得て撮影しています) 【オフィス男気大陸】

◆湯ったり、たっぷり…

こんな身も心も温まるCRAZYなコラボを快諾したのは第二寿湯を切り盛りする鴫原信之さん。もともとはサラリーマンをやられていたのだが、遠隔地への転勤がイヤで奥様のご実家の家業である銭湯に脱衣いや、脱サラしたという思わず椅子からズリ落ちるような理由で入浴いや、業界入りし、昔気質の銭湯業界に一石どころか二石三石を投じてきた異端児にして風雲児。その精神はチャレンジャースピリットに溢れ、お話にはエスプリが利き、思想は予想通り予想の斜め上を行く。古いのは建物だけ。頭の中はブランニュー。エッジは利きまくっているが、決して風呂屋の本筋からは外れない。「うちは銭湯なんで」。

あくまでも銭湯目線(どんな目線?)で世の中を見つめ、以前からスポーツと銭湯の親和性の高さには大きな期待と関心を寄せていた鴫原さん。スポーツ選手が銭湯の良さをアピールしてくれればそれで桶(オッケー)!という、銭湯の浴槽なみに広い心の持ち主。いい湯加減だがいいかげんではない男。その熱意はまさに熱湯コマーシャル。いいか?推すなよ!(かなりの人気イベントになる事が予想されるので)…絶対に推すなよ!

アイデアの塊、鴫原さん(特別な許可を得て撮影しています) 【オフィス男気大陸】

◆銭湯×スピアーズ

「実際、銭湯が体に良いことは統計からも明らかになっています。そういった事を体を資本にしているスポーツ選手が発信してもらえたらとてもありがたいですね」と、鴫原さんが期待を寄せれば
「クラブハウスには銭湯のように広いお風呂があるわけではないので、どこかで選手がゆっくり銭湯に入れるような機会があれば良いなと思っています」と風呂の熱気に紅潮した前川GMも応える。
最後にもう一丁、鴫原さん、スピアーズへのご要望があればぜひ!
「それはもう、ぜひ優勝してほしいなと思います!」と力強い要望。
その力強さに大きな前川GMは圧倒されながらも「そうなれるよう、良い準備を進めていきたいと思います!」とチャームポイントである満面のスマイルを湛えて力強く宣言。「いよっ!新GM!」と思わず合いの手が入れたい衝動に駆られたが、グッとこらえた。

にしても、である。江戸川区の銭湯に突如として選手が風呂桶片手にゲリラ銭湯したり、同時多発銭湯したり、海外にルーツを持つ選手たちが文化の違いを乗り越えて銭湯でひとっ風呂浴びてこうなんて話になろうものなら…それだけでシビレる画(え)になるのだが、それはあくまでもアーミーの妄想の範囲にとどめておいてほしい。選手がなかなか行けないというのであれば代わりにアーミーが行けばいいだけの話!

ファンタジー以上、カオス未満!(特別な許可を得て撮影しています) 【オフィス男気大陸】

田中みずきさんによる渾身のスッピー&お湯の富士コラボ壁画が見られる第二寿湯をスタートにするかゴールにするかはあなた次第だが、江戸川区浴場組合に加盟している銭湯の入浴コンプリートを究極目標に据えてこのコラボに参加してほしい。
スタイルはお任せするが、せっかく銭湯に行くのだから、スピアーズとのコラボに参加してくれた江戸川区の“小粋な”各銭湯の個性をゆっくりと堪能してほしい。
ただし!銭湯の中は撮影禁止。銭湯マナーをしっかり守りつつ、その湯を骨身にしみ込ませ、スッピーとお湯の富士をその目に焼き付けろ!

もうあなたには見えているはずだ。
試合の興奮、応援の疲れを銭湯で癒す自分の姿が。
風呂上がりに牛乳を飲み干し、スタンプラリーを押す自分の姿が。
2025年はえどりくで観戦後に江戸川区の銭湯めぐってあったまって、えどりく観戦ペアチケットもらってあったまって、オリジナルタオルゲットしてあったまって、またえどりくに来てみんなとトゥゲザーしてあったまって…江戸川銭湯有限ループにハマる自分の姿が!

湯船に体をゆっくり沈める時にはぜひ「……んっゔヴううぅあ~~~~~~~~ッ」と沁みる唸り声を上げるべし!

さぁ、心ゆくまで銭湯&スピアーズ三昧。


Are 湯(you) ready?


以上、スピアーズ今日の濃いバナ!でした!



文:オフィス男気大陸

※スピアーズと江戸川区浴場組合のスタンプラリーの詳細は12月中に発表予定です。

※リンク先は外部サイトの場合があります

江戸川区の銭湯で会おう!(おそらく特別な許可を得て撮影しています。はい。) 【オフィス男気大陸】

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著者プロフィール

〈クボタスピアーズ船橋・東京ベイについて〉 1978年創部。1990年、クボタ創業100周年を機にカンパニースポーツと定め、千葉県船橋市のクボタ京葉工場内にグランドとクラブハウスを整備。2003年、ジャパンラグビートップリーグ発足時からトップリーグの常連として戦ってきた。 「Proud Billboard」のビジョンの元、強く、愛されるチームを目指し、ステークホルダーの「誇りの広告塔」となるべくチーム強化を図っている。NTTジャパンラグビー リーグワン2022-23では、創部以来初の決勝に進出。激戦の末に勝利し、優勝という結果でシーズンを終えた。 また、チーム強化だけでなく、SDGsの推進やラグビーを通じた普及・育成活動などといった社会貢献活動を積極的に推進している。スピアーズではファンのことを「共にオレンジを着て戦う仲間」という意図から「オレンジアーミー」と呼んでいる。

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