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スペイン4大スポーツ紙と甲乙つけがたい
主要ラジオ局のサッカー移籍情報の確度

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久保建英の新たなレンタル移籍先についても、さまざまな噂が飛び交った。二次情報として扱う際には、事前にしっかりとフィルターにかけてから発信したい
久保建英の新たなレンタル移籍先についても、さまざまな噂が飛び交った。二次情報として扱う際には、事前にしっかりとフィルターにかけてから発信したい【Getty Images】

 日本でも有名なスペインのメディアと言えば、『マルカ』や『ムンド・デポルティーボ』といったスポーツ紙だろう。それぞれ歴史も長く、媒体に対する信頼度が高いのは確かだが、それとともに忘れてならないのが、ラジオと有力な地方紙の存在だ。主要メディアの移籍情報について、その信ぴょう性をジャッジする企画の第2回、スペイン編をお届けする。

※星の数で表した「移籍の信ぴょう性」は5段階評価

スペインにおけるラジオの影響力の強さ

【ラジオ局】

■カデナ・セール

移籍情報の信ぴょう性:★★★★☆(4)

■カデナ・コペ

移籍情報の信ぴょう性:★★★★☆(4)

■オンダ・セロ

移籍情報の信ぴょう性:★★★☆☆(3)


 スペインのサッカー文化の成熟度を語るうえで、欠かせないのがラジオだ。とりわけ毎日深夜に放送されるスポーツ番組の影響力の強さは、他のヨーロッパ諸国の比ではない。


 そして、その代表格と言えるのが『カデナ・セール』の<エル・ラルゲロ>、『カデナ・コペ』の<エル・パルティダッソ・デ・コペ>、『オンダ・セロ』の<エル・トランシストール>という全国キー局が放送する3番組である。


 各局間での聴取率競争は熾烈(しれつ)を極める。この3番組はそれぞれ大物MCを抱えており、それをサポートするのが、国内に点在する各支所に所属している記者たちだ。彼らはクラブの内部に深く食い込み、当然ながら移籍情報にも精通する。その確度の高さは後述する4大スポーツ紙と甲乙つけがたい。


 ただし、そんなラジオ番組のデメリットの1つが、速報性だ。スクープを入手しても、放送時間という足かせが常にあるからだ。もっとも最近は、各記者が事前にSNSを通して小出しで情報を流し、番組内でその全容を伝えるというスタイルが定着。その情報戦は過熱のいちずをたどっている。


 また、ローカル局もそれぞれの管轄地域において強い影響力を持っている。『カタルーニャ・ラディオ』、『オンダ・マドリード』、『ラディオ・ガレガ』(ガリシア地方)、『カナル・スール・ラディオ』(アンダルシア地方)といったところがその代表格だ。

スポーツ紙4強のそれぞれの特徴

スペインの4大スポーツ紙は、それぞれブランドも確立されており、情報の信頼性も高い。各媒体が管理する直営のニュースサイトも人気だ
スペインの4大スポーツ紙は、それぞれブランドも確立されており、情報の信頼性も高い。各媒体が管理する直営のニュースサイトも人気だ【Getty Images】

【スポーツ紙】

■マルカ

移籍情報の信ぴょう性:★★★★☆(4)

■アス

移籍情報の信ぴょう性:★★★☆☆(3)

■ムンド・デポルティーボ

移籍情報の信ぴょう性:★★★☆☆(3)

■スポルト

移籍情報の信ぴょう性:★★★☆☆(3)


『マルカ』、『アス』、『ムンド・デポルティーボ』、『スポルト』が、国内スポーツ紙の4強を形成する。それぞれ歴史が長い分、ブランドも確立されており、それだけ情報の信頼性も高い。


 その中で『マルカ』と『アス』がレアル・マドリー寄り、『ムンド・デポルティーボ』と『スポルト』がバルセロナ寄りと、明確に線引きされていることは、ラ・リーガに詳しい日本の読者ならご存じだろう。

下村正幸

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