パ・リーグ各球団の週間MVPは? 柳田が3本塁打、外崎は打率5割と大当たり
パ・リーグ各球団の週間MVPは? 【写真は共同】
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柳田のバットが止まらない。8月は2週連続で打率.375(ともに24打数9安打)と快音を響かせ続けた男は、ロッテとの6連戦(2勝3敗1分け)に臨んだ先週も計22打数7安打の打率.318、3本塁打、6打点と好調をキープ。21日の第4戦からは3試合連続本塁打を放ち、22日と23日はともに先制アーチ。一時は首位を明け渡したチームを連勝に導き、再び単独首位の座に押し上げた。開幕から絶好調で、6、7月の月間MVPを受賞した柳田(打率.379、10本塁打、26打点)だが、8月も現時点で打率.356、8本塁打、18打点の好成績を残している。コロナ禍、猛暑、徹底マーク…。あらゆる困難、試練も自らの糧とする主砲のスイングに今週も注目したい。
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首位・ソフトバンクとの6連戦を3勝2敗1分けと勝ち越したロッテ。一時は球団50年ぶりという“8月単独首位”に立ったが、その流れを作ったのがカード初戦の勝利。その試合に先発したのが美馬だった。今季9試合目のマウンドに上ると、初回からテンポ良くホークス打線を仕留め、3回から7回までは1人の走者も許さない完璧なピッチングを披露。8回にソロ被弾に味方の2失策などで3点を失ったが、8回を投げて5安打4失点(自責2)で4勝目。相手の先発がエースの千賀滉大だったことも、この日の勝利の価値を上げるものとなった。楽天に所属していた昨季、対ソフトバンク7試合で3勝1敗、防御率1.97だった美馬は、今季も2試合で2勝0敗、防御率2.08の“鷹(たか)キラー”ぶり。首位再奪取へのキーマンになりそうだ。
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敵地での日本ハム6連戦を2勝3敗1分けで終えた楽天。21日の第4戦に先発して9回途中1失点で4勝目を挙げた則本昂大の力投も印象深かったが、それ以上に打線を引っ張った島内の働きを評価したい。18日の第1戦で3安打猛打賞をマークすると、第3戦では3点ビハインドの9回2死の土壇場から同点に追い付く起死回生の3ラン。翌21日には欠場した茂木栄五郎に代わってゲームキャプテンを任されると、6回2死1塁から左中間を破る価値ある先制打を放つ活躍を見せた。先週の6試合で、20打数9安打の打率.450の高打率に、価値ある1本塁打で計5打点。今季通算打率でも3割目前となった。ビジターでの「6連戦×2カード」を終えて本拠地6連戦となる今週も期待したい。
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