連載:石橋貴明が語る! 高校野球名勝負

石橋貴明が送る、球児へのメッセージ 「人生の“次の試合”はすぐに始まる!」

大利実
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帝京高校野球部出身の石橋貴明。卒業して41年になるが、高校野球に抱く情熱は今も変わらない 【水上俊介】

 高校野球が好きな石橋貴明さんに「夏の甲子園・名勝負ベスト3」の選定をお願いするも、あまりにも思い入れが深すぎて順位付けが困難に。それなら春のセンバツも含め、印象に残っている名勝負に名選手、すべて語ってもらいましょう! 最終回は、中止になった春のセンバツと夏の選手権大会に抱くタカさんの思いと、球児へのメッセージを送ります。(取材日:2020年7月24日)

“決着がつかない”特別な夏

――今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響により、春のセンバツ、夏の選手権大会ともに中止となりました。現在、各地で都道府県独自の代替大会が行われ、8月10日からは甲子園でセンバツ代表校による1試合ずつの交流試合が行われています。

 率直に言って、かわいそうですよね。モチベーションの保ち方が難しいと思います。

――もし、タカさんが高校3年生だったら、どんなことを考えていたと思いますか?

 うーん……。先日、キヨさん(清原和博)ともこのことで話をしたんですけど、想像がつかないです。夏の甲子園がない高校野球なんて、考えられない。
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著者プロフィール

1977年生まれ、横浜市出身。大学卒業後、スポーツライター事務所を経て独立。中学軟式野球、高校野球を中心に取材・執筆。著書に『高校野球界の監督がここまで明かす! 走塁技術の極意』『中学野球部の教科書』(カンゼン)、構成本に『仙台育英 日本一からの招待』(須江航著/カンゼン)などがある。現在ベースボール専門メディアFull-Count(https://full-count.jp/)で、神奈川の高校野球にまつわるコラムを随時執筆中。

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