Jリーグ公式Twitterの人気ハッシュタグ 「#教えてほしいJ」が面白い
中断に飢えたファンを楽しませようと…
人気ハッシュタグ「#教えてほしいJ」の第1回は中村憲剛がスーパープレーを自ら解説 【写真:築田純/アフロスポーツ】
1月30日には政府の対策本部が設置される事態となり、感染拡大防止のため各クラブも練習見学やファンサービスの制限を開始。徐々に厳戒態勢が取られるなか、国内最初のタイトル戦となる2月8日にはゼロックス・スーパーカップが開催。2月16日にはルヴァンカップが、さらには2月21日から23日にかけてはJ1・J2が開幕。なんとかスタートにはこぎつけたが、2月24日の政府専門家会議の見解を受け、翌25日午前にはルヴァンカップ第2節の中止が決定。そして夕刻には、3月15日までのすべての公式戦の中止が決定された。移行も情勢の悪化に伴って再開時期は都度延期され、4月3日にはついに「白紙」に。しばらくは、日常からサッカーがなくなることが確定的となった。
記念すべき第1回のツイートは5月13日。2019シーズン第2節の中村憲剛(川崎フロンターレ)のフリーキックを題材として、『選手がプレー時に考えていたことを質問していく企画「#教えてほしいJ」』がスタートした。
Jリーグ公式アカウントの質問に対して、選手が自身のアカウントで引用リツイートで回答する。中村は「あ、これ入るな」という感覚があったこと、ゴールへの軌道がはっきり見えていた心境をツイートした。
中断中は昨季の試合ないし今季開幕節からピックアップされていたが、再開後は各節のスーパープレーがピックアップされ、よりライブ感覚なやり取りとなっている。
スーパープレーの裏側を知ることができる
このように、対象となった選手によって、理論的であったり感覚的であったり、ジョークも交えたりと回答がさまざまなのも楽しめる点だ。当初から再開後も続けるつもりだったのかは分からないが、開始から約2カ月半で実に31回を数えるこの企画。今後もファンが選手の頭をうなずいたり、スーパープレーの裏側を知るのに貴重なハッシュタグとして注目していきたい。
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