サラゴサが香川真司に選ばれた理由 ベストの選択ではないかもしれないが…
プレーオフの日程がついに決定。香川真司はサラゴサ悲願の昇格に導けるか 【写真:ムツ・カワモリ/アフロ】
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プレーオフを戦う準備はできている
不透明なことが多すぎますね。1チームの集団感染という予期せぬ事態が突然に生じてしまい、いまだに解決されてないまま2週間が経とうとしています。特にチームにとっては難しい状況です。彼らはいつでも戦える状況でスタンバイしているのですが、まだ対戦相手も、いつ試合ができるのかも分かっていません。そのような状況下で2週間が経過した頃、我々のチーム内にもひとり感染者が出てしまいました。幸いすぐに発見し、当人を隔離したことで感染拡大を防ぐことはできましたが、引き続きラ・リーガと協会、政府機関らの決定を待たされています。選手たちは試合に向けてトレーニングするのが常であり、いつ解決するかも分からない宙ぶらりんの状態で我慢を強いられることには慣れていないのです。
――デポルティーボ対フエンラブラダのみを延期した時点で、すべてのチームに公平な解決策はなくなったように思えます。どのような形で解決すべきだと考えていますか?
もちろん我々はプレーオフを戦うことを望んでいます。そのためにもう2週間も前から準備を整えているわけです。プレーオフを戦うつもりでいますが、我々の意思とは別のところで生じている問題もあります。選手との契約です。通常選手との契約は6月30日に終了しますが、今季は特別に8月頭まで延長しています。今はそれをさらに延長する必要に迫られているのですが、いつまで延ばせばいいのかも分かっていません。この問題はとりわけレンタル契約の選手に影響が出ています。選手本人だけでなく、保有元のクラブの意思にも左右されかねないからです。
今の状況がどう落ち着くのか、見当もつきません。我々が3位でリーグを終えたことも考慮する必要があるでしょう。残るひとつの昇格枠はプレーオフによって決めるべきですが、プレーオフの開催が不可能になればどのチームを昇格させるのか決めなければなりません。プレーオフに進出した4クラブを昇格させ、来季の1部を23チームで構成する可能性もあるでしょう。理想的な案だとは思いませんが、プレーオフが行えないのであれば4クラブすべてを昇格させるべきです。
香川を獲得するに至った経緯
なぜ香川は2部でプレーすることを選んだのか。クラブ、街の魅力が決断に影響を与えたのかもしれない 【写真:なかしまだいすけ/アフロ】
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