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ウエスカが岡崎慎司に期待すること
新たな日本人選手を獲得するよりも…

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岡崎慎司は12ゴールを挙げ、エースストライカーの責務を全う。1部昇格の立役者となった
岡崎慎司は12ゴールを挙げ、エースストライカーの責務を全う。1部昇格の立役者となった【写真:ムツ・カワモリ/アフロ】

 ウエスカは17日、ヌマンシア戦に勝利して自動昇格となる2位以内を確定させ、昇格を決めた。わずか1年で1部に返り咲きとなった。立役者は12ゴールを挙げ、チーム得点王でもある岡崎慎司だ。加入1年目ながら、エースストライカーとして文句なしの結果を出し、昇格に導いた。クラブ初の日本人選手、岡崎慎司はウエスカにとってどのような存在か。また、今後どんな可能性があるのか。結果的に昇格を決めた日の前日、マーケティングディレクターのホアキン・アイネト氏に聞いた。(取材日:7月16日)

岡崎を獲得した4つの理由

――岡崎選手を獲得した経緯を教えてください。


 ご存知の通り、オカザキの獲得はマーケットの終了間際に思わぬ形で実現しました。当初、彼はマラガと契約していたからです。しかしサラリーキャップの問題が生じ、マラガでプレーできていなかったため、スポーツディレクターはチャンスと見て彼とコンタクトを取りました。


 オカザキの獲得に動いた理由をスポーツディレクターに聞いたところ、まず能力的な特徴がチームに合っていたこと。次にとても賢い選手だと感じたこと。3つ目は日本人選手に期待できる注目度の高さ。そして何よりプレミアリーグを制した勝者のメンタリティーを持っていること。それらの条件を兼ね備えた彼を獲得できるチャンスが幸運な形で生じ、契約に至ったというわけです。


――これまで11ゴール。彼のパフォーマンスには満足していますか?(編注:17日のヌマンシア戦でも得点して12ゴール)


 彼は規律を重んじる、監督とクラブのフィロソフィーに適した選手なので、活躍してくれると信じていました。クラブは義務感、謙虚さといった価値観を持っているのですが、オカザキはそれらに合致した選手ですから。当初は1トップの役割に慣れるまで苦労したかもしれません。ラファ・ミルが1月に加入するまで、他にその役割をこなせる選手がいなかったので。シーズンの後半はより自由に動けるようになり、彼の良さが出しやすくなりました。


 いずれにせよ、彼はこれまで多くのゴールを決めています。特筆すべきはVARの介入により7ゴールも取り消されていることです。スポーツディレクターは「今日の試合はVARがないから安心してゴールできるぞ」なんて冗談を言うようになったくらいです。彼もそれを聞いて笑っていますよ。


――プレー以外の部分も含め、チームへの適応は問題ありませんでしたか?

工藤拓
工藤拓

東京生まれの神奈川育ち。桐光学園高‐早稲田大学文学部卒。幼稚園のクラブでボールを蹴りはじめ、大学時代よりフットボールライターを志す。2006年よりバルセロナ在住。現在はサッカーを中心に欧州のスポーツ取材に奔走しつつ、執筆、翻訳活動を続けている。生涯現役を目標にプレーも継続。自身が立ち上げたバルセロナのフットサルチームは活動10周年を迎えた。

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