【スノーボード】女子村瀬が3位!初戦に続き表彰台に!FISスロープスタイル・ワールドカップ ラークス(スイス)

チーム・協会
 スノーボードのワールドカップ(W杯)は現地時間1月18日、スイスのラークスで今シーズン2戦目となるFISスロープスタイル・ワールドカップの決勝が行われました。女子では村瀬心椛(TOKIOインカラミ スノーボード部)が3位を獲得。村瀬は初戦のスロープスタイル・ワールドカップで優勝しており、2戦続けて表彰台に輝きました。

3位入賞した村瀬心椛。中央)1位 Mia Brookes 左)2位 Zoi Sadowski Synnott 【全日本スキー連盟】

 女子決勝には村瀬心椛(TOKIOインカラミ スノーボード部)、岩渕麗楽(BURTON)、鬼塚雅(ISPS)の3名が出場。
 村瀬は1本目に自身の演技を成功させ68.43ポイントで4位につける。2本目にジャンプセクションの難易度をあげた演技を披露し、71.15ポイントで3位に滑り込む。そのまま抜かされることなく3位でフィニッシュとなりました。
 優勝したのは世界選手権金メダリストのMia Brookes(イギリス)。1stセクションから7thセクションまで全てのセクションにおいて高い得点を繰り出し、女子唯一の80ポイントを叩き出し優勝を果たしました。2位に入ったのはZoi Sadowski Synnott(ニュージーランド)でした。

村瀬心椛(ムラサキスポーツ)が3位入賞した演技内容
1stセクション:CAB270オン270オフ (8.41)
2ndセクション:FSブラント270オフ(7.24)
3rdセクション:FS1080(3回転)トラックドライバー(8.23)
4thセクション:BS900(2回転半)テール(5.85)
5thセクション:CABアンダー540(1回転半)インディ(4.99)
6thセクション:BSエアー メランコリーグラブ(2.97)
7thセクション:FSリップスライド-BSボードスライド(7.56)
セクションポイント:45.25ポイント
構成ポイント:25.90ポイント
合計71.15ポイント

Mia Brookes(イギリス)の優勝を決めた演技内容
1stセクション:SWBボードスライド-FSボードスライド270オフ (8.37)
2ndセクション:50-50to360オフ ロールグラブ(7.20)
3rdセクション:BS900(2回転半)インディ(7.29)
4thセクション:CAB900(2回転半)ウェドル&テール(6.79)
5thセクション:FS720(2回転)インディ(7.60)
6thセクション:ハンドプラント&ノーズグラブ(7.20)
7thセクション:50-50toBSボードスライド270オフ(8.10)
セクションポイント:52.55ポイント
構成ポイント:32.31ポイント
合計84.86ポイント

 岩渕と鬼塚は自身の演技を完璧に決め切ることができず、得点を伸ばすことができませんでした。岩渕は5位入賞、鬼塚は7位入賞で今大会を終えました。

女子決勝の得点 【FIS国際スキー連盟】

 男子では木村 葵来(ムラサキスポーツ)、飛田 流輝(ウィルレイズ)、宮村 結斗(ムラサキスポーツ)の3名が準決勝に進みましたが、3名とも自身の演技に精彩を欠き決勝にコマを進めることができませんでした。

 スロープスタイルシーズン2戦目。ビッグエア種目では着実に結果を残した日本スロープスタイル・ビッグエアチーム。今回のスイスワールドカップでは村瀬が唯一の表彰台となりました。次戦は1月30日からのアメリカ・アスペンにてビッグエア最終戦とスロープスタイル3戦目です。今後の戦いからも目が離せません。

男子最終リザルト
15th TOBITA Ruki
16th MIYAMURA Yuto
18th KIMURA Kira
27th HASEGAWA Taiga
28th KIMATA Ryoma
50th OGIWARA Hiroto

女子最終リザルト
3rd MURASE Kokomo
5th IWABUCHI Reira
7th ONITSUKA Miyabi
18th SUZUKI Momo
30th FUKADA Mari
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著者プロフィール

公益財団法人全日本スキー連盟は、日本におけるスキー・スノーボード競技を統括すると同時に、普及・振興の役割も担う競技団体。設立は1925年、2025年には設立100周年を迎える。スキージャンプ、ノルディック複合、クロスカントリー、アルペン、フリースタイル、スノーボードの6競技において、世界で戦う選手たち「SNOW JAPAN」の情報や、FIS(国際スキー・スノーボード連盟)ワールドカップなどの大会情報をお届けします。

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