連載:岡田メソッドの神髄

トレーニング計画から無人島体験まで… 岡田メソッドを構成する各要素

岡田武史
アプリ限定

第4回

岡田氏のワールドカップの経験やFC今治での試みが詰まった岡田メソッド。無人島体験も含むさまざまなプログラムが盛り込まれている 【写真:Action Images/アフロ】

ゲーム分析とトレーニング計画

 岡田メソッドでは、プレーモデルや、テクニックとプレーパターンを習得するために、年代別(習熟度別)にトレーニングテーマを設定しています。そして、テーマごとに、トレーニングエクササイズを作成しています。

 エクササイズは、次の4つに分類されており、コーチングポイントが明確になるようにしています。

1. ドリルエクササイズ
2. クラリティエクササイズ
3. ポジショナルエクササイズ
4. シチュエーションエクササイズ

 エクササイズはテーマ別、または年代別に異なるのでその数は膨大です。そのため本書では割愛していますが、第7章「ゲーム分析とトレーニング」で、いくつかのエクササイズ例を紹介しています。(※本記事は書籍「岡田メソッド」からの一部抜粋です)
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著者プロフィール

株式会社今治.夢スポーツ代表取締役会長。1956年大阪府生まれ。早稲田大学政治経済学部を卒業後、古河電気工業サッカー部(現ジェフユナイテッド市原・千葉)に入団し、日本代表に選出。引退後は、日本代表監督(二度のW杯出場)、コンサドーレ札幌監督(J2優勝)、横浜F・マリノス監督(J1二連覇)、中国スーパーリーグの杭州緑城監督を歴任。2014年にFC今治オーナー就任。AFC(アジアサッカー連盟)最優秀監督、Jリーグ最優秀監督、日本サッカー殿堂入りなど受賞歴多数。

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