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近鉄OB同窓会
30年後に振り返る「10・19」
事実上V逸の直後、乱闘寸前となったわけ

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10・19第1試合。9回2死から代打・梨田のタイムリーで二塁走者・鈴木(44)が本塁生還、中西コーチ(奥)、安達(右)と抱き合う
10・19第1試合。9回2死から代打・梨田のタイムリーで二塁走者・鈴木(44)が本塁生還、中西コーチ(奥)、安達(右)と抱き合う【写真は共同】

 西武との激しい優勝争いを続けていた近鉄はその日、ロッテとのダブルヘッダーに2連勝すればリーグ優勝を決めることができた。超満員の川崎球場。スタンドはファンで埋め尽くされ、球場周辺に入りきれないほどの人が集まり、異様な熱気に包まれた。

「牛島さんなら勝てる」と思った理由

――そして、いよいよ10月19日を迎えました。場所は川崎球場。超満員の3万人が押しかけて、弁当も買えず、球場に入れなかったファンも大勢いた。僕はラジオで実況させてもらいましたが、まずは第1試合。プレッシャーが非常にあった中で鈴木(貴久)さんが結構当たっていたんですが、ロッテの小川投手の前に打線が沈黙気味になりました。


大石 試合展開が早かったよね。


――そうですね。初回にロッテに先制点を取られるんですが、鈴木さんがようやく8回にチーム2本目のヒットを打ってチャンスを作って、そこから仰木(彬)監督が代打攻勢をかけていった。リードされたまま終盤に入っていった空気はどうでしたか?


加藤 負ける雰囲気はなかったですよ。残り15試合くらいから、やっぱり僕も優勝したいじゃないですか。気持ちの方も、自分の成績うんぬんよりもチームが勝つためにってなっていたし、チーム全体として、他のみんなも負ける気はしてなかったと思いますよ。


――そうなんですね! いや、僕なんかは見ていてやきもきしていましたよ。8回に代打の村上(隆行)選手が二塁打を打って同点になったんですけど、ダブルヘッダーの第1試合は9回で終わりだったので、残り1イニングでどうしても逆転しないといけなかった。


加藤 それ、知らんかったんですよ。


――えぇ!?


一同 ははは!(笑)

ベースボール・タイムズ
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プロ野球の”いま”を伝える野球専門誌。年4回『季刊ベースボール・タイムズ』を発行し、現在は『vol.41 2019冬号』が絶賛発売中。毎年2月に増刊号として発行される選手名鑑『プロ野球プレイヤーズファイル』も好評。今年もさらにスケールアップした内容で発行を予定している。

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