プロ野球13球団・平成の名助っ人特集
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スポーツナビでは「アナタが選ぶ!プロ野球13球団・平成の名助っ人」企画を実施。
日々ご愛用いただいているスポナビユーザーに、大阪近鉄バファローズを含むプロ野球13球団で平成(1989年~2019年4月)にプレーした外国人選手を、各球団最大3人選んで投票していただきました。
4月29日の広島から5月11日の近鉄まで、13日間連続で結果を公開します。
今回は近鉄編。1位に輝いた助っ人選手は!?
順位 | 選手名 | ポジション | 在籍年 | 得票率 |
---|---|---|---|---|
1 | タフィー・ローズ | 野手 | 1996~2003 | 80.39% |
2 | ラルフ・ブライアント | 野手 | 1988~95 | 67.76% |
3 | ジェレミー・パウエル | 投手 | 2001~04 | 20.37% |
4 | フィル・クラーク | 野手 | 1997~00 | 8.41% |
5 | ジム・トレーバー | 野手 | 1990~91 | 5.00% |
6 | ハーマン・リベラ | 野手 | 1989 | 1.63% |
7 | ヘクター・カラスコ | 投手 | 2004 | 1.30% |
8 | ナルシソ・エルビラ | 投手 | 2000~01 | 1.15% |
9 | マリオ・バルデス | 野手 | 2004 | 0.96% |
10 | ショーン・ギルバート | 野手 | 2001 | 0.86% |
11 | R.J.レイノルズ | 野手 | 1993 | 0.82% |
12 | リー・スチーブンス | 野手 | 1994~95 | 0.67% |
13 | ロブ・マットソン | 投手 | 1998~99 | 0.53% |
14 | C・D(クリス・ドネルス) | 野手 | 1996 | 0.38% |
14 | ショーン・バーグマン | 投手 | 2001~02 | 0.38% |
14 | ラリー・バーンズ | 野手 | 2004 | 0.38% |
17 | ケビン・バーン | 投手 | 2003~04 | 0.34% |
18 | ルイス・アキーノ | 投手 | 1996 | 0.14% |
19 | ジェシー・リード | 野手 | 1991~92 | 0.05% |
19 | ブラッド・ツイドリー | 投手 | 2000 | 0.05% |
19 | ウィル・フリント | 投手 | 2001 | 0.05% |
寸評
ローズと中村紀洋(写真右)の3、4番コンビは、今でも「いてまえ打線」の象徴として語り継がれている(写真は共同)
2004年シーズンをもって消滅した大阪近鉄バファローズ。1位に選ばれたのは中村紀洋とともに「いてまえ打線」の中核を担ったタフィー・ローズだ。01年にはシーズン最多記録タイ(当時)となる55本塁打をマーク。MVPに選ばれる活躍で12年ぶりの、そして近鉄最後となるリーグ制覇に導いた。04年以降は巨人、オリックスでプレー。NPB在籍13年間で放った通算464本塁打は歴代13位、外国人選手としてはトップだ。寝かせたバットを頭上で小刻みに動かす特徴的な打撃フォームは、多くの野球少年がまねした。
2位は「奇跡の4連発」が有名なラルフ・ブライアント。平成元(1989)年の優勝争いが佳境にあった10月12日、ダブルヘッダーを通じて4打数連続ホームランを放ち、V5を目指していた西武を下してリーグ制覇を果たした。同年、MVPを受賞。在籍8年で3度の本塁打王に輝いた。一方で三振も際立って多く、93年の204三振を筆頭に、シーズン三振ランキングの上位4傑を独占している。
3位のジェレミー・パウエルは01年シーズン途中に入団。02年には最多勝、最多奪三振のタイトルを獲得し、低調だった先発陣にあって孤軍奮闘の活躍を見せた。