北方悠誠、諦めず勝ち取ったMLBの切符 運命を変えたダルビッシュ有との出会い
ドジャースとマイナー契約を結んだ北方悠誠。ウインターリーグが行われているニュージーランド・オークランドで、これまでの苦難の道のりと、新たな夢に向けての抱負を聞いた 【撮影:前田恵】
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投げることが嫌いになったNPB時代
ダルビッシュとトレーニングを行い、徐々に投げられるようになったという 【(C)www.smpimages.com/baseball.com.au】
ひと言で言えば、「自分を必要とされていない」ということだと思います。必要とされる場所がなければ、それまで。でも選手としてではなくても、野球に携わる仕事が続けられるのであれば、それもまた「諦めていない」ということだと思います。
――ここまで、野球を諦めそうになったことはありましたか。
諦めるタイミングは2、3回ありました。DeNAで2014年のオフ、戦力外通告を受けたときは、「もうやめようかな」という気持ちと「まだできるんじゃないかな」という気持ちが半々ぐらいでした。実家へ帰って、家族に相談もしたぐらいです。
――家族の方はなんと?
「自分がやりたいんだったら続けろ」と。その言葉の通り、ここまで来ています。
――DeNA時代には、いわゆる“イップス”のような状態になったそうですね。
ボールを投げられないのがイップスなのか、感覚がなくなるのがイップスなのか、“イップス”の解釈にも正解はないと思うんですが、ボールはうまく投げられないし、メンタル的にもしんどくなりました。野球が好きなのに、投げるのが嫌いになった。投げたくなくなりました。
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