日本馬の衝撃が再び豪州を襲うか GI参戦リスグラシュー現地でも断トツ人気
今年のクイーンエリザベスSで女傑ウィンクス(青帽)の2着に迫ったクルーガー(左)、今回のコックスプレートでもチャンスは大きい 【Photo by Getty Images】
クルーガーに大きなチャンス
昨年末の香港ヴァーズ2着など海外実績もあるリスグラシュー(右)、コックスプレートの現地人気も抜きん出ている 【Photo by Getty Images】
2番手グループのミスティックジャーニーは距離課題?
キャステルヴェキオも前走のG1スプリングチャンピオンステークスで2000mに初挑戦。結果は1馬身差の2着だったが、3歳馬のため今回は斤量49.5kgの恩恵がある。日本に置き換えれば皐月賞の時期に大阪杯を狙うような話で、それでも厳しい条件に感じるが、3歳馬には過去10年でシェイマスアワード(2013年)とソーユーシンク(2009年)の優勝例がある。しかも、シェイマスアワードには重賞好走歴こそあったものの、コックスプレートがキャリア初勝利の離れ業。2000m以上の距離も初挑戦と、現時点の比較ではキャステルヴェキオより格下だった。