佐々木、森下らプロ注目選手が豪華共演 侍J壮行試合は意地がぶつかる好ゲームに
序盤は高校代表が主導権を握る
高校代表の先発・佐々木は、最速156キロをマークするなど、持ち味を存分に発揮 【Getty Images】
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試合が動いたのは2回表。高校代表は4番・石川昂弥(東邦)の中前二塁打を皮切りに相手のエラーも絡んで先制した。4回にはまたも安打を放った石川、5番の遠藤成(東海大相模)の安打で2死一、二塁となり、6番の熊田任洋(東邦)の適時打でさらに1点を加えた。
大学代表も反撃、1点を争う好ゲームに
大学代表の海野は、1本塁打を含む2安打1打点をマーク 【Getty Images】
その後、高校代表は5回にまたしても石川が逆転2点適時打を放ったかと思えば、大学代表は6回に牧の本塁打で同点に。互いの投手が持ち味を発揮したかと思えば、打線が再び攻めるなど、1点を争う接戦のまま終盤を迎えることになった。
9回表。高校代表の代打で登場した武岡龍世(八戸学院光星)が右翼線へ二塁打を放ってチャンスを作ると、次打者の熊田が犠打を決め、途中出場の8番・山瀬慎之助(星稜)のセーフティスクイズで勝ち越しに成功した。だが、その裏に大学代表は古川裕大(上武大)が振り逃げで出塁すると、途中出場の大学代表の主将・篠原涼(筑波大)が中前適時打(送球間に二塁へ進塁)。さらに篠原は隙を見て三盗を成功させ、一打サヨナラの場面を作った。だが、5番手で登板していた飯塚脩人(習志野)が伸びのあるストレートで最後の打者・児玉亮涼(九州産業大)を三振に斬って取りゲームセット。試合は5対5の引き分けに終わった。