男子ウインターカップ歴代最強校ランキング

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 今年も熱戦が期待されるウインターカップ。これまでも数々の「名チーム」が歴史を刻んできた。男子で好成績を残した学校の中で、「歴代最強」に輝いた学校は!?

順位 チーム
(年度・結果)
紹介文 主な選手
1 能代工(1998年・優勝) 田臥、菊地、若月で9冠達成 田臥勇太など
2 福岡第一(2019年・優勝) 河村、小川の高速バスケットで高校2冠 河村勇輝など
3 明成(2015年・優勝) 八村塁を擁して3連覇を達成 八村塁、納見悠仁など
4 能代工(1997年・優勝) 3年畑山・小嶋、2年田臥、菊地、若月の最強 田臥勇太など
5 福岡第一(2018年・優勝) 福岡第一2年ぶり制覇 松崎裕樹、河村勇輝など
6 洛南(2006年・優勝) 湊谷の40得点は男子決勝個人最多得点タイ記録 辻直人、比江島慎など
7 洛南(2008年・優勝) 比江島、谷口3連覇達成 比江島慎、谷口大智など
8 能代工(1991年・優勝) 小納兄弟、大場のスピードあるバスケで魅了 小納真良、小納真樹など
9 延岡学園(2011年・優勝) 決勝で渡邉雄太率いる尽誠学園を倒して優勝 ベンドラメ礼生など
10 洛南(2002年・優勝) 竹内ツインズを擁して冬を初制覇 竹内公輔、竹内譲次など
11 仙台(2000年・優勝) 公立校に通う“普通の子”が大会2連覇 志村雄彦など
12 福大大濠(2014年・準優勝) 明成の3連覇の前に立ちはだかった最強ライバル 津山尚大、牧隼利など
13 能代工(2001年・優勝) 大会屈指のガードコンビで能代工復活優勝 山田謙治、新井靖明など
14 福岡第一(2023年・優勝) 連戦の中で際立った脚力と守備 崎濱秀斗など
15 北陸(2006年・準優勝) 超速3ガードで大会を席巻 篠山竜青、多嶋朝飛など

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1位は1998年に9冠を達成した「あの」名門

田臥勇太を擁して9冠を達成した能代工業が1位に輝いた(写真は共同)

 高校バスケの歴史の中で「最強」はどのチームだろうか? もちろんバスケットボールは時代とともに戦術やルールが変わり、レベルも上がっている。そもそも時空を超えて田臥勇太率いる能代工業と、河村勇輝率いる福岡第一を対戦させることはできない。しかし「あの」能代工ならば、今の高校バスケに混ざっても無双するのではないか……と想像するファンも少なくないだろう。
 今年も12月23日に「SoftBank ウインターカップ2024 令和6年度 第77回全国高等学校バスケットボール選手権大会」(以下ウインターカップ)が開幕する。今回は過去の大会を振り返り、1位から15位までランキング付けをした。
 その時代における傑出度、社会に与えたインパクトを考えると「1998年の能代工業」は外せない。1年次から主力として出場していた田臥、菊地勇樹、若月徹が最上級生となり、連携的にも成熟していた彼は大会を圧倒的な強さで制した。「高校総体、国体(当時)、ウインターカップ」を3年連続で制する「9冠」は日本バスケ史における金字塔だ。
 2019年の福岡第一も忘れ難い。先日NBAデビューを果たした河村に加えて小川麻斗、内尾聡理とBリーグで「即戦力」となった人材がおり、圧倒的なプレッシャーディフェンス、速攻で連覇を決めたチームだ。
 他にも八村塁の活躍で大会を3連覇した2010年代中盤の明成(現仙台大付属明成)、竹内兄弟、辻直人&比江島慎が在学していた時期の洛南など、バスケットボールファンを楽しませた、少年少女のハートに火をつけたチームはいくつもある。
 惜しくも準優勝にとどまった学校にも、グッドチームはあった。例えば2014年の福岡大大濠は連覇を狙う明成に敗れたが、決勝の結果はわずか2点差。津山尚大、牧隼利と今のBリーグを支える人材も輩出している。
 このランキングが絶対的な正解ということでは断じてなく、ファン一人ひとりに「マイランキング」があっていい。ただ、このランキングがウインターカップの歴史を振り返り、第77回大会に向けた思いを温めるものになれば嬉しい。

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