DeNA櫻井の胸に響く、小枝前監督の教え 国際大会で大事な「二刀流」の存在
2017年のU-18W杯、清宮や安田らとともに、クリーンアップを形成した櫻井 【写真は共同】
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“ピッチャー櫻井”が打撃で活躍
「最後の夏に甲子園に行けなくて自分としては不完全燃焼。でも、負けてしまった後に、高校日本代表という話をいただきうれしかったです。“JAPAN”のユニホームを着て戦うのは初めてのことですし、責任を持って戦おうと思いました」
メンバーは、清宮、安田尚憲(履正社−千葉ロッテ)といった強者ぞろい。
「そんなドラフト1位になるような選手たちと一緒に、高いレベルの野球ができるのは、楽しいだろうなという思いもありました」
登録はピッチャー。だが、日本代表の小枝守監督(当時)から、「短期決戦で人数も少ないから、両方できる選手が必要」と言われていたこともあり、櫻井は、野球部を引退後、木のバットでのバッテイング練習にも励んだ。
西東京大会で敗れてから約1カ月後、出場できなかった甲子園が終わり、初めてJAPANメンバーと顔を合わせたのは千葉での合同練習。キャプテンは清宮に決定。「東の清宮に、西の安田」、そして甲子園で大活躍した中村奨成(広陵−広島)への注目度は非常に高く、「取材も清宮、安田、中村らに集中していて、自分は“清宮の付属”というか、オマケみたいな感じで、蚊帳の外でしたね(笑)」と笑いながら話す。
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