“松井キラー”元阪神・遠山の誕生秘話 全ては野村監督へのハッタリから始まった
松井キラー、「遠山・葛西スペシャル」などで中継ぎエースとして活躍した元阪神・遠山氏 【写真は共同】
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八木沢コーチとの不思議な縁
遠山氏は、データと観察力に基づいた投球で左打者を翻弄した 【スリーライト】
1999年、野村克也氏が阪神の新監督に就任したときだ。遠山の左サイドスローを目に留めた野村監督は、そう声を掛けた。
「半ばハッタリで、“投げられます”と答えました。サイドから投げると、そこは自然とシュート回転になる。あのころ左のサイドは清川栄治さん(98年に引退)くらいしかいなかったから、そこで使ってもらって結果が出れば、一軍の投手陣に食い込むこともできるんじゃないかなと」
野村の監督就任に伴い、阪神にやってきた新投手コーチが八木沢荘六だったことも、不思議な縁である。遠山は85年ドラフト1位で阪神に入団。高卒ルーキーながら主に先発として投げ、プロ1年目は8勝を挙げた。しかしオフに肘と肩を痛め、91年にロッテオリオンズへ移籍。翌92年、新生・千葉ロッテマリーンズの監督に就いたのが八木沢だった。
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