1部返り咲きへ、酒井高徳が抱く危機感 「どうせ2部」という気持ちがあった
ドイツ2部でザンクトパウリと史上初のダービー
1年での1部返り咲きを目指し、ブンデスリーガ2部で奮闘する酒井高徳に話を聞いた 【写真:アフロ】
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2つのクラブが本拠とする場所には明確な違いがある。HSVのホーム「フォルクスパルク・シュタディオン」が市内東部郊外の森に佇む一方、ザンクトパウリのホーム「ミラントア・シュタディオン」は国内屈指の歓楽街「レーパーバーン」に近接している。
現地時間2019年3月10日、猥雑なその街中にそびえる「ミラントア・シュタディオン」でHSVとザンクトパウリがダービーマッチを戦うのは8年5カ月ぶりのことだった。ブンデスリーガ2部での対戦は史上初めてのこと。今季のブンデスリーガ2部は昨季1部から降格した1FCケルン、HSVにウニオン・ベルリン、ザンクトパウリ、キールらが追随するし烈な昇格争いが繰り広げられ、3月10日の時点ではHSVが勝ち点47の2位、ザンクトパウリが勝ち点43の4位で肉薄していたこともあり、ハンブルク市内は『ハンブルガー・スタット・ダービー』の話題一色に染まり、その緊張感も極限まで高まっていた。
酒井「ダービーマッチに対して苦手意識がある」
HSVでキャプテンを務める酒井。ダービーの重みを語る 【島崎英純】
普段の酒井は柔和で穏やかな表情を絶やさない好漢だが、サッカーの話題に話が及ぶと言葉に熱が帯びていく。そんな彼に、さっそくダービーのことを聞いてみた。
「去年の9月に僕らのホームで戦ったときはお互いに慎重になって0−0のスコアレスドローで終わったんですよね。今季の僕たちは昇格を目標としているだけに、どんな試合にも勝利を目指して戦っていますけれど、それでもパウリにだけは絶対に上へ行かれたくない思いがある。でも、今回の試合はどうなりますかね。まったく違う展開になるかも」
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