吉田「W杯に向けて戦うことを考える」 国際親善試合 ウルグアイ戦前日コメント

スポーツナビ

ウルグアイ戦に向けて前日練習に臨む日本代表 【スポーツナビ】

 サッカー日本代表は16日、埼玉スタジアム2002で国際親善試合のウルグアイ戦に臨む。試合を翌日に控えた15日、選手たちはトレーニングを行い、その後で取材に応じた。

 キャプテンの吉田麻也は「難しくなると思うし、耐える時間も長くなると思う」とウルグアイ戦のイメージを語りながらも、「これから4年間、ワールドカップ(W杯)に向けて戦うことを考えると、こういうポット1に入るような相手とどれだけ競り合えるか」と、この試合の重要性を語った。また、2試合連続ゴール中の南野拓実は「強い相手だけれど、自分たちもホームで負けるわけにはいかない」「前の試合以上に質の高いプレーが求められる」と気を引き締めた。

吉田麻也(サウサンプトン/イングランド)

「こういう相手とどれだけ競り合えるか」とW杯を見据えたコメントを残したキャプテン吉田 【スポーツナビ】

「こういう相手とどれだけ競り合えるか」

 相手は強いと思うので気を引き締めていきたい。多くの選手がこういうランクの相手と対戦するのは慣れていないと思うので、難しくなると思うし、耐える時間も長くなると思う。W杯もそうですけれど、堅く守って戦わないといけないと思う。これから4年間、W杯に向けて戦うことを考えると、こういうポット1に入るような相手とどれだけ競り合えるか。向こうも韓国に負けて、2敗して帰るわけにはいかないだろうから、しっかりしたメンバーで戦ってくると思う。

 今回の練習の中でも、堅く守る戦い方よりも、自分たちがボールを持って人が動いて、テンポよくボールを回して、ということをやってきたので、その形を少しでも(試合で)出さないといけないと思います。それが監督のサッカーのひとつのポイントだと思うので。

(そのためには)まずいいディフェンスから始めないといけない。前からハードワークしないといけないし、切り替えも早くしないといけない。あとは奪った時の最初のボールをいいところに付けたい。この間の1点目もそうですが、高い位置から奪って、いいボールを深いところに当てられるような守備の切り替えの速さやコンパクトネスというのは必要だと思います。

南野拓実(ザルツブルク/オーストリア)

南野は「自分の特徴を生かしたい」と意気込む 【スポーツナビ】

「自分の特徴を生かしたい」

 ウルグアイは間違いなく強い相手だけれど、自分たちもホームで負けるわけにはいかない。チームの勝利のためにしっかりプレーしたいです。どのポジションの選手もレベルは高いと思う。前の試合以上に質の高いプレーを求められるので、しっかりいい準備をして臨みたいです。

 自分が意識しているのは、身体が大きくないので自分から動いて受けるということ。止まった状態でボールを受けるのは難しいと思うので、動きながら受けるというのは常に意識しています。それと、前回もそうでしたが、少し落ちた位置で受けることが多いので、スペースを見つけながら受けるというのは意識しています。

 監督も(ラインの)間で顔を出して前を向いてプレーできる選手を必要としていると思う。そういうところは自分の長所でもあるし、そのために呼ばれているとも思うので。そういう自分の特徴を生かせたらと思います。

遠藤航(シントトロイデン/ベルギー)

「守備だけでなく攻撃にも関わりたい」と抱負を述べた遠藤 【スポーツナビ】

「守備だけでなく攻撃にも関わりたい」

 ずっと(所属クラブで)ボランチをやらせてもらって、フィーリング的な部分は良くなっていると思う。ベルギーに行って、ボランチとして自分を磨いてこれているので。

(ウルグアイは)タフな相手なので、まずはハードワークする部分、しっかり戦う部分は出していかないといけない。あとはコスタリカ戦のように、守備だけでなく攻撃にもどれくらい関われるか、というのは自分の中で意識しています。こういう相手に対して、どれだけ前に行ける回数を増やしていけるか。守備にも貢献できる回数を増やせるか。そのへんは意識したいと思います。

(パナマ戦のボランチをベンチから見ていて)すごくバランスは良かったし、アオくん(青山敏弘)の楔のボールだったり、三竿(健斗)のつぶすところだったり、すごくチームとして安定感をもたらしていたと思う。もちろん自分が入ったときのイメージを持ちながら見ていましたが、チームとして3−0で勝てたし、改善点はあったけど良かったと思います。

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