海外競馬メディアにカルチャーショック 香港のホースマンたちからもらった勇気
いざ香港チャンピオンズデーへ
香港競馬の春の祭典「チャンピオンズデー」で様々なホースマンたちとの出会いがあった 【提供:山本智行】
到着したのは週半ば。アルアイン、ファインニードルなどの日本馬を中心に取材したが、主催者の香港ジョッキークラブのおもてなしにも感謝感激だった。頻繁に共同会見の場を設けてくれ、モレイラ、パートンといったトップ騎手やジョン・サイズ調教師らの生の声を聞くこともできた。そのかいあって、今回も様々な人と交流することができた。
地元の星デレク・リョン騎手とフランキー・ロー調教師
地元期待の若手騎手、デレク・リョン(右)はリーディング4位と健闘中 【提供:山本智行】
フランキー・ロー調教師(左)は今シーズン大台の50勝を突破し、リーディング2位と躍進(右は筆者) 【写真:仲真吾】
ロー調教師は続く2レースも単勝11倍の伏兵馬で連勝。その後も馬券に貢献しており“ローころがし”をしていればかなり儲かったはず、と悔しがっても後の祭り。人生はそんなに甘いものではなく、最終10レースが終わるころには香港ドルは、ほとんど溶けてなくなっていた。