「最後方からノンコ」来ないか? 「競馬巴投げ!第163回」1万円馬券勝負

乗峯栄一

関西馬の写真7頭出します

 とりあえず、いつものように写真の説明から。今回は関東の三頭もなかなか強そうだが、数的には関西馬が多いので、その中から今までにストックのある7頭を出します。枠順の小さい順に。

[写真1]はニシケンモノノフ。前走は芝で大敗したが、その前のJBCではしっかり勝っている。前走芝を走ったのがどうだったのかという感じもあるが。

[写真2]はケイティブレイブ。チャンピオンズCを挟んで、交流GIでの安定性が注目される。目野調教師は今月末で引退だ。最後の最後で、中央初GI、競馬では往々にして、そういうことはある。

[写真3]はインカンテーション。前走の大井こそ大敗したが、中央の特に千六の安定感は抜群だ。8歳にして開花という、遅咲きの馬が出るのもダート一線級の特徴でもある。

[写真4]はメイショウスミトモ。調子に上下はあるが、昨秋のシリウスから好調は維持されている。

[写真5]レッツゴードンキ 【写真:乗峯栄一】

[写真5]はレッツゴードンキ。桜花賞馬、一度だけダートを走ったことがあるが、適性をみせた。どう判断すべきか。

[写真6]ゴールドドリーム 【写真:乗峯栄一】

[写真6]はゴールドドリーム。昨年の中央ダートGI連覇馬。実績ナンバー1は間違いない。ドバイに向けて圧勝したいところだろうが。

[写真7]ベストウォーリア 【写真:乗峯栄一】

[写真7]はベストウォーリア。9勝2着9回と抜群の安定力だが、ここ3走ほど大敗している。これを衰えとみるべきなのかどうか。

ノンコが後方一気だ

 まったくの接戦のように思う。ゴールドドリームの実績が抜けているようにも思うが、この馬、どうもアップダウンがあるように思う。良馬場になるかもしれないが、今年の冬は降雪があり、どうにも湿り気のある馬場である。後方一気が通用するように思う。

 写真はないが、先月の根岸Sでいい思いをさせてもらったノンコノユメからいく。いま絶好調だ。

 このところ、やや調子の出ない内田博幸だが、このノンコで目覚めた感がある。東京ダート千六の直線の長さを思い知らせてくれるだろう。

 単(12)ノンコノユメ千円。三連単軸(12)、ヒモに(6)インカンテーション、(13)レッツゴードンキ、(14)ゴールドドリーム、(16)サンライズノヴァ、(2)ケイティブレイブ、(1)ニシケンモノノフの6頭。今回も(12)軸のボックス90点各百円、総計1万円でいく。

乗峯栄一の1万円馬券勝負!2018冬の陣

<今週の1万円勝負(フェブラリーS)>
単勝(12)ノンコノユメ×1,000円
3連単(12)ノンコノユメ1頭軸マルチ→(6)(13)(14)(16)(2)(1)[90点]×100円=9,000円

<前回の1万円勝負(京都記念)>
単勝(5)モズカッチャン×1,000円⇒ハズレ
3連単(5)モズカッチャン1頭軸マルチ→(7)(3)(6)(10)(4)(9)[90点]×100円=9,000円⇒ハズレ

<前回までの収支>
−2万0,000円−1万0,000円=−3万0,000円

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著者プロフィール

 1955年岡山県生まれ。文筆業。92年「奈良林さんのアドバイス」で「小説新潮」新人賞佳作受賞。98年「なにわ忠臣蔵伝説」で朝日新人文学賞受賞。92年より大阪スポニチで競馬コラム連載中で、そのせいで折あらば栗東トレセンに出向いている。著書に「なにわ忠臣蔵伝説」(朝日出版社)「いつかバラの花咲く馬券を」(アールズ出版)等。ブログ「乗峯栄一のトレセン・リポート」

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