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月バレ担当記者が語るVリーグの見どころ
混戦模様の男子、女子は若手の台頭に期待
国内リーグ創設50周年の節目だった2016−17シーズンは東レアローズが優勝した
国内リーグ創設50周年の節目だった2016−17シーズンは東レアローズが優勝した【月刊バレーボール】

 いよいよ10月21日に開幕を迎える2017−18V・プレミアリーグ。今回はバレーボールの専門誌として70年の歴史を持つ『月刊バレーボール』の担当記者たちが見どころを語り尽くす。

実力伯仲の男子は予想困難!?

 まずは男子チームを主に取材してきた担当記者3名が登場。


記者A……10年以上の取材経験を持つ

記者B……突っ込んだ取材を武器に経験を積む

記者C……キャリアの浅さを勉強量でカバー


記者A 現行の方式では最後のシーズンで、来年からは新しいリーグになることが決まっている。

記者B そういう意味では、ラストシーズンに栄冠を勝ち取れば、“歴史に名を刻む”ということになります。

記者C ただ、選手や監督からは「Vリーグは各チームの実力がきっ抗している」という声をよく聞きます。


記者A つまり予想が難しい……。

記者B 特に海外のリーグ経験を持つ外国人監督はそう話していますね。海外では連覇するチームがあったり、優勝争いも実質上位数チームによるもの、というケースが見られますから。

記者C Vリーグの男子は、新日鐵ブレイザーズ(現・堺ブレイザーズ)が第3回(1996年)と第4回(97年)の2連覇、第6回(99年)から第10回(03年)までのサントリーサンバーズが5連覇。それ以外、連続優勝はありません。


記者A 伝統ある強豪チームがいきなり下位に落ちることもあったわけだし……。厳しいリーグというわけだ。それで、今シーズンはどうなんだ?

記者B 前回王者の東レアローズは全日本にも多く選手を輩出しました。そして、新加入の外国人、カナダ代表経験のあるギャビン・シュミットが入団しています。

記者C 彼は208センチの身長に加えて、めちゃくちゃ跳ぶんです! なんと最高到達点は372センチ!


記者A そいつはすごいな。しかし、昨シーズンまでいたジョルジェフ・ニコラとはまるで違うタイプだが、うまくかみ合うのか?

記者B バレースタイルも変わりますからね。強さをキープできるか、そこが焦点になると思います。あとは、昨シーズン、高い効果率を誇ったサーブも、ミカサからモルテンにボールが切り替わることがどう影響してくるのか。


記者A となると、安定感のある豊田合成トレフェルサが堅いかもしれない。監督が変わったんだよな?

記者C フィンランド人のトミー・ティリカイネン監督です。若くてイケメン、必見です。

記者B 昨シーズンまで指揮したアンデッシュ・クリスティアンソン氏(シニアヘッドコーチに就任)がこれまで築き上げてきたスタイルは継続するようですね。

各チームの特色と強みが行方を左右する

身長212センチ。その体格はギリシャ神話に出てくる英雄、ヘラクレスのようなトーマス・エドガーがVリーグ初参戦
身長212センチ。その体格はギリシャ神話に出てくる英雄、ヘラクレスのようなトーマス・エドガーがVリーグ初参戦【月刊バレーボール】

記者A パナソニックパンサーズはどうだ? 11−12シーズンは3冠(Vリーグ、天皇杯、黒鷲旗)を達成したもんだが…。

記者B その当時のメンバーもいますし、今年のユニバーシアードで銅メダル獲得を経験した久原翼や兒玉康成ら新人選手の実績も豊富です。昨シーズンはけがに泣いたので、コンディションが鍵になってくるかと。


記者A 実績でいえば、日本を代表する名選手、荻野正二氏が監督に就任したじゃないか。とはいえ、柳田将洋が抜けたこともあるしな……。

記者C 柳田はドイツ1部リーグのバレーボール・バイソン・ビュールへ入団、試合にも出場したそうですよ。

記者B サントリーは昨シーズンから加入した大型アタッカー、ヤドリアン・エスコバルが脅威ですが、今シーズンは他のアタッカー陣の打数も多くするそうです。攻撃を分散させることで、対戦相手はマークがしづらくなるでしょう。


記者A JTサンダーズにもきたんだよな、超・大型選手が。

記者C オーストラリア代表のトーマス・エドガーです!

記者B 全日本でも存在感を放った山本将平も今シーズンから出場しますし、JTは昨シーズン7位という成績からのジャンプアップはありうると思いますね。


記者A 下位からの押し上げか……。ジェイテクトSTINGSも13−14シーズンにV・プレミアリーグに昇格してから、順位を下げたことがないんだろ?

記者C 8位、5位、4位、3位、ときています。今シーズン、新しく就任したアーマツ・マサジェディ監督は、世界的名将のフリオ・ベラスコ氏や南部正司前全日本監督の下で経験を積んだ方なんですよね。

記者B 一言でいうなら、キレ者ですね。チームとしてはレシーブもいいので、着実に上位に食い込んできそうな気配もあります。


記者A 手腕に期待したいところだな。堺ブレイザーズも、ブラジル代表を指導してきたマルキーニョスさん(アントニオ・マルコス・レルバッキ氏)がアドバイザーコーチとして加わったから、注目しているんだよ。

記者C FC東京は3シーズン連続最下位という悔しい結果ですが……。

記者B そのチームがリーグ序盤から白星を重ねたら、あっという間に大混戦です。

記者A それもまた盛り上がるってもんだ。今シーズンもチェックだな!

月刊バレーボール

1947年創刊。バレーボールの専門誌として、その黎明期から今日まで、日本のバレーボールを取り上げ、その報道内容は、全日本、Vリーグはもちろん、小・中・高・大学生、ママさんまで、多岐に渡る。

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