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ファイナル進出は阪神かDeNAか
セCSファーストステージの見どころ
監督2年目で初のCSに臨む金本監督(右)と1番打者として起用濃厚な俊介
監督2年目で初のCSに臨む金本監督(右)と1番打者として起用濃厚な俊介【写真は共同】

 いよいよ10月14日からクライマックスシリーズ(以下CS)が始まる。セ・リーグのファーストステージでは、2位・阪神と3位・横浜DeNAが激突。金本知憲監督対ラミレス監督、就任2年目の指揮官に率いられたチーム同士の注目の甲子園決戦の行方を占いたい。

今季の対戦、終盤の勢いで有利なのは?

 78勝61敗4分けの阪神と73勝65敗5分けのDeNA。レギュラーシーズンでは4.5ゲームの差が付いたが、CSではゲーム差なしからの2戦先勝の3試合制。どちらに転ぶかは予想がつかない。


 今季の対戦成績を見ると、阪神が14勝10敗1分けと勝ち越している。25試合で阪神の110得点(1試合平均4.4得点)に対し、DeNAは86得点(1試合平均3.44得点)。対戦打率はともに2割5分1厘で、本塁打も阪神20本、DeNA19本とほぼ互角だが、対戦防御率は阪神の3.07に対して、DeNAが3.60。この差が、阪神の「4勝分」につながったと言える。


 加えて、甲子園開催という“地の利”を考えると2位の阪神がより一層、有利に見える。だが、そう簡単な話ではない。9月24日から行われたシーズン終盤の直接対決5連戦では、DeNAが3勝1敗1分けと勝ち越しに成功し、特に甲子園での試合となった24日(2対0)、25日(7対0)では2戦連続の完封勝ちを収めている。さらに9月後半以降の成績を見ても、DeNAが9勝3敗1分けで阪神(7勝5敗1分け)をリード。“勢い”という面では、3位のDeNAの方に分がある。

短期決戦の鍵を握る両軍の先発投手

 超短期決戦においては“勢い”が重要。その中で大きな鍵を握るのは、やはり先発マウンドに上がる投手になるだろう。


 DeNAは今永昇太(11勝7敗、防御率2.98)、ウィーランド(10勝2敗、防御率2.98)、石田健大(6勝6敗、防御率3.40)の3枚が確定的。今永が9月24日の阪神戦で7回途中3安打無失点、ウィーランドは翌25日の阪神戦で9回を5安打無失点に抑えて来日初完封勝利をマークし、石田は29日の阪神戦で6回7安打無失点と、3投手が直近の直接対決で好投している。CSでも不安なく、勢いを持ってマウンドに上ることができるだろう。


 迎え撃つ阪神は、先発が読みにくい。通常ならば、今季勝ち頭の秋山拓巳(12勝6敗、防御率2.99)と、右足骨折から復帰して10日の中日戦で4回1安打無失点8奪三振と好投したメッセンジャー(11勝5敗、防御率2.39)に第1戦、第2戦を任せるはずだ。しかし、秋山が今季のDeNA戦で4試合2勝1敗と勝ち越してはいるが、9月27日の対戦では4回を7安打4失点で降板するなど、対戦防御率5.48と不安な数字が付きまとう。相性を考えるならば、能見篤史(6勝6敗、防御率3.72)が今季のDeNA戦で3試合1勝0敗、防御率2.14と好投しており、秋山を温存するとなれば、岩貞祐太(5勝10敗、防御率4.96)、岩田稔(3勝2敗、防御率4.25)の2人にも先発機会が回ってくる可能性がある。金本監督が何を優先し、誰に先発に送り出すのか。CSでは予告先発がなくなるため、両陣営の“読み合い”もゲームの流れを決める重要なファクターになる。

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