飲み会続きで太る人、太らない人の「明確な違い」とは。トレーナーが語る
一方、飲み会続きでも太らない人がいます。パーソナルトレーニングジム STUDIO KOMPAS(スタジオコンパス)のトレーナー・山岸慎さんは、両者には「明確な違い」があると語ります。
飲み会に行くとなぜ太る?
短期的(翌日など)の体重増加のほとんどはむくみによるものです。
脂肪が蓄積するまでには、エネルギー摂取と消費のバランス、代謝のプロセスなど複数の要因が関わります。さらに、目に見えて分かるレベルで脂肪として蓄積するには、相当な余剰カロリーを摂取し続ける必要があります。
そのため、「飲み会の翌日に太った」と感じるのは、実際には体内の水分バランスの変化によるもの。アルコールの利尿作用により脱水が起こり、体は水分を保持しようとするため、むくみや一時的な体重増加が生じることがあります。
また、塩分や糖質を多く摂取すると、体が水分をため込みやすくなり、翌日の「太った感覚」を引き起こします。
飲み会続きでも太らない人もいる!その理由とは
飲み会続きでも体重が増えない人がいるのは、飲み会以外の食生活や運動習慣の違いが大きく関係しています。
脂肪の増減は、単発の食事よりも長期的な習慣の影響を受けます。普段から活動量が高く、摂取カロリーを適切にコントロールできている人は、飲み会で一時的にカロリーを多く摂取しても、それが即座に脂肪として蓄積されるわけではありません。
また、日頃から適度な運動習慣がある人は、代謝が高い状態を維持しやすく、多少のカロリー過多でも太りにくい傾向にあります。
つまり、「飲み会で太るかどうか」は、その場限りの問題ではなく、日常の習慣によって決まるものなのです。
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