「なぜ俺たちが胸を張って『新日本プロレスの中心なんだ』と言っているか、それを証明する試合をしたい」王者・辻が豪語! 「GLOBALのベルトをWAR DOGSに戻す。世界ヘビーも獲って“三冠王者”になる」ゲイブはビッグプランを表明!!【2.10公開調印式】

チーム・協会

【新日本プロレスリング株式会社】

2月10日(月)エルおおさか エル・シアターにて、翌日の大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)大会でおこなわれるIWGP世界ヘビー級選手権試合、IWGP GLOBALヘビー級選手権試合の公開調印式が実施された。

撮影/鈴木心平

<大会情報>
『ナッツRV Presents THE NEW BEGINNING in OSAKA』
2月11日 (火・祝) 13:30開場15:00開始 ※第0試合は14:30開始予定
大阪・大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)
【再入場不可】
※チケットは“全席完売”となりました。当日券・小中高生券の発売はございません。何卒ご了承ください。

■IWGP GLOBALヘビー級選手権試合

【新日本プロレスリング株式会社】

●(チャレンジャー)ゲイブ・キッド選手のコメント

【新日本プロレスリング株式会社】

「ここで多くは語らない。このライオンマークがすべてだ。ついにエディオンアリーナ大阪大会、明日お前と一対一でやってやる」
●(チャンピオン)辻陽太選手のコメント

【新日本プロレスリング株式会社】

■質疑応答

【新日本プロレスリング株式会社】

――お二人に伺います。野毛道場で同期であり、ヤングライオン時代のこともよくご存知かと思いますが、その当時と一番変わったと思う部分はどんな点でしょうか?

ゲイブ「この団体で誰よりも辻と試合がしたいと思っている。あの時から多くのことが変わった。俺自身も24キロ体重が重くなったし。まあ、コイツはあまり変わっていないかもしれないけど、これまでの間にいろいろなことを経験した。そのこれまでの変化を明日の試合で見せつけてやる」

【新日本プロレスリング株式会社】

辻「ゲイブは体重が24キロ増えて、さらに荒々しくなって帰って来たわけですけど……自分もイギリスに行って、そしてメキシコに行っていろんなスタイルを学んできました。でも、この新日本プロレスで、道場で一から学んだファイティングスピリット、その根源は変わっていないと信じています。どんな体型、スタイル、髪型、見栄えが変わっても俺たちには譲れないものがある。それを明日の試合で見せられると思います」

――辻選手に伺います。この試合が今、新日本プロレス現世代の頂上対決とされていると思いますが、一方メインで辻選手よりも上の世代の後藤選手がIWGP世界ヘビー級王座に挑戦するという中で、セミとの比較という意味でメインを意識することはありますか?

【新日本プロレスリング株式会社】

辻「もちろん新日本プロレスの頂点というのはIWGP世界ヘビー級なわけで、そこに対するライバル心は無いといったらウソになります。ただ、さっき言ったように俺は今、新日本プロレスでできる最高のカードが辻vsゲイブ。それが最高のカードだと思っているので、俺たちがやるべき試合をできれば、それは必然的にIWGP世界ヘビーを越えていくことだと思っています」

――ゲイブ選手に伺います。現在STRONG無差別級ベルトも保持していますが、IWGP GLOBALヘビーのベルトを獲ったうえで、このベルトをどのように輝かせていきたいですか? また、どういった相手と防衛戦をおこないたいですか?

ゲイブ「答えはとてもシンプルだ。明日、辻を倒してIWGP GLOBALヘビー級のベルトをWAR DOGSに戻す。そして、そのあとはIWGP世界ヘビー級のベルトも獲って三冠王者になり、そのあともチャンピオンというチャンピオンを倒し、この団体の顔になる」

(※Xにてファンの皆様から募集した質問に回答)

――辻選手とゲイブ・キッド選手はヤングライオン時代からの因縁があり、共に切磋琢磨してきたご経歴があると伺っています。お互いにリスペクトしている点や、特に意識している部分があれば教えていただけますか?

【新日本プロレスリング株式会社】

ゲイブ「以前、インタビューで言ったことがあるけど、日本のさまざまな地方で共に夜を過ごし、トレーニングや長いバス移動など、長い時間を辻とは過ごしてきた。すなわち、辻とは特別な絆が生まれている。自分がLA道場で過ごしていた時とも似ていると言えるだろう。たしかに辻のことは尊敬しているが、それとこれとは別の話。明日のタイトルマッチでは俺が辻を倒してみせる」


辻「やっぱり彼は外国人であるのに日本の道場に一から練習生として入って、そこでシッカリとトレーニングを重ねてデビューして、海外遠征に行くまでにシッカリと鍛錬してきた。その時点で自分はもう尊敬しています。じつは彼が道場に来た初日に、彼が洗面台でヒゲを剃って撒き散らかしたことを怒ったことがあって……それでちゃんと一声『ここは道場だから。みんなが共有する場所だから。シッカリ掃除して、みんなが快適に暮らせるように』って言ったら、その後はそういうことがなくなりました。そういって日本人にシッカリと合わせてくれたことも凄く尊敬していますね。ただ、ゲイブが言うようにそれとこれは話が別で、たしかに俺たちは新日本を世界一だと思って掲げて同じ方向を向いている。ただ、リングでは対角線。お互いの顔を向き合わせます」

【新日本プロレスリング株式会社】

――お二人のプロレス愛を一つ聞かせて下さい

ゲイブ「パッションやエネルギーに関しては、コイツは俺のレベルに達していないと思う。だけど俺のレベルに近いものは持っていると思う。明日、コイツのパッションやエネルギーをリング上で体感し、そのベルトを俺が奪ってやる」

辻「俺にとってのプロレス愛は、非日常であり、夢であり、そして希望です」

【新日本プロレスリング株式会社】

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著者プロフィール

1972年3月6日に創業者のアントニオ猪木が旗揚げ。「キング・オブ・スポーツ」を旗頭にストロングスタイルを掲げ、1980年代-1990年代と一大ブームを巻き起こして、数多くの名選手を輩出した。2010年代以降は、棚橋弘至、中邑真輔、オカダ・カズチカらの台頭で再び隆盛を迎えて、現在は日本だけでなく海外からも多くのファンの支持を集めている。

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