Bリーグ発足、高校生たちをどう変えた? スター候補たちが挙げた3つの効果
Bリーグの存在が高校生に与えた影響とは? ウィンターカップ準優勝の東山高・岡田侑大(写真右)ら有望選手に聞いた 【坂本清】
今大会には重冨ツインズを筆頭に、大学を経ての4、5年後、トップリーガーとしての活躍が楽しみな、少なくない数の光る原石たちがいた。そんな彼ら有望高校生プレーヤーにとっても、例年とは違う1つの大きな変化があった。それは昨年秋にスタートしたBリーグの存在だ。
目標の1つとなったBリーグ
それは将来、トップリーグを目指す学生にとっても同じだった。しかし、Bリーグが誕生したことで、高校生選手たちは自分たちが目標とすべきステージが明確になり、どのリーグに注目していくべきかはっきりとなった。実際に複数の選手たちが「Bリーグが誕生して、トップリーグがどこか分かりやすくなりました」と述べていた。
リーグがこれまでにない注目を集めていることで、世代を代表する選手たちにもプロバスケ選手になりたいという思いをより強くする効果が生まれていることは確かだ。迫力満点のゴール下へのドライブから得点を量産し、東山高(京都)を準優勝に導いた岡田侑大もその1人だ。「比江島(慎)選手(シーホース三河)、地元・京都ハンナリーズの岡田(優介)選手のプレーなどを見ています。バスケットボールは有名になってきており、自分も将来はプロになって活躍したいと思います」と将来を見据えている。