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石川祐希「勝ちたい思いを前面に出す」
男子バレー五輪世界最終予選に向けた会見
28日に開幕するリオ五輪世界最終予選に向け、全日本男子メンバーが意気込みを語った
28日に開幕するリオ五輪世界最終予選に向け、全日本男子メンバーが意気込みを語った【坂本清】

 日本バレーボール協会は23日、リオデジャネイロ五輪世界最終予選兼アジア大陸予選(OQT)を前に、東京都内で会見を行った。会見には全日本男子バレーボールチーム「龍神NIPPON」の南部正司監督をはじめ、15人の選手が出席し、それぞれ抱負を述べた。


 キャプテンの清水邦広は、「皆の力を合わせて戦えば必ず良い結果が生まれる」と自信を示し、エースの石川祐希は「とにかく勝ちたいので、その思いを前面に出せればいい」と意気込みを語った。


 男子は28日に開幕し、日本は初戦でベネズエラと対戦する。

会見に出席した全日本男子メンバー15名

会見後、選手たちは公開練習に臨んだ(左から福澤、清水、出耒田、山内)
会見後、選手たちは公開練習に臨んだ(左から福澤、清水、出耒田、山内)【坂本清】

1.清水邦広(29/パナソニック/WS)

3.永野健(30/パナソニック/L)

4.福澤達哉(29/パナソニック/WS)

5.富松崇彰(31/東レ/MB)

6.山内晶大(22/パナソニック/MB)

7.栗山雅史(27/サントリー/WS)

8.柳田将洋(23/サントリー/WS)

10.深津英臣(25/パナソニック/S)

11.石川祐希(20/中央大学/WS)

12.出耒田敬(24/堺/MB)

14.酒井大祐(34/サントリー/L)

17.関田誠大(22/パナソニック/S)

18.米山裕太(31/東レ/WS)

19.傳田亮太(24/豊田合成/MB)

20.星野秀知(25/東レ/WS)


※括弧内は左から年齢、所属、ポジション

※年齢、所属は、2016年5月28日時点

※ポジション略号:WS=ウイングスパイカー、MB=ミドルブロッカー、S=セッター、L=リベロ

木村会長「女子以上のドラマが生まれる」

南部監督はキャプテンの清水とともに、20歳の石川(左)をキーマンに指名した
南部監督はキャプテンの清水とともに、20歳の石川(左)をキーマンに指名した【坂本清】

登壇者:

木村憲治(日本バレーボール協会会長)

小田勝美(日本バレーボール協会男子強化委員長)

南部正司(全日本男子監督)


木村会長 始めに、昨日までの女子の最終予選ではお世話になりました。大変ご心配をおかけしましたが、終わってみるとそこそこの結果(5勝2敗で3位)になりました。今週末からいよいよ男子です。下馬評では、男子は女子以上に厳しいと言われています。しかし、こういう大会は背が高いだとかパワフルであるといったいろいろな要素がありますが、それ以上に勝ちたいという執念やメンタルが大きく左右するものだと思います。女子以上のドラマが生まれるだろうと思いますし、その中心には南部監督以下、選手たちがいるのだと思います。必ずや女子に続いてくれるだろうと思いますので、ご支援をいただけるようお願い致します。


小田委員長 南部ジャパンが立ち上がり2年がたちます。すべてはOQTにつながるということで、強化を続けてまいりました。特に若い選手の強化ということで、大幅な選手の入れ替えを行いました。結果、アジア大会の銀メダル、アジア選手権金メダル、ワールドカップ(W杯)で6位という成果が出たと思います。ただ、最後はやはりOQTです。日本男子バレーボールの、今後の発展のためには、是が非でも勝たなければならないと思っています。選手一丸となって戦っていきたいと思います。


南部 強化委員長からも話があったように、私が強化をスタートして2年がたちました。各大会で成績を収めたものの、OQTで出場権を取って、リオ五輪でしっかりとした姿を見せるということが最大の目標であります。対戦国は強豪ばかりですが、自分たちの持ち味が出せるようしっかりと準備したいと思います。


 今年度がスタートして、米国遠征に行き、フランスとも練習試合を行いました。格上の相手と対戦するときにまだマイナスの意識が出てしまいます。苦手意識であったり、高さに対する不安というのが、スタートから出てしまう。本来ならば自信を持ってやってもらいたいのですが、まだそういった部分があります。逆に言えば、それさえ出なければ、強豪国と対等に戦える力が身に付いています。選手たちには「平常心でプレーするように」、「自分の力を信じてコートに立ちなさい」と言っています。支えるスタッフも優秀な人材がそろっていますので、全員で一丸となり、一戦必勝で臨みます。必ずやリオの出場権を勝ち獲って、リオの舞台で復活した姿を見せたいと思います。


――南部監督に質問。遠征や合宿を15人でやっている。登録メンバーは14人なので、外れるのは一人だけとなるが、これにはどんな狙いがあったのか?


南部 まずは練習をやっていくうえで、いろいろなタイプの選手を見たかったということです。最終的に登録する14名の編成について、WSを5人、MBを3人という昨年のW杯と一緒にするのか。それともWSを4人、MBを4人という形にするのか。あと1回、明日にフランスとの練習ゲームがあるので、そこまでやって、一番良い戦い方ができる形にしたいと思って合宿を進めています。


――南部監督に質問。OQTの日程を見て、重要な試合はどれになると思うか?


南部 これはすべて(の試合)ということになりますが、初戦と第2戦は勢いをつけるためにも大事になると思います。必ず白星でスタートしたいという思いがあります。それと、第3戦はポーランドという強豪国とやります。ここは試合結果も大事ですし、OQTを戦ううえでのキーになると位置づけている。


――南部監督に質問。15名の現在のコンディションは? あえて挙げるとすればこのチームのキーマンは誰か?


南部 コンディションについては大きなけがもなく良好です。キーマンはポイントゲッターとして活躍してもらう石川、清水。この2人が得点の原動力になるので、彼らが積極的に得点を取れるような展開にできればと思います。

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