長友佑都「岡崎と金崎の2トップは脅威」 W杯予選アフガニスタン戦後のコメント
柏木陽介(浦和レッズ)
柏木は慣れないポジションでのプレーに「戸惑っていた」と明かした 【写真:長田洋平/アフロスポーツ】
相手もしっかりと守備をする中で、前半は良い形でボールがもらえなかったし、もう少し下がってもらう時間があってもよかったのではないかと思います。
(長友と左サイドでかぶる場面があった?)初めてでしたからね、正直。自分が一番戸惑っていたけれど、後半は相手も疲れてくるのは分かっていたし、あれでいいかなと。(練習は)前日しかやっていないです。
自分は決してすごく悪かったとは思っていません。1つのオプションを試した中で、自分ではない方がうまくいったかなというのはあるかもしれない。でももう少し流動的にやってもよかったなと思います。そのポジションでこうしないといけないってところを迷いながらプレーしていたと思います。(シリア戦は)総力戦だし、誰が出てもおかしくないと思います。今日は無難に、ある程度はちゃんとプレーできたし、切り替えの速さも出せたのはよかったです。
今までのサッカー人生でサイドに流れることはまずなかった。でも、外を埋めたり、中に入ってきたりをもっとうまくタイミングを図ってやればよかったし、自分が一回下がることで佑都が高い位置を取れたのかなという思いもあるから。でも前半は我慢だったし、悪くなかったんじゃないかな。一回ワンタッチがポンポンつながる気持ち良いシーンがありました。自分の特徴でもあるし、ああいうシーンが増えていけばと思います。
原口元気(ヘルタ・ベルリン/ドイツ)
原口は本職ではないポジションでの出場も、「ある程度は自分の良さは出た」と評価 【写真は共同】
ある程度は自分の良さは出たので、あそこのポジション(中盤ダイヤモンドの右)でもある程度、出せたのは自信にしていいと思います。本職ではないけれど、ヘルタでやってるようなポジション(ウイング)で使われることもあるから、そういう時にもっと攻撃の部分で良いものを見せれたらいいかなと思います。これも1つのオプションとして考えてもらえたらいいかなと。それは監督が考えることだから。
サイドに張るのは(酒井)宏樹が中に入っていかないといけないので、なかなかそういうシーンはなかったですけれど、あんまり考えてもあれなので、感覚的にプレーしようとは思っていました。
(岡崎はみんなが本能でやって共鳴したら、一番良い代表になるのではないかと言っていたが?)感覚でやり始めたら良いものが出ると思うし、感覚の素晴らしい人はたくさんいます。感覚がまだあったり合わなかったりという感じなので、少しずつ合わせていけば、ワンタッチでつながるシーンもあると思います。でもどちらかというと僕はそこに入っていくより、フリーランの方が好きだから。良さが違う。
(1点目が入るまでは苦しい時間が続いたが?)でも悪くはなかったと思うし、切り替えもよかったし、チームとして焦れずにやれたと思います。批判する内容ではないと思います。
長谷部誠(フランクフルト/ドイツ)
試合中に選手を集めてディスカッションした長谷部(17番)。新しい中盤の形については「まだまだという感覚」 【写真:YUTAKA/アフロスポーツ】
(ダイヤモンド型の中盤でアンカーを務めたが?)前半は相手がマンツーマンでした。前回のアウェーでやったときもそうでしたけれど、なかなかうまくマークを外しきれないところもありました。きれいにやるよりは、少しミスのあるロングボールを相手の裏に狙ったりとか、そういうことはやりました。今日のダイヤモンドの手応えとしては、まだまだという感覚です。
小林悠(川崎フロンターレ)
けがによる代表辞退が続いていた小林(14番)は、支えてくれた人たちへの恩返しを誓った 【写真:長田洋平/アフロスポーツ】
(後半34分からの出場で)時間がなかったので、点を取りにいこうと思ってやったいたのですが、最初にドリブル突破した時にシュートを打てばよかったなとちょっと後悔しています(笑)。(監督からの指示は)裏に抜けるのがうまいから、どんどんはたいて、裏に抜けるということです。あとはハーフナーのところにハイボールが上がるから、その周りを動くようにと言われました。
(代表のピッチに立てたことについて)けがが長く続いて、いろいろな人に支えられてやってきました。本当に自分の力だけではなく、いろいろな人に支えられてまた代表に戻ってくることができました。そういう人たちに恩返しするためにも結果を出していかないといけないと思います。
(W杯予選ということで緊張感は違った?)そんなに。毎試合、大切な試合だと思ってやっているので、フロンターレの試合も代表でやる試合も、常に全力でやることには変わりない。そこで緊張はしませんでしたし、いつもどおりにやれたと思います。