スティーラーズV6達成=NFLスーパーボウルコメント

MVPを獲得したスティーラーズのWRサントニオ・ホームズ 【NFLモバイル】

 米ナショナル・フットボールリーグ(NFL)の王座決定戦、第43回スーパーボウルが1日、フロリダ州タンパで行われ、アメリカン・フットボール・カンファレンス(AFC)代表のピッツバーグ・スティーラーズが、ナショナル・フットボール・カンファレンス(NFC)王者のアリゾナ・カーディナルスに27−23で勝利し、ここ4年間で2度目となるスーパーボウル制覇を成し遂げた。通算6度目の優勝はNFL最多記録となる。

 最優秀選手(MVP)には、逆転のタッチダウン(TD)を決めたWRサントニオ・ホームズが選ばれた。また、ヘッドコーチのマイク・トムリンは史上最年少の36歳と323日でスーパーボウルを制覇、LBジェイムス・ハリソンの100ヤードインターセプトリターンはスーパーボウル史上最長のリターンとなった。

スティーラーズ選手コメント

スティーラーズのQBベン・ロスリスバーガーは「このチームを本当に誇りに思う」とコメント 【NFLモバイル】

――最後のドライブでロスリスバーガーに言ったことは?

ホームズ:オフェンスとベン(・ロスリスバーガー/QB)に向かって、俺を使ってくれと言ったんだ。俺はみんなのために勝ちたい、ボールを集めてくれ、チャンスをくれればみんなのためにいいプレーをしてみせると言ったよ。

――最後のTDレシーブについて

ホームズ:100パーセントTDだとわかっていたよ。俺の両足はグラウンドから離れていなかったし、ボールをキャッチしてつま先で着地したんだ。100パーセント間違いないと確信していたね。

――シーズンをスーパーボウルの勝利で終えることについて

ロスリスバーガー:俺はこのチームを本当に誇りに思う。厳しい時にも一緒に切り抜けてきた仲間たちだ。オフェンスについてはいろいろと批判されていたけど、最後のドライブで俺たちは答えを出して見せた。これで少しは尊敬されると思うよ。

――TDを奪った最後のドライブについて

ロスリスバーガー:最後のドライブでオフェンスの選手は素晴らしいプレーをした。素晴らしいドライブだったしみんなを誇りに思うよ。反則などもあって、長い距離を進んでTDを奪わなくてはいけなかったけど見事やり遂げることができた。TDを奪ったプレーでは、最初に第1ターゲットも第2ターゲットも相手にカバーされていたんだ。最後の最後でホームズに向けて投げたら彼が素晴らしいキャッチをしてくれたよ。

カーディナルス選手コメント

「チャンピオンを決める戦いにふさわしい戦いができたと思う」と、カーディナルスのQBカート・ワーナー 【NFLモバイル】

――リードを奪いながら最後の最後で逆転負けを喫したことについて

QBカート・ワーナー:シーズン最後の試合、スーパーボウルに敗れるのはもちろん残念だ。しかも試合終了間際にリードしていて勝つチャンスがあっただけにショックは大きい。しかし最後の攻撃に関してはスティーラーズが素晴らしいプレーを見せたとしか言いようがない。重要な場面でいいプレーをできるのがチャンピオンとなるチームで、われわれも素晴らしいプレーを積み重ねて逆転をしたけど、更にその上をいかれてしまった。でもチャンピオンを決める戦いにふさわしい戦いができたと思う。

カーディナルスのDTダーネル・ドケットは、「来年またこの舞台に来れるように頑張る」と、次回に向けてやる気十分 【NFLモバイル】

――今の気持ちは

DTダーネル・ドケット:誰も俺たちがここまで来るとは思っていなかった。プレーオフに入ってからは常に負けると予想されていたし、そういった意味ではここまで来た選手、ディフェンスを誇りに思う。ロスリスバーガーは重要な場面で素晴らしいプレーを見せた。でもこの舞台まで来るために必要なことは分かった、少し休んだら来年またこの舞台に来れるように頑張るよ。

<了>
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