カーディナルス、初出場のスーパーボウルに意欲的=NFL
ペイトリオッツ戦の大敗がチームの転換期
ワイゼンハントHC:振り返ってみると、あの試合が大きなターニングポイントになったと言えるだろうね。プレーオフまで2週間と迫った時点であの試合内容は酷かったし、私自身も相当動揺したんだ。ショルダーパッドを付けての厳しい練習に立ち戻ったのはチームの集中を取り戻すためだったし、選手たちも自分たちがこのままではいけないことを理解してくれたと思う。周りに惑わされず自分たちに必要なことに集中するということが一番重要なことに選手たちも気付いてくれた。そしてその次の週のシアトル・シーホークス戦に勝利できたことがいい自信となったんだ。
――メディアデイが終わって練習に戻るわけだけど
ワイゼンハントHC:この1週間で一番難しいのはこれだけ騒がれておきながら普通どおりにも過ごさなくてはいけないということ。練習の前にインタビューを受けなくてはいけないなど、スーパーボウル前の1週間はこれまでと違うことが多いけど、重要なことは日曜日に試合があるということ、そしてその試合に集中する必要があるということなんだ。スーパーボウルはメディアや家族のためのイベントではないからね。プレーオフの3週間と同様にビジネスライクなアプローチでこの1週間も過ごしていきたいと思っているよ。
――スティーラーズが名WRのラリー・フィッツジェラルド対策を講じるかどうかについて
ワイゼンハントHC:スティーラーズは何らかの対策を講じてくると思う。スティーラーズのディック・ルボウ・ディフェンシブコーディネーターは、私が知っている中でも最も素晴らしいコーチの一人だからね。でもプレーオフでもわれわれのパスオフェンスは対策を立てられたとしても何らかの結果を出すことができた。スーパーボウルでも同じような成功を収められれば最高だね。
ワーナー「ロスリスバーガーとは全く異なるプレースタイル」
ワーナー:もちろんスーパーボウルに戻って来られてとてもいい気分さ。スーパーボウルに出場することは決して簡単なことではないし、再び戻ってくることができる保証はないからね。個人的にはこのチャンスに感謝して楽しみたいと思っているよ。
――カーディナルスの優れたWR陣について
ワーナー:カーディナルスは素晴らしいWRに恵まれているね。幸運にも私はキャリアを通して素晴らしいWR陣と共に仕事をする機会に恵まれているけど、カーディナルスのWR陣は、その強さとタフさに関してほかのWRとは異なる次元のプレーをしているんだ。アンクァン・ボルディンとフィッツジェラルドの2人はスピードとサイズを併せ持ち、相手をあらゆる場面で圧倒できるWRだよ。
――スティーラーズのQBベン・ロスリスバーガーのプレースタイルについて
ワーナー:私のプレースタイルとは全く異なるスタイルと言えるだろうね。彼は運動能力も高く、体も大きいし強肩。ポケットの外に逃げ出して崩れかけたプレイからビッグプレーを奪うこともできる。私は機動力もないし、ポケットの中で勝負するタイプのQBだ、そう考えるとお互いの長所は反対と考えることができるかもしれないね。
<了>
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