二刀流・朱里が2.1K−1中国大会参戦 原動力は「オンリーワンになりたい」
「勝ったら自分の価値も上がる」
昨年12月21日のKrush仙台大会でグレイシャア亜紀とのV2戦に勝利し、12月26日は華名とのREINA世界シングル選手権試合(結果はレフェリーストップで敗戦)、1月12日には渋谷シュウとのCMLL世界女子選手権(結果は勝利)とプロレスで2つのタイトルマッチを行った。そして1月中旬にK−1出場が決定し、2月1日に中国で試合とハードな日程となったが、「コンディションに問題はない」ときっぱり。「かなりのビッグマッチだと思うので勝ちたい。勝ったら自分の価値も上がる」と闘志をみなぎらせる。
「女子には力負けしない」
ただ、「リングで向かい合ったときにどうなるか分からないけど、女子には力負けしないとは思う。自分も突進力があるので、圧負けしないように、蹴りを使ってパンチからミドルキックとバランスよく攻撃していきたい」と勝利へのイメージはつかんでいる。また、初のK−1で派手な試合にしたいと欲が出そうなものだが、そこは「まずは勝つことにこだわりたい」と冷静な部分も見せた。
気持ちの強いサップで“朱里サップ”
ファイトスタイルのイメージとしては「すごい気持ちの強いときのボブ・サップ。たまに“朱里サップ”って呼んでいます」と笑う。今回も中国の強豪が相手とはいえ、「朱里の形がはまれば8割、9割は勝てると思っている」と信頼を寄せる。
男子に負けない突進力とスタミナ
男性のパワーにも負けずフィジカルの強さを生かした突進力を披露。さらに、1時間近くを経過しても手数が減らず、組み合いでもまったく押し負けないで相手を転がすスタミナを見せた。
日本でのK−1出場を狙う
二刀流をやり続ける原動力となっているのは、「オンリーワンな存在でいたいから」。これからも孤高の道を歩み続ける朱里がK−1初参戦でどのような戦いを見せるのか注目だ!
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