第1戦 オーストラリア GP
3/16(Sun)13:15スタート
終了 決勝 ラップ: 57 /57
天気:小雨
気温:16.2°C
路面状況:ウェット
路面温度:18.7°C
2025年のF1開幕戦、オーストラリアGP決勝は日本時間13時にスタートします。
オーストラリアGPの舞台となるのは、アルバート・パーク・サーキット。メルボルンの公園内の公道を使ったコースで、1996年からグランプリに使われています。過去3年はシーズン第3戦として行われていましたが、今年から開幕戦に戻っています。
コース全長は5.278km。ストレートと低速コーナーをつないだストップ・アンド・ゴー・タイプ。前半の中低速セクションをこなし、ターン10から全開加速のバックストレートを抜けたターン11への突入がテクニックの見せ所となっています。DRS(空気抵抗低減システム)ゾーンはホームストレート、ターン2後のストレート、ターン8から9にかけての高速コーナー、ターン10後のバックストレート、全4カ所に設定されています。
ドライで行われた昨日の予選でポールポジションを獲得したのはランド・ノリス(マクラーレン)。1分15秒096の好タイムを記録しました。
2番グリッドは地元出身のオスカー・ピアストリ(マクラーレン)。昨シーズン後半から速さを見せつけているマクラーレン勢は今季も好調を維持しています。
3番手が過去4年連続チャンピオンのマックス・フェルスタッペン(レッドブル)。5年連続王座への挑戦はどのような戦いになるでしょうか。4番手はジョージ・ラッセル(メルセデス)。
5番手につけた日本の角田裕毅(レーシングブルズ)は得意のコースで好調をアピール。上位進出に期待がかかります。6番手にアレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)。
7番手はシャルル・ルクレール(フェラーリ)。8番手ルイス・ハミルトン(フェラーリ)。プラクティスでは上位に付けていたフェラーリ勢ですが、予選はもうひとつでした。
9番手にピエール・ガスリー(アルピーヌ)、10番手が昨年勝者のカルロス・サインツ(ウィリアムズ)。
11番手にアイザック・ハジャー(レーシングブルズ)、12番手フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)、13番手ランス・ストロール(アストンマーティン)、14番手ジャック・ドゥーハン(アルピーヌ)。
15番手にガブリエル・ボルトレート(ステーク)、16番手キミ・アントネッリ(メルセデス)、17番手ニコ・ヒュルケンベルグ(ステーク)、18番手リアム・ローソン(レッドブル)、19番手エステバン・オコン(ハース)。
プラクティスと予選でクラッシュのあったオリバー・ベアマン(ハース)はピットスタートとなります。
天候は雨。気温15度。路面温度19度。風速6m/sの風の影響もありそうです。
各車はレコノサンス・ラップを終え、ダミーグリッド上で最終チェックが行われています。
18番グリッドだったローソンもピットスタートとなりました。
コース上ではオーストラリア国家が演奏されています。
各ドライバーがマシンに乗り込みます。
タイヤは全車インターミディエイト。決勝は58周で争われます。
ノリスを先頭にフォーメーションラップがスタートしました。
ハジャーがフォーメーションラップ中にスピンし、ウォールにクラッシュ。イエローフラッグが出ています。
スタートは一旦中止。ハジャーは歩いてコースサイドへ出ています。
フォーメーションラップは日本時間13時15分開始と発表されました。
クラッシュしたハジャーは、肩を落としながら歩いてピットへ戻っています。
雨は上がっているように見えますが、予報ではこの後も断続的に降るということです。
再びノリスを先頭にフォーメーションラップがスタートしました。決勝は57周に減算されます。
ノリスがホームストレートに戻ってきました。各車がグリッドに付きます。
スタート!
スタート直後のターン1、ポールポジションのノリスが先頭を守って通過。2番手ピアストリ、3番手フェルスタッペン。
フェルスタッペンがピアストリをかわしています。
角田は6番手。
セクター1でドゥーハンがクラッシュしています。
セーフティカーが出ます。
先頭はノリス、2番手フェルスタッペン、3番手ピアストリ。以下、ラッセル、ルクレール、角田、アルボン、ハミルトン。
最終シケインあたりでサインツがマシンを止めています。
サインツは単独スピンでウォールにクラッシュ。
サインツのマシン処理のため、セーフティーカー先導の隊列はピットレーンを通過。
すでにハジャー、ドゥーハン、サインツの3人がレースを去っています。
セーフティカー先導のまま5周目へ。
オコン、ローソンがタイヤ交換。
ベアマンもタイヤ交換。
サインツのマシン搬出が終わったようで、車列は再びメインストレート走っています。
この周回でセーフティカー終了です。
ノリスがペースを抑えて牽制しています。
レース再開。
先頭はノリス。2番手フェルスタッペン、3番手ピアストリのまま。
6番手角田の背後をアルボンが狙っています。
セーフティカー中の違反でアロンソに審議。
ノリスがファステストラップ。
角田もセーフティカー中の違反で記録。
先頭ノリスをフェルスタッペンがコンマ5秒差程度で追走。
雨が上がって路面が乾き始め、各車濡れた場所を探して蛇行しながらの走行になっています。
ピアストリがファステストラップ。
DRS使用可能になりました。
先頭はノリス。1秒離れてフェルスタッペン。そのコンマ7秒後方にピアストリ。
ピアストリがフェルスタッペンの背後へ接近。
2番手フェルスタッペンと3番手ピアストリの差はコンマ5秒。
ノリスとフェルスタッペンの差がコンマ6秒に縮まりました。
ノリス、フェルスタッペン、ピアストリのトップ3台は1秒以内差のバトルです。
7番手アルボンの背後からハミルトンが接近。そろそろ1秒以内差に。
アントネッリが単独スピンしたものの、どこにも当たらず復帰。
フェルスタッペンがターン11でオーバーシュート。ピアストリが2番手浮上。
ハミルトン、アルボンもセーフティカー時に違反があったか記録。
先頭はノリス。3秒遅れてピアストリ。その4秒後方にフェルスタッペン。
セーフティカーの件は4人ともお咎めなし。
ローソンがオコンとのバトルを制して15番手へ。
先頭はノリス。2秒5離れてピアストリ。3番手フェルスタッペンはだいぶ遅れてその7秒後方。
9番手争い、ガスリーの後方からアロンソが仕掛けています。
7番手アルボンのすぐ背後までハミルトンが接近。
アントネッリがストロールに競り勝って11番手浮上。
角田は依然6番手。前のルクレールとは9秒差。後ろのアルボンとは3秒差。
先頭はノリス、2秒後方にピアストリ。3番手フェルスタッペンはさらに遅れてその10秒後方。
ハミルトンが前のアルボンに対して盛んに仕掛けていますが、アルボンも防戦。
2番手ピアストリと3番手フェルスタッペンの差はさらに開いて14秒に。
トップのノリスと2番手ピアストリの差がやや縮まり、1秒3程度。
ノリスがリアを滑らせる場面が目立ってきました。ピアストリとの差は1秒前後に。
アントネッリが10番手アロンソにバトルを仕掛けます。
ピアストリがファステストラップ。
ノリスとピアストリの差がコンマ7秒に短縮。DRS圏内のバトルです。
ノリスが周回遅れのオコンを処理する間にピアストリがすぐ背後まで接近。
ノリスがファステストラップ。
先頭はノリス、1秒後方にピアストリ。
ピアストリがやや遅れ、ノリスとの差が2秒以上に。
ピアストリはコントロールミスで片輪をグラベルに落としていました。
アロンソがスピン!
セーフティカーが出ます。
アロンソは10番手走行中にターン7でスピンしてクラッシュ。
角田、ハミルトンらがこの間にピットイン。
ピアストリ、フェルスタッペンもピットインしてタイヤ交換。
全車が続々とピットインし、スリックタイヤへ交換します。
トップのノリスと2番手ピアストリはハードタイヤ。3番手フェルスタッペンはミディアム。続くラッセル、ルクレールはハード。
アロンソのマシンはまだコース脇に残されています。アロンソはすでにマシン離れています。
セーフティカー走行中。先頭はノリス、2番手ピアストリ。以下、フェルスタッペン、ラッセル、ルクレール、角田、アルボン。
搬出作業中のアロンソのマシンがトラックに積まれました。
14番手オコン、15番手ベアマンのハース勢は依然、インターミディエイトタイヤでギャンブルです。
周回遅れ車を前に出す隊列整理が始まりました。
オコン、ベアマンがピットインしてタイヤ交換。
セーフティカーはこの周回で終了します。
ボルトレート、ローソンがアンセーフリリースで審議へ。
ノリスが再スタートへ向け牽制開始。
レース再開。
混乱なく再スタート。
6番手角田の背後からアルボンが接近。
DRS使用可能になりました。
ノリスがファステストラップ。
トップはノリス、2秒遅れてピアストリ、さらに1秒離れてフェルスタッペン。
角田がルクレールを抜き、5番手浮上。
ルクレールがポジション奪還しようと角田に激しく仕掛けています。
ノリス、ピアストリ2人ともオーバーシュート。
雨が落ちてきているようです。各車続々とピットイン。
イエローフラッグ。
トップはフェルスタッペン。2番手に角田。
コースオフしていたピアストリがなんとか自力で動き出しピットへ。
先頭はフェルスタッペン。2番手ハミルトン、3番手ガスリー。いずれもステイアウト。
フェルスタッペン、コントロールに苦戦しています。
フェルスタッペンがピットイン。インターミディエイトにタイヤ交換。
ローソンがスピンしてコース上でストップ。ボルトレートも止まっています。
セーフティカー導入。
セーフティカー走行中。ハミルトン、ルクレールのフェラーリ勢もタイヤ交換のピットイン。
ステイアウトしていた角田もピットイン。結果的には大きく順位を落としています。
セーフティカー走行中。先頭はノリス、2番手フェルスタッペン。以下、ラッセル、アルボン、アントネッリ。
角田は現在11番手。
この周回でセーフティカー終了です。
ノリスがスピードを落としてフェルスタッペンを牽制。
再スタート。
3番手ラッセルがフェルスタッペンの隙をうかがいます。
先頭はノリス、1秒離れてフェルスタッペン、さらに1秒差でラッセル。
ルクレールが混戦を制して9番手へ浮上。
ピアストリが角田をかわし11番手へ。
6番手ストロール以下、ヒュルケンベルグ、ガスリー、ルクレール、ハミルトンと隊列ができています。
ルクレールがガスリーをパスして8番手へ。
DRS使用可能に。
4番手アルボンに対してアントネッリが仕掛けています。
ピアストリがガスリーをかわして10番手に。
先頭はノリス。コンマ8秒差でフェルスタッペン。
フェルスタッペンがDRSセクションでノリスに接近。
アントネッリがアルボンをかわし4番手浮上。
ファイナルラップ。ノリスとフェルスタッペンはコンマ5秒差。
アントネッリはアンセーフリリースで審議。
フェルスタッペンがノリスに迫る。
しかし、及ばない。
ノリスが先頭でチェッカー!
2位フェルスタッペン、3位ラッセル。
アントネッリは4着でしたが、ペナルティで5位へ。アルボンが4位に繰り上がります。
角田は12位でチェッカー。
変わる天候に大きく影響される展開となったオーストラリアGPで優勝を飾ったのはノリス。初のチャンピオン獲得へ向け最高のスタートを切りました。
2位は、様々な状況への対応力が光り、最後まで挑戦を続けたフェルスタッペン。そして、3位にはラッセルが入りました。
4位がアルボン、5位アントネッリ、6位ストロール。
7位ヒュルケンベルグ、8位ルクレール。9位ピアストリ、10居ハミルトン。以上10人がポイント獲得です。
角田は途中まで5番手を走行したものの、終盤の降雨時にステイアウトを選択して順位を落としたのが響き、12位でした。
第2戦中国GPは3月21日に開幕。スプリントが日本時間22日12時から、予選は22日16時から行われます。決勝は23日16時スタート。快走を続けるマクラーレン勢に対し、レッドブルやフェラーリはどんなレースで対抗するでしょうか。注目しましょう。