第23戦 カタール GP
12/2(Mon)1:00スタート
終了 決勝 ラップ: 57 /57
天気:晴れ時々曇り
気温:18.3°C
路面状況:ドライ
路面温度:22°C
F1第23戦カタールGP決勝は日本時間1時にスタートします。
会場はドーハ近郊の砂漠の中にあるルサイル・インターナショナル・サーキット。2004年に建設され、2021年からF1が開催されています(2022年は休止)。
全長は5.419km。1kmを超えるストレートを持ち、中高速コーナー中心のレイアウト。なかでもターン12~14の連続高速コーナーはドライバーの肉体に大きな負担となります。オーバーテイクポイントがホームストレートエンドくらいという抜きにくいコースで、スターティンググリッドとピット戦略が重要となるでしょう。DRS(空気抵抗低減システム)ゾーンはホームストレート、1カ所だけに設定されています。
昨日の予選で1分20秒520一番時計を記録したのはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)でしたが、セッション中に危険な低速走行あったとして1グリッド降格ペナルティ。コンマ055秒差だったジョージ・ラッセル(メルセデス)がポールポジションに繰り上がりました。
2番グリッドにフェルスタッペン。
3番手はランド・ノリス(マクラーレン)。4番手はスプリントを制したオスカー・ピアストリ(マクラーレン)。
5番手にシャルル・ルクレール(フェラーリ)、6番手ルイス・ハミルトン(メルセデス)、7番手カルロス・サインツ(フェラーリ)、8番手フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)。マクラーレンとフェラーリのコンストラクターズ・タイトル争いも大詰めを迎えています。
9番手にセルジオ・ペレス(レッドブル)、10番手ケビン・マグヌッセン(ハース)、11番手ピエール・ガスリー(アルピーヌ)、12番手周 冠宇(ステーク)。
13番手バルテリ・ボッタス(ステーク)、14番手日本の角田 裕毅(RB)、15番手ランス・ストロール(アストンマーティン)、16番手アレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)。初日プラクティスでは好走を見せた角田ですが、スプリント以降はやや苦戦しています。
17番手リアム・ローソン(RB)、18番手ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)、19番手フランコ・コラピント(ウイリアムズ)、20番手エステバン・オコン(アルピーヌ)。
全20台。57周で争われます。
昨年のカタールGP決勝は、フェルスタッペンがポール・トゥ・ウィンの完勝を飾っています。
天候はほぼ晴れ、路面はドライ。
コース上ではカタール国歌の演奏が行われています。
スタートまで10分を切り、各ドライバーがマシンへ向かいます。
気温19度、路面温度23度。
ラッセルを先頭にフォーメーションラップがスタートしました。
タイヤは大半がミディアムでスタート。ヒュルケンベルグのみハードです。
ラッセルがストレートに戻ってきてグリッドに着きます。
スタート!
ターン1、ポールポジションのラッセルと2番手フェルスタッペンが競り合いとなった間にノリスがインを急襲。三つ巴のバトルを制してトップに立ったのはフェルスタッペン。
コースオフがあったのかセクター1にイエロー。
セーフティカーが入ります。
ターン1でオコンとコラピントが接触したようでコースアウトして止まっています。
走行中のヒュルケンベルグもタイヤが外れかけています。
スタート直後の接触は、ヒュルケンベルグのコントロールミスから、オコン、コラピントを巻き込んだ形。
1周目、ストロールとオコンにも接触があり、両車スピン。
セーフティカー走行中。フェルスタッペン、ノリス、ラッセル、ルクレール、ピアストリ、サインツの序列。
角田は混戦をかいくぐり、10番手にポジションを上げています。
ストロール、ヒュルケンベルグはピットインしてタイヤ交換後、17番手、18番手で戻っています。
セーフティカー終了。
再スタート!
3番手ラッセルがインをうかがうも抜けません。
14番手ローソンがコースオフ。
大きなトラブルにはならずにグリーンフラッグ。
角田はアロンソをかわして9番手に上がっています。
先頭はフェルスタッペン。以下、ノリス、ラッセル、ピアストリ、ルクレール、サインツ。
1周目のストロール、アルボンとオコン、コラピント、ヒュルケンベルグの接触について審議へ。
フェルスタッペンがファステストラップ。
先頭はフェルスタッペン、1秒4遅れてノリス、さらに1秒強離れてラッセル。
9番手角田の後方からマグヌッセンが接近しています。
ストロールがピットイン。
アロンソがオーバーシュート後に危険な合流をしたとして記録。
ハミルトンにフォルススタートがあったか審議へ。
ストロールがピットに戻ってマシンをガレージに仕舞います。リタイヤです。
ターン1でマグヌッセンの角田がサイドバイサイドのバトル。マグヌッセンが前に出ます。
角田の背後からさらにガスリーが接近。
先頭はフェルスタッペン、2秒離れてノリス、さらに1秒7後方にラッセル。
ローソンに10秒ペナルティ。
9番手マグヌッセン以下、角田、ガスリー、アロンソ、周、ボッタスと1秒以内の間隔でつながっています。
ガスリーがストレートで角田をパス。
ローソンのペナルティは、ボッタスとの接触のためでした。
今度はアロンソが角田をパス。角田は12番手に。
スタート違反のハミルトンに5秒ペナルティ。
ルクレールがファステストラップ。
12番手角田を周が抜いていきます。さらにボッタスも角田に接近。
ノリスがファステストラップ。
先頭はフェルスタッペン。1秒8離れてノリス。さらに2秒離れてラッセル。
ラッセルの後方からピアストリが接近。
ピアストリが最終ターンでオーバーシュートするも立て直してコースに戻っています。
フェルスタッペンがファステストラップ。すぐにノリスが更新。
角田がとマグヌッセンのバトルについての審議はお咎めなし。
9番手マグヌッセンの背後をガスリーが狙っています。
フェルスタッペンがファステストラップ。
ストレートエンドでボッタスが角田を抜いていきます。角田は14番手。
フェルスタッペンがファステストラップ。
先頭はフェルスタッペン。1秒8離れてノリス、その5秒後方にラッセル。
3番手ラッセルのDRS圏内にピアストリが接近。
ノリスがファステストラップ。
ピアストリがストレートでラッセルのすぐ後ろまで接近。
フェルスタッペンがファステストラップ。
ラッセルが上位勢の先頭を切ってピットイン。
ラッセルは11番手でコースに戻ります。
先頭はフェルスタッペン。1秒8離れてノリス。さらに8秒後方にピアストリ。
ボッタスがピットイン。素早いタイヤ交換で出て行きます。
11番手ラッセルがアロンソの背後を狙っています。
アロンソの背後からラッセルがチャンスをうかがっています。
マグヌッセンがピットイン。
9番手争い、アロンソとラッセルのバトルが続いていますが、追うラッセルも決め手に欠く走り。
セクター1にイエロー。
コースクリア。グリーンフラッグ。
ホームストレートにデブリが落ちているようです。
先頭はフェルスタッペン。1秒8離れてノリス、さらに9秒後方にピアストリ。
フェルスタッペンがファステストラップ。
ヒュルケンベルグがピットイン。
ヒュルケンベルグは16番手で復帰。
先頭フェルスタッペンとノリスの差が2秒4。少しずつ開き始めました。
フェルスタッペンがファステストラップ。
ハミルトンがパンクか? 火花を散らしながら走っています。
サインツもパンクの模様。
3番手ピアストリがピットイン。
サインツはややピット作業に手間取りました。
セーフティカー導入。フェルスタッペンはちょうどピットインするタイミング。
上位各車が次々にピットイン。
角田もピットイン。
先頭からフェルスタッペン、ノリス、ルクレール、ピアストリ、ペレス、ガスリー、ラッセルの序列。
角田は現在12番手。
セーフティカーはホームストレートを走らず、ピットレーンを走行。各車続きます。
セーフティカーはこの周回で終了します。
再スタート!
ノリスがアウトからフェルスタッペンに並びかけるもフェルスタッペン防戦。
ガスリーがコースオフも復帰。
ペレスが再スタート前にスピンしていたようです。
ヒュルケンベルグがコースアウトしてセーフティカー導入。
角田、ローソンがピットイン。ソフトタイヤに替えて勝負するようです。
セーフティカー走行中。フェルスタッペン、ノリス、ルクレール、ピアストリ、ラッセルの序列。角田は14番手
セーフティカーはこの周で引っ込みます。
スタート!
ルクレールがノリスに仕掛けたが抜けない。
角田はハミルトンを抜いて13番手。
ルクレールは勢いが続かず、2番手ノリスとの差は1秒以上開いています。
ノリスに、イエローフラッグ中にスローダウンしなかったとしてストップアンドゴーペナルティ。
ノリスがファステストラップ。
ノリスがペナルティ消化のためピットイン。
ノリスは最後尾15番手でレース復帰。
5番手ガスリーの背後からサインツが迫っています。
ストレートでサインツが仕掛けるもガスリー防戦。
ハミルトンにもドライブスルーペナルティ。
アルボンとマグヌッセンが激しいバトル。アルボンが押し出されました。
ハミルトンがピットイン。これで最後尾です。
先頭はフェルスタッペン。4秒遅れてルクレール。その1秒後方にピアストリ。
マグヌッセンがアルボンをパス。9番手浮上。
マグヌッセンとアルボンのバトルについて審議へ。
ノリスが13番手ローソンに接近中。
ストレートでローソンを抜いたノリスが13番手に。
ノリスが今度は角田に接近。
軽々と角田をかわし、ノリス12番手、角田13番手。
11番手ボッタスがアルボンを追い立てています。
残り5周。
ボッタスとアルボンのバトルにノリスも絡んで三つ巴に。
サインツが再三、5番手のガスリーに勝負しますがまだ抜けません。
アルボンに10秒ペナルティ。
先頭はフェルスタッペン。6秒離れてルクレール、さらに1秒後方にピアストリ。
ノリスがファステストラップ。
ラッセル、セーフティカー中の走行について審議。
ハミルトンが角田をパス。角田13番手に。
ファイナルラップ。
サインツ、最後のストレートエンドでガスリーの背後を狙うも果たせず。
フェルスタッペンがトップでチェッカー。
ルクレール、ピアストリ、ラッセルと続いてチェッカー。
角田も13位でチェッカーを受けています。
カタールGPの優勝はフェルスタッペン。セーフティカー3回導入という目まぐるしい展開にも終始安定した速さを見せつけ、今季9回目の優勝を飾りました。
2位には6秒031遅れでルクレール。3位にピアストリ。マクラーレンとフェラーリのコンストラクターズ・タイトル争いは最終戦に持ち越されています。
4位のラッセルはチェッカー後に5秒ペナルティが宣告されましたが、タイム差があったため順位は変わりません。5位に健闘したガスリー。
6位サインツ、7位がアロンソ、8位に周。
9位マグヌッセン、10位ノリス。ここまで10人がポイント獲得です。
角田は、終盤にソフトタイヤで追い上げる作戦が当たらず、ペースが伸びないままトップから1分1秒100遅れの13位となりました。
今季F1最終戦となる第24戦アブダビGPは6日に開幕。予選が日本時間7日23時から行われ、決勝は日本時間8日22時スタートです。コンストラクターズ・タイトル争いは、マクラーレンがフェラーリに21ポイント差を付けて最終決戦を迎えます。シーズンフィナーレはどのような結末となるでしょうか。