第21戦 ブラジル GP
11/4(Mon)0:47スタート
終了 決勝 ラップ: 69 /69
天気:小雨
気温:20.5°C
路面状況:ウェット
路面温度:24.1°C
F1第21戦ブラジルGP決勝は、日本時間4日0時30分にスタートします。悪天候が予想されるため、当初から1時間半、前倒しで行われることになりました。
会場はサンパウロ市のインテルラゴス・サーキット。珍しい左回りのコースで、1990年の改修以降、ブラジル(サンパウロ)GPはここで開催されています。天候が変わりやすいことでも有名です。
全長は4.309km。ストレート間に配置された長い高速コーナーが特徴で、ドライバーの肉体への負担が大きいレイアウト。その一方でテクニカルで低速なインフィールドセクションの攻略が、タイム短縮の鍵となっています。DRS(空気抵抗低減システム)ゾーンはホームストレートとターン3後のバックストレート、全2カ所に設定されています。
昨日行われる予定だった予選は、悪天候で今朝(現地時間)に順延。その予選も雨のためにコースアウトする車が続出し、赤旗連発の展開となりました。その中でもきっちりとQ3で1分23秒405の一番時計を叩き出したのが好調のランド・ノリス(マクラーレン)。逆転チャンピオンを狙います。
2番手に付けたのがジョージ・ラッセル(メルセデス)。Q3はノリスとコンマ173秒差でした。
3番グリッドは日本の角田 裕毅(RB)。雨の中、Q1から上位タイムを連発し、自己最高の3番手を確保しました。4番手はエステバン・オコン(アルピーヌ)。
5番手にリアム・ローソン(RB)、6番手シャルル・ルクレール(フェラーリ)。7番グリッドはアレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)でしたが、クラッシュ後のマシン修復が間に合わず欠場。8番手がオスカー・ピアストリ(マクラーレン)。
9番手がフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)、10番手ランス・ストロール(アストンマーティン)、11番手バルテリ・ボッタス(ステーク)、12番手セルジオ・ペレス(レッドブル)。
13番手にピエール・ガスリー(アルピーヌ)、14番手ルイス・ハミルトン(メルセデス)、15番手が代役参戦のオリバー・ベアマン(ハース)、16番手フランコ・コラピント(ウイリアムズ)。
17番手がマックス・フェルスタッペン(レッドブル)。フェルスタッペンはQ2で12番手タイムでしたが、エンジン交換のため5グリッド降格です。18番手にニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)、19番手が周 冠宇(ステーク)。カルロス・サインツ(フェラーリ)は、クラッシュでパーツ交換をしたためピットスタート。全19台で争われます。
昨年のブラジルGPは、フェルスタッペンがノリスの追走を寄せ付けず、ポール・トゥ・ウィンを飾っています。
このコースでは過去、ハミルトンが3勝、フェルスタッペンが2勝、ラッセルが1勝しています。
天候は曇りときどき雨、路面はウェット。レコノサンス・ラップでは多くのマシンがインターミディエイト・タイヤを履いていました。決勝は71周で争われます。
コース上ではブラジル国歌の演奏が行われています。
現時点で雨は降っていませんが、レース中の降水確率は100%と発表されています。
スタートまで10分を切りました。
徐々に、ドライバーがマシンへ向かいます。
フォーメーションラップがスタートしました。
ストロールがターン4でコースオフしています。
ストロールは単独スピンで大きくコースオフしてグラベルでストップ。イエローフラッグが出ています。
ノリスがグリッドに戻ってきました。
スタートは一旦中止。
何台かのマシンがグリッドからスタート出来ない模様。遅れて動き出しました。
ストロールのマシンが運び出されました。
各車が再びグリッドに戻ってきましたが、日本時間0時47分にスタートディレイ決定。スタッフが再びマシンに駆け寄ります。
ノリスがグリッドから再スタートしてしまったのが手順違反の疑いがあり審議。
コース上空、厚い雲が近づいてきました。
ノリスを先頭に再びフォーメーションラップがスタートしました。
コース上、一部で雨が落ちてきているようです。
ポールポジションのノリスがグリッドに付きます。
スタート!
2番グリッドのラッセルが好スタート! ターン1でノリスのインを突いて前に出ます。
3番グリッドの角田は、オコン、ローソンに挑まれるも3番手キープ。
フェルスタッペンが11番手にジャンプアップ。
ペレスがスピン! しかしコース復帰。
ストレートでフェルスタッペンがハミルトンをかわす。10番手浮上。
先頭はラッセル、2秒離れて2番手ノリス、3番手角田。
フェルスタッペンがさらに9番手ガスリーの背後を狙っています。
ラッセルがファステストラップ。
ノリスがさらにファステストラップ更新。
ラッセルとノリスの差は1秒3。その3秒後方に角田。
ノリスが再びファステストラップ。
フェルスタッペンがターン1でガスリーをパス。9番手に。
ラッセルのすぐ背後までノリスが接近。隙をうかがっています。
フェルスタッペンはさらにアロンソをかわして8番手へ。
ラッセルに加え角田、ローソンもスタート手順違反について記録。
ベアマンとコラピントのバトルについて審議。
先頭はラッセル、1秒離れてノリス。その3秒後方に角田
6番手ローソンの背後にピアストリ、フェルスタッペンが接近。三つ巴の争いに。
フェルスタッペンがファステストラップ。
ベアマンに10秒ペナルティ。
7番手ピアストリをフェルスタッペンがパス!
フェルスタッペンはさらに6番手ローソンへ肉薄。
フェルスタッペンがファステストラップ。
フェルスタッペンがインフィールドセクションでローソンをパス。6番手浮上。
ハミルトンがターン12でコースオフ。イエローが出ましたがすぐクリア。
コラピントがハミルトンを抜いて12番手へ。
先頭はラッセル、1秒離れてノリス。その6秒後方に角田。
角田の後方からオコンとルクレールが接近。
ラッセル、角田、ローソンのスタート手順違反についてはレース後に審議。
3番手角田以下、オコン、ルクレール、フェルスタッペンと4車のバトルに。
先頭のノリスにラッセルが少し接近。
4番手オコンのインをルクレールがうかがう。
先頭はラッセル。1秒6離れてノリス。その8秒後方に角田。
角田、オコン、ルクレール、フェルスタッペン。4車の接近戦が続いています。
ターン1でノリスがラッセルに接近。
先頭のラッセルとノリスの差はコンマ5秒。
4番手以下、角田、オコン、ルクレール、フェルスタッペンの争いは、やや膠着状態。
サインツが12番手のコラピントに接近。ストレートエンドで狙うも抜ききれず。
公式に69周レースと発表。
ターン1でルクレールとフェルスタッペンの激しいバトル。ルクレールもインを譲りません。
角田のインをオコンがうかがうも、角田が防戦。
コラピントとのバトルでサインツがコースオフ。
サインツは15番手に落ちましたが復帰しています。
3番手角田の背後をピタリとオコンが追走。
低速セクションでオコンが角田のインを狙いますが、抜くまでは至りません。
ルクレールがピットイン。
先頭のラッセルとノリスの差はコンマ5秒。
ローソンがターン1でオーバーシュート。コースに戻りました。
フェルスタッペンが4番手オコンの背後を狙っています。
ピアストリとローソンの接触について審議。
ヒュルケンベルグがスピン。セクター1にイエロー。
オコンが角田をパス。
VSC(バーチャルセーフティーカー)が出ました。
ピアストリ、アロンソがピットイン。
ベアマン、サインツ、ペレスもピットイン。
止まっていたヒュルケンベルグが動き出しました。VSC終了。
先頭のラッセル、ノリスがピットイン。
角田もピットイン。
ピアストリにローソンとの接触で10秒ペナルティ。
角田、ローソンはウェットタイヤを選択しています。
ピットに入っていない、オコン、フェルスタッペン、ガスリーがトップ3。続いてラッセル、ノリス、角田、ルクレールの序列。
ノリスがラッセルをかわして4番手浮上。
セーフティーカー導入です。
先頭のオコンはステイアウト。
コラピントがピットイン。
セーフティーカー・ランが続いています。ヒュルケンベルグがピットイン。
コラピントがクラッシュして赤旗。
コラピントのマシンは左側が大きく壊れていますが、ドライバーは無事のようです。
コラピントは自力でマシンを降りました。
各車ピットに戻って作業中です。オコン、フェルスタッペン、ガスリーのステイアウト組に有利な巡り合わせとなりました。
角田はマシン降り、スタッフと打ち合わせ中。
ハミルトンとローソンのターン1での接触について審議。
ベアマンはフロントノーズを交換するようです。
ヒュルケンベルグにブラックフラッグが出ています。
ヒュルケンベルグは、オフィシャルが押した後に再スタートしたため失格ということでした。
ローソンとハミルトンの接触についての審議はお咎めなし。
日本時間2時2分にレース再開とアナウンスされました。
失格となったヒュルケンベルグのマシンがピットに仕舞われていきます。
各ドライバーがマシンに乗り込みます。
再スタートまで5分。
再スタートはローリングスタートで、オコン、フェルスタッペン、ガスリー、ノリス、ラッセル、角田、ルクレール、ピアストリの序列。
セーフティーカーのすぐ後ろにいた周がまず先にスタートし、最後尾へ回ります。
セーフティーカーを先頭に、各車がピットを発進。
路面はまだ盛大に水しぶきが上がっている状態です。
ベアマンがスピンし、セクター3にイエローフラッグ。
オコンを先頭にレース再開!
ノリスがオーバーシュートしラッセルが先行。4番手に。
角田はピアストリにかわされ8番手へ。
先頭はオコン。1秒5離れてフェルスタッペン。さらに3秒後方にガスリー。
ハミルトンがアロンソをかわして9番手浮上。
ハミルトンが角田の背後から襲いかかる。
ベアマンがセクター2でスピンしクラッシュ。
ベアマンは再スタートし、トラッククリアに。
角田とハミルトンの接近戦が続いています。
セクター3でベアマンがまたオーバーシュート。コース復帰。
11番手以下、ローソン、ペレス、サインツもバトルになっています。
先頭はオコン。3秒離れてフェルスタッペン、さらに6秒後方にガスリー。
サインツがスピン!
サインツはウォールにクラッシュし、セーフティーカーが出ます。
ターン8付近でサインツのマシンの撤去作業が行われています。サインツは自力でマシンを降りています。
オコン、フェルスタッペン、ガスリー、ラッセル、ノリスの序列でセーフティーカー・ランが続いています。
この周回でセーフティーカー終了です。
再スタート
ターン1でフェルスタッペンがオコンをパス!
ノリスがコースオフし、7番手までポジションダウン。
ローソンがアロンソをかわして9番手浮上。
アロンソがコースオフ。
アロンソは復帰し、トラッククリア。
角田は8番手。
先頭はフェルスタッペン。2秒離れてオコン。さらに1秒5後方にガスリー。
8番手以下、角田、ローソン、ペレス、ハミルトンが接近戦に。
フェルスタッペンがファステストラップ。
ピアストリがノリスを前に行かせます。ノリスが6番手に。
ラッセルがルクレールをかわして4番手へ。
5番手ルクレールの背後にノリスが迫ります。
ルクレールが安全ではないコース復帰の仕方をしたとして記録。
フェルスタッペンがまたもファステストラップ。
先頭がフェルスタッペン、4秒離れてオコン、さらに2秒後方にガスリー。
7番手ピアストリの後方から角田が少し差を詰めています。
フェルスタッペンがファステストラップ。
9番手争い、ローソンの後方にペレスが迫っています。
フェルスタッペンがファステストラップ。2番手オコンとの差は5秒以上に。
5番手以下、ルクレール、ノリス、ピアストリがまた接近。
3番手ガスリーの背後、1秒5差までラッセルが接近中。
ピアストリがややオーバーシュート。
その隙に角田がピアストリに仕掛けるもターン1でピアストリが防戦。
3番手争い、ガスリーの背後1秒までラッセルが近づいてきました。
9番手のローソンの背後にペレスとハミルトン。
ターン1でペレスがローソンのインを突く! しかしローソンが外からかぶせて防戦。
残り15周。
ペレスとローソンがバトル中に軽く接触。
この隙にハミルトンがペレスをかわして10番手浮上。
ペレスとローソンのバトルについて記録。
3番手ガスリーの背後1秒以内までラッセルが接近。
フェルスタッペンがファステストラップ。
ガスリーを狙うラッセルがややコントロールミス。
ハミルトンが9番手ローソンに接近。
しかしそのハミルトンにペレスが仕掛ける。
再び9番手争い、ローソン、ハミルトン、ペレスが三つ巴のバトルに。
残り10周。
3番手争い、再びラッセルがガスリーの1秒以内に接近。
フェルスタッペンがファステストラップ。2番手オコンとの差は11秒。
角田は8番手、前のピアストリと6秒差、後ろのローソンと5秒差。
3番手ガスリーの後方からラッセルがさらに接近。
ハミルトンが再びローソンの背後に迫っています。
ローソンもハミルトンの追走をなんとか防戦。
残り5周。
3番手ガスリーがややラッセルを突き放し、差を広げています
フェルスタッペンがファステストラップ。
ローソンとハミルトンのバトルが白熱。その隙にペレスがハミルトンに仕掛ける。
残り3周。
フェルスタッペンがファステストラップ。2番手オコンとの差は18秒。
ターン1でペレスがハミルトンのインを狙ったが、前には出れず。
ファイナルラップ。
フェルスタッペンが独走のままトップでチェッカー!
2位にオコン、3位ガスリー。
角田も8番手でチェッカー。前のピアストリが10秒ペナルティのため、角田は7位フィニッシュです。
ブラジルGPの優勝はフェルスタッペン。17番グリッド発進ながら、赤旗中断の巡り合わせを活かし、大逆転を果たしました。スペインGP以来11戦ぶりの優勝です。
2位に19秒477差でオコン。3位がガスリー。アルピーヌ勢がダブル表彰台の健闘でした。
4位がラッセル、5位ルクレール、6位ノリス。
7位に日本の角田。8戦ぶりのポイント獲得です。
8位がピアストリ、9位ローソン、10位ハミルトン。以上10台がポイントを獲得しました。
次戦、第22戦ラスベガスGPは11月21日に開幕。予選は日本時間23日15時から行われ、決勝は日本時間24日15時スタートです。シーズンも残り3戦となり、ここでチャンピオンが決定する可能性もあります。フェルスタッペンが栄冠をつかむのか、ノリスが意地を見せるのか。熱戦の行方に注目しましょう。