第20戦 メキシコ GP
10/28(Mon)5:00スタート
終了 決勝 ラップ: 71 /71
天気:ほぼ曇り
気温:19.7°C
路面状況:ドライ
路面温度:30.8°C
F1第20戦メキシコGP決勝は、日本時間5時スタートです。
会場は首都メキシコシティのエルマノス・ロドリゲス・サーキット。標高約2300mの高地にあるのが特徴です。
全長は4.304km。空気が薄く、ホームストレートで時速360km以上出るF1屈指のスピードコース。3つのストレートを低速セクションでつないだレイアウトで、最終ターン17はナイジェル・マンセル・カーブと名付けられています。DRS(空気抵抗低減システム)ゾーンはホームストレート、ターン3後の第2ストレート、ターン11後のバックストレート、全3カ所に設定されています。
昨日の予選は、カルロス・サインツ(フェラーリ)が1分15秒946を出してポールポジションを獲得。今回、サインツはプラクティスから安定した速さを見せています。
2番グリッドはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)。逆転優勝でチャンピオンへ前進したいところです。
3番グリッドはランド・ノリス(マクラーレン)。4番手にシャルル・ルクレール(フェラーリ)。
5番手がジョージ・ラッセル(メルセデス)、6番手ルイス・ハミルトン(メルセデス)、7番手にケビン・マグヌッセン(ハース)。
8番手にピエール・ガスリー(アルピーヌ)、9番手アレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)、10番手ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)。
11番手に日本の角田 裕毅(RB)。予選Q2でクラッシュのあった角田ですが、大きなパーツ交換はなくグリッドに並ぶ模様です。
12番手にリアム・ローソン(RB)、13番手が400戦出走という記録を打ち立てたフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)、14番手にランス・ストロール(アストンマーティン)。
15番手バルテリ・ボッタス(ステーク)、16番手フランコ・コラピント(ウイリアムズ)、17番手にトラックリミット違反でタイムを出せずQ1敗退となったオスカー・ピアストリ(マクラーレン)。
18番手が地元メキシコ出身のセルジオ・ペレス(レッドブル)。19番手に周 冠宇(ステーク)。エステバン・オコン(アルピーヌ)はパーツ交換でピットスタート。全20台で争われます。
昨年のメキシコGPは3番グリッドだったフェルスタッペンが好スタートでトップを奪い、優勝を飾っています。
コース上ではメキシコ国歌の演奏が行われています。
このコースでは過去、フェルスタッペンが5勝、ハミルトンが2勝。フェルスタッペンは2021年から3連勝中です。
天候は晴れときどき曇り。路面はドライ。決勝は71周で争われます。
スタートまで10分を切りました。
続々とドライバーがマシンに乗り込みます。
サインツを先頭にフォーメーションラップがスタートしました。
上位勢はミディアムタイヤでスタート。ローソン、ボッタス、コラピント、ペレス、周、オコンがハードを選択。それ以外はミディアムです。
各車がグリッドに戻ってきました。
スタート!
フェルスタッペンが好スタート! ストレートでポールポジションのサインツを抑えて先頭に立ちました。
ストレートエンドで角田がクラッシュ。
セーフティカーが出ます。
角田は自力でマシンを降りています。
アルボンもコースサイドにマシンを止めています。
角田は混戦のストレートで追突されてタイヤを破損した模様。
フェルスタッペン、サインツ、ノリス、ルクレール、ハミルトンの序列でセーフティカー走行が続いています。
角田はストレートの混戦で減速したアルボンと接触。右リヤタイヤを破損。これでアルボンもマシンを壊しリタイヤです。
ペレスにスタート違反の審議。
コース上はセーフティカー走行が続いています。角田のマシン撤去は終わり清掃中。
アルボンのマシンは第2ストレートで撤去作業中です。
ペレスは5秒ペナルティの裁定。
この周回でセーフティカー終了です。
フェルスタッペンを先頭にレース再開。
先頭はフェルスタッペン、2番手サインツ、3番手ノリス。
フェルスタッペンがファステストラップ。
DRS使用可になりました。
サインツがターン1でフェルスタッペンをパス!
トップはサインツ、2番手フェルスタッペン、3番手ノリス。
ノリスがフェルスタッペンのインを突く。
両者コースオフする乱戦の間にルクレールが2番手へ。
先頭はサインツ。以下、ルクレール、フェルスタッペン、ノリスの序列。
ノリスとフェルスタッペンのバトルは審議になる模様。
ペレスがストロールをかわして11番手へ。
ルクレールがファステストラップ。
ピアストリがボッタスをかわして15番手浮上。
フェルスタッペンがノリスを押し出したとして10秒ペナルティ。
5番手争い、ハミルトンの背後をラッセルが狙うチームメイトバトルとなっています。
先頭はサインツ。1秒遅れてルクレール。さらに2秒後方にフェルスタッペン。
ラッセルがハミルトンを抜いて5番手へ。
6番手ハミルトンの背後をさらにマグヌッセンが狙います。
アロンソがピットイン。リタイヤします。マシントラブルでしょうか。
先頭はサインツ。1秒7後方にルクレール。
10番手のローソンに後方からペレスが接近。
ペレスとローソンのバトルでペレスがコースオフ。
今度はペレスの後方からストロールが仕掛ける。
フェルスタッペンにノリスとのバトルの件で新たな10秒ペナルティ。計20秒のペナルティです。
ローソンとペレスのバトルについて審議。
ストロールとペレスの件も記録。
ペレスがピットイン。
ピアストリがコラピントを抜いて12番手へ。
先頭はサインツ。3秒離れてルクレール。さらに4秒後方にフェルスタッペン。
ペレスはピットで5秒ペナルティを消化したようです。
3番手フェルスタッペンの1秒以内にノリスが接近しています。
ノリスがフェルスタッペンのすぐ後ろまで接近。
DRSを使ってノリスが接近するも、フェルスタッペンが防戦しています。
フェルスタッペンがピットイン。
フェルスタッペンは20秒ペナルティを消化して出て行きます。
フェルスタッペンは15番手でコース復帰です。
先頭はサインツ、6秒離れてルクレール。さらに6秒後方にノリス。
オコンが周を抜いて13番手へ。
5番手ハミルトンがピットイン。
ガスリーもピットイン。
フェルスタッペンがオコンを抜いて11番手へ
ノリスがピットイン。
ノリスは4番手で戻ります。
フェルスタッペンがファステストラップ。
2番手のルクレールがピットイン。
3番手ラッセルもピットイン。
ハミルトンがファステストラップ。
フェルスタッペンがボッタスを抜いて9番手浮上。
トップのサインツがピットイン。
これで上位勢は1回ピット完了。先頭サインツ、2番手ルクレール、3番手ノリス。
ラッセルがローソンを抜いて4番手へ。
5番手ローソン、ピアストリ、ハミルトンが三つ巴のバトル。
ピアストリ、ハミルトンがローソンを抜いていきます。
ハミルトンがピアストリを抜いて5番手浮上。ピアストリはまだタイヤ交換していません。
フェルスタッペンが8番手のコラピントを追い上げます。ターン1でパスして8番手浮上。
先頭はサインツ。8秒離れてルクレール、その5秒後方にノリス。
フェルスタッペンがローソンを抜いて7番手へ。
9番手コラピントの後方にマグヌッセン、ヒュルケンベルグが迫ります。
スタートタイヤを引っ張っていた6番手ピアストリがピットイン。
ローソンもピットイン。
ピアストリは13番手で復帰。
16番手争いで再びペレスとローソンのバトル。
ローソンがストレートでペレスを抜いていく。
先頭はサインツ。7秒遅れてルクレール。さらに5秒後方にノリス。
10番手ボッタスの背後にガスリー、ピアストリと3台のバトルになっています。
ガスリー、ピアストリがボッタスをパス。ガスリーが10番手に。
ヒュルケンベルグがコラピントを抜いて8番手へ。
ピアストリがガスリーを抜いて10番手へ。
ペレスがピットイン。タイヤ交換して17番手でコース復帰。
上空、一部で雲が厚くなってきたようです。
ノリスがファステストラップ更新。
先頭はサインツ。6秒離れてルクレール。
3番手ノリスが再びファステストラップ。しかし、2番手ルクレールとの差は4秒台となかなか縮まりません。
フェルスタッペンはトップと43秒差の6番手。
コラピントが最初のピットイン。
コラピントは15番手で復帰。
2番手ルクレールと3番手ノリスの差は約4秒。
4番手ラッセルの背後にハミルトンが接近。再びチームメイトバトルに。
コラピントがファステストラップ。
4番手争い。ハミルトンがストレートでラッセルに接近するもパスするまでに至りません。
先頭はサインツ。5秒離れてルクレール。さらに4秒後方にノリス。
ハミルトンがホームストレートエンドで仕掛けるも、ラッセルが防戦。
4番手争い、ラッセルとハミルトンの接近戦が続いています。
2番手ルクレールと3番手ノリス差が3秒以内に。
ピアストリがヒュルケンベルグを抜き8番手へ。
先頭はサインツ。7秒離れてルクレール。その背後2秒までノリスが接近中。
2番手ルクレールまで1秒強とノリスが急接近。
ハミルトンとラッセルがサイドバイサイドのバトル。しかし、ラッセルが前を守ります。
2番手争い、ルクレールのDRS圏内にノリスが入っています。
ノリスがファステストラップ。
ノリスがルクレールのすぐ後ろまで接近。
最終ターンでルクレールがオーバーシュート!
これでノリスが2番手浮上です。
ルクレールはウォールとの接触は免れ、3番手に留まります。
ノリスがファステストラップ。
先頭はサインツ。2番手ノリスとの差は7秒8。
4番手争い、ラッセルとハミルトンの接近戦が続いています。
ハミルトンがストレートでラッセルをついにパス!
12番手争い、ローソンとコラピントのバトルで接触。
ローソンはフロントウイング交換のためピットへ入ります。
先頭はサインツ。6秒7後方にノリス。
残り3周。
ノリスがファステストラップ。
ソフトタイヤに交換していたローソンがファステストラップ。
ルクレールがピットイン。ソフトタイヤに替えてファステストラップを狙います。
ペレスもソフトタイヤに替えるためピットイン。
ファイナルラップ。
先頭のサインツと2番手ノリスの差は5秒。
サインツがトップでチェッカー。
ルクレールがファステストラップ更新で3位フィニッシュ。
最後尾のペレスはルクレールのラップタイムを更新できず。
メキシコGPの優勝はサインツ。ポールポジションから一度は先頭を譲ったものの、取り返して今季2回目、通算4回目の優勝です。
2位に4秒705遅れでノリス。3位にルクレールが入りました。
4位がハミルトン、5位ラッセル、6位は20秒ペナルティの傷を広げないことに専念せざるを得なかったフェルスタッペン。
7位にマグヌッセン、8位ピアストリ、9位ヒュルケンベルグ、10位ガスリー。ここまで10台がポイント獲得です。
日本の角田は1周目の接触でクラッシュ。リタイヤに終わりました。
次戦、第21戦ブラジルGPは11月1日に開幕。スプリントが日本時間2日23時スタート。予選が日本時間3日3時から、決勝は日本時間4日2時開始です。シーズンも終盤を迎え、フェルスタッペンとノリスのチャンピオン争い、さらにはコンストラクターズタイトル争いも白熱しています。熱い戦いを期待しましょう。