第17戦 アゼルバイジャン GP
9/15(Sun)20:00スタート
終了 決勝 ラップ: 51 /51
天気:晴れ
気温:26.4°C
路面状況:ドライ
路面温度:41.1°C
F1第17戦アゼルバイジャンGP決勝は、日本時間15日20時スタートです。
会場はバクー市街地コース。首都バクーに仮設されたストリート・サーキットは、世界遺産の城壁沿いを通る風光明媚なコース。2016年からF1GPが開催されています。
全長は6.003km。直線と直角コーナが組み合わせれたストップアン・ド・ゴーの市街地らしいレイアウトです。直角のターン16から高速コーナを経てメインストレートへ至る2km以上の全開区間は、現行F1最速レベルの迫力。エスケープゾーンが少なくミスが即クラッシュとなる緊張感との戦いが勝負の鍵となるでしょう。DRS(空気抵抗低減システム)ゾーンはホームストレートとターン2後の第2ストレート、全2カ所に設定されています。
昨日の予選でトップに立ったのはシャルル・ルクレール(フェラーリ)。アゼルバイジャンでは4年連続のポールポジションです。
2番グリッドはオスカー・ピアストリ(マクラーレン)。逆転で今季2勝目を狙います。
3番手はカルロス・サインツ(フェラーリ)、4番手に昨年優勝のセルジオ・ペレス(レッドブル)。
5番手がジョージ・ラッセル(メルセデス)、6番手にマックス・フェルスタッペン(レッドブル)。
7番手フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)、8番手に2戦目のフランコ・コラピント(ウイリアムズ)、9番手がアレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)、10番手に代役参戦のオリバー・ベアマン(ハース)。
11番手が角田 裕毅(RB)、12番手ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)、13番手ランス・ストロール(アストンマーティン)、14番手にダニエル・リカルド(RB)。
15番手はまさかのQ1敗退となったランド・ノリス(マクラーレン)、16番手にバルテリ・ボッタス(ステーク)、17番手がパワーユニット使用数超過でペナルティとなった周 冠宇(ステーク)、18番手は燃料流量違反ペナルティのピエール・ガスリー(アルピーヌ)。
そして、パワーユニット交換を行ったルイス・ハミルトン(メルセデス)とエステバン・オコン(アルピーヌ)がピットスタートとなっています。
昨年のアゼルバイジャンGPは、ポールポジションのルクレールを序盤にフェルスタッペンとペレスがパス。ピットインのタイミングで前に出たペレスが接戦を制して優勝を飾りました。
天候は晴れ。路面はドライ。決勝は51週で争われます。
コース上ではアゼルバイジャン国歌が演奏されています。
スタートまで10分を切り、ドライバーがマシンに乗り込んでいきます。
ルクレールを先頭にフォーメーションラップがスタートしました。
タイヤは予選上位勢はミディアム。アルボン、リカルド、ノリス、周、ガスリー、オコンがハードでスタートします。
ルクレールがグリッドに付きます。
スタート!
ルクレールがトップを守ってターン1へ。
ペレスがサインツをかわして3番手浮上。
フェルスタッペンも5番手に上がっています。
15番グリッドのノリスも13番手へ。
角田は12番手。
11番手を走っていたストロールがパンクで順位を落としています。
DRS使用可となりました。
トップはルクレール。約1秒遅れてピアストリ。さらに1秒離れてペレス。
ピアストリがDRSを使ってルクレールに接近。
ノリスが角田をかわして11番手へ。
ヒュルケンベルグも角田もかわす。角田は13番手。
ピアストリがファステストラップ。
ルクレールがファステストラップを塗り替えます。
角田はリカルド、ガスリーに抜かれて15番手。
角田は1周目にストロールと接触した影響があるようです。
ルクレールにピアストリが肉薄。
ピアストリがファステストラップ。先頭ルクレールのすぐ背後に迫っています。
ルクレールとピアストリの差は1秒前後、さらに1秒後方にペレス。
ルクレールがファステストラップでピアストリを突き放します。
ノリスがストレートでベアマンを抜き、10番手浮上。
ルクレールとピアストリの差が2秒以上に開いています。
11番手争い、ベアマンとヒュルケンベルグのチームメイトバトルが白熱しています。
ルクレールがペースを上げ、2番手ピアストリの差が3秒近くに。
ヒュルケンベルグがベアマンをかわし、11番手へ。
3番手ペレスがピアストリまで1秒前後と接近中。
コラピントがピットイン。
コラピントは15番手で戻ります。
角田は現在16番手。
先頭はルクレール、3秒7離れてピアストリ、さらに1秒8離れてペレス。
アロンソがピットイン。
5番手のフェルスタッペンがピットイン。
6番手ラッセルもピットへ。
フェルスタッペン10番手、ラッセル12番手で復帰。
2番手ピアストリのペースが伸びず、ルクレールとの差が5秒以上に。
3番手のペレスがピットイン。
ペレスは6番手でコース復帰。
フェルスタッペンはストレートでリカルドをかわして9番手へ。
トップはルクレール。6秒遅れてピアストリ。
ラッセルがガスリー、リカルドを抜いて9番手に。
5番手ノリスの背後にペレスが接近。チームプレーでノリスが抑えているようです。
その間にピアストリがピットインして4番手で復帰。ペレスはノリスを抜いて5番手へ。
角田はピットに戻ってマシンを降りました。リタイヤです。
トップのルクレールがピットイン。
ルクレールは2番手でコースに戻りました。
サインツもピットへ。
4番手のピアストリはルクレールを追い上げたいものの、ステイアウトしている3番手のアルボンが邪魔なようです。
ピアストリがアルボンをパスし、2番手へ。
ペレスもアルボンをかわし、3番手浮上。
トップはルクレール、1秒離れてピアストリ、さらに2秒後方にペレス。
ストレートでピアストリがルクレールをパス!
2番手ルクレールの1秒以内にペレスが接近しています。
ピアストリ、ルクレール、ペレスの上位3台がDRS圏内のバトルに。
コラピントがガスリーをかわして10番手浮上。
フェルスタッペンが6番手サインツを激しく追い上げ。
サインツがステイアウト中のノリスをパスして5番手に。
サインツはステイアウトしている4番手アルボンに接近。
サインツがアルボンをかわして4番手に。
フェルスタッペンは6番手ノリスに接近も、抜きあぐねています。
ピアストリがファステストラップ。
トップのピアストリとルクレールの差はコンマ6秒。
5番手アルボン以下、ノリス、フェルスタッペンと接近戦になっています。
ストレートでルクレールがピアストリの直後まで接近。
トップはピアストリ。コンマ6秒離れてルクレール、さらに1秒以上離れてペレス。
7番手フェルスタッペンの背後にラッセルが接近。5番手アルボンから4台の集団になりそうです。
ストレートエンドでルクレールが揺さぶりをかけるも、ピアストリがトップを守ります。
ピアストリとルクレールの接近戦が続いています。
ピアストリとルクレールの差はコンマ6秒程度。ストレートでルクレールが肉薄するものの、抜くまでには至りません
5番手アルボンがピットイン。
アルボンは10番手で戻ります。
ターン1でルクレールがピアストリに仕掛ける。しかしピアストリが防戦。
トップ争いはピアストリ、ルクレール、ペレス、三つ巴の接近戦が続いています。
ラッセルがストレートでフェルスタッペンをパス。6番手浮上。
トップはピアストリ、コンマ6秒差でルクレール。さらに1秒以内でペレスが追走。
9番手以下、コラピント、ヒュルケンベルグ、アルボンがバトルになっています。
ルクレールがストレートエンドでピアストリに迫りますが、前には出れません。
ヒュルケンベルグがコラピントを抜いて9番手浮上。
ルクレールがリアを滑らせ、あわやオーバーシュート。
残り15周。
3番手ルクレールと3番手ペレスの差が2秒近くまで開いています。
11番手コラピントにベアマン、ハミルトンが接近。
3番手ペレスのペースが落ち、後方サインツとの差がやや縮まっています。
6番手ノリスがピットイン。7番手で復帰。
3番手ペレスと4番手サインツの差が3秒強に縮小。
トップはピアストリ。ずっと1秒以内の差でルクレールが追走しています。
ノリスがファステストラップ。6番手フェルスタッペンの差を急速に縮めています。
ルクレールとピアストリ。テール・トゥ・ノーズのバトルが続きます。
ハミルトンが強引にベアマンをパス。13番手浮上。
残り10周。
3番手ペレスが再びルクレールの1秒以内へ接近。
ピアストリとルクレールのバトルはお互いリアを滑らせる限界域の戦いに。
4番手サインツもペレスの3秒以内に近づいてきました。
6番手フェルスタッペンとノリスの差は8秒に縮小。
3番手ペレスと4番手サインツの差が2秒を切りました。
3番手ペレスの背後、徐々にサインツが迫っています。
6番手フェルスタッペンと7番手ノリスの差が5秒に。
トップはピアストリ、コンマ5秒差でルクレール、さらに1秒程度の差でペレスとサインツが続いています。
6番手フェルスタッペンとノリスの差は3秒台に接近。
残り5周。
ストロールがピットイン。
ややルクレールが遅れたか。ピアストリとの差が1秒以上に。
今度は2番手ルクレールの背後からペレスが仕掛けます。
ピアストリとルクレールの差は2秒以上。2番手以下がルクレール、ペレス、サインツのバトルに。
6番手フェルスタッペンのすぐ背後までノリスが接近。
ノリスがストレートでフェルスタッペンをパス。6番手浮上。
3番手ペレスがルクレールの隙をうかがっています。
三つ巴のバトル中にペレスとサインツがクラッシュ!
イエローフラッグが出ます。
ペレスとサインツ、ドライバーは無事のようです。
VSC(バーチャルセーフティーカー)が出ます。
イエローフラッグのまま、ピアストリがトップでチェッカー!
ピアストリが通算2回目の優勝です。
2位にルクレール、3位にラッセル。
アゼルバイジャンGPの優勝はピアストリ。激しいバトルを制し、2番グリッドからの逆転で勝利をつかみました。
2位は熱いバトルを見せたものの終盤に遅れたルクレール。3位にラッセルが入りました。
4位がノリス、5位フェルスタッペン、6位アロンソ。
7位アルボン、8位コラピント、9位ハミルトン、10位ベアマン。
以上10人がポイント獲得です。
ペレスとサインツの接触についてはレース後に調査が行われると発表されました。
角田は1周目の接触によるダメージのため、15周でリタイヤ。完走16台のレースでした。
次戦、第18戦シンガポールGPは20日に開幕。予選は日本時間21日22時開始、決勝は日本時間22日21時スタートです。ついにコンストラクターズ・ポイントでマクラーレンがレッドブルを逆転。シリーズも終盤に入りタイトル争いも白熱してきました。マクラーレン勢が押し切るのか、レッドブルやフェラーリの反撃があるのか。勝負の行方に注目です。