第16戦 イタリア GP
9/1(Sun)22:00スタート
終了 決勝 ラップ: 53 /53
天気:ほぼ晴れ
気温:32.2°C
路面状況:ドライ
路面温度:43.5°C
F1第16戦イタリアGP決勝は、日本時間1日22時スタートです。
会場はモンツァ・サーキット。創設1922年、100年以上の歴史を誇る伝統のサーキットです。F1でも1980年を除いて毎回イタリアGPが開催されています。開催に先立ち、路面再舗装や一部縁石・エスケープゾーンの改修などが行われました。
全長は5.793km。かつての超高速レイアウトからシケイン導入などの改修がなされたものの、依然としてF1屈指の高速コース。1kmを超えるホームストレート後、クルヴァ・グランデと呼ばれるターン3から次のシケイン侵入が一つの勝負所。バックストレートから高速で飛び込む最終コーナーの迫力も見物です。DRS(空気抵抗低減システム)ゾーンはホームストレートとターン7後の高速セクション、全2カ所に設定されています。
昨日の予選で最速を記録したのはランド・ノリス(マクラーレン)。2戦連続ポールポジションと速さを見せつけています。
2番グリッドはオスカー・ピアストリ(マクラーレン)。マクラーレン勢のフロントロー独占です。
3番手はジョージ・ラッセル(メルセデス)、4番手が地元フェラーリのシャルル・ルクレール(フェラーリ)。
5番手にカルロス・サインツ(フェラーリ)、6番手ルイス・ハミルトン(メルセデス)。
7番手に昨年優勝のマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、8番手が昨年2位のセルジオ・ペレス(レッドブル)。
9番手にアレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)、10番手はニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)。
11番手フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)、12番手ダニエル・リカルド(RB)、13番手ケビン・マグヌッセン(ハース)。
14番手はピエール・ガスリー(アルピーヌ)、15番手エステバン・オコン(アルピーヌ)、16番手に角田 裕毅(RB)。角田は相性の良くないモンツァですが、ここから巻き返しを狙います。
17番手がランス・ストロール(アストンマーティン)、18番手に今回から参戦のフランコ・コラピント(ウイリアムズ)、19番手バルテリ・ボッタス(ステーク)、20番手は周 冠宇(ステーク)。以上、20台が出走します。
昨年のイタリアGPは、序盤からポールポジションのサインツと2番手のフェルスタッペンのバトルが勃発。15周目にトップを奪ったフェルスタッペンがそのまま逃げ切り優勝を果たしました。
天候は晴れ。路面はドライ。決勝は53周で争われます。
コース上ではイタリア国歌が演奏されています。
オリンピック・イタリア代表のメダリスト達がセレモニーに参加しています。
スタートまで10分切り、徐々にドライバーがマシンに乗り込んでいきます。
レース中の降水確率は40%。
ノリスを先頭にフォーメーションラップがスタートしました。
タイヤはフェルスタッペン、ペレス、オコン、角田、ストロール、ボッタスがハード。それ以外はミディアムスタートです。
各車がグリッドにつきます。
スタート!
ノリスが先頭を守ったまま第1シケインへ侵入。
ラッセルがシケインでコースオフ。6番手に転落。
ピアストリがノリスをかわす。
ルクレールもノリスを抜いて2番手浮上。
先頭はピアストリ、2番手ルクレール、以下、ノリス、サインツ、ハミルトン。
DRS(空気抵抗低減システム)使用可能になりました。
ラッセルはコースオフ時にマシンのダメージがあったようです。
角田は15番手。
ピアストリがファステストラップ。
ノリスがファステストラップ。
1周目にリカルドとヒュルケンベルグにインシデントがあったとして審議。
先頭はピアストリ。以下、ルクレール、ノリス、サインツ、ハミルトンと等間隔で続いています。
ピアストリが再びファステストラップ。
角田は19番手にポジションを落としています。
ルクレールがファステストラップ。
接触のあったヒュルケンベルグがピットイン。フロントウイングを交換します。
角田が順位を落としたのは、ターン1でヒュルケンベルグとの接触が原因でした。
6番手のフェルスタッペンは前のハミルトンと2秒近い差を付けられています。
トップはピアストリ、1秒以内の差でルクレール。
角田はピットイン。接触のダメージでリタイヤのようです。
リカルドに5秒ペナルティ。
ヒュルケンベルグに10秒ペナルティ。
ルクレールがファステストラップ。
ピアストリとルクレールの差はコンマ5秒に接近。
ペレスが7番手ラッセルを抜いていきます。
ガスリーがピットイン。
ピアストリがペースを上げ、ルクレールとの差が1秒7に。
ラッセルがピットイン。ダメージのあったフロントウイングも交換します。
リカルドもピットイン。
ラッセルは16番手でコース復帰。
トップはピアストリ。2番手ルクレールと2秒差。その1秒後方にノリス。
アロンソがピットイン。
アロンソはラッセルの直前の15番手で復帰。
2番手ルクレールのペースが落ち、ノリスがコンマ8秒に接近。
ノリスがピットイン。ピットレーンであわやタイヤロックの白煙が上がっていました。
ノリスは9番手でコース復帰。オコンを抜いて8番手へ。
2番手ルクレールがピットイン。
4番手のハミルトンもピットへ。
ルクレールはノリスの後ろでコース復帰。ノリスのアンダーカットです。
トップのピアストリがピットイン。
これでサインツが先頭に。
2番手にハードタイヤのフェルスタッペン。
先頭はサインツ。3秒6離れてフェルスタッペン。3番手ペレス。
アルボンがピットピン。
リカルドに10秒ペナルティ。先ほどピットでの停止時に作業違反がありました。
ルクレールがファステストラップ。
先頭はサインツ、3秒離れてフェルスタッペン、3番手ペレス。この3台がまだステイアウトしています。
サインツがピットイン。
サインツは6番手で戻ります。
ピットイン組の最上位は3番手のピアストリ。2秒後方にノリス、その1秒後方にルクレール。
ルクレールがファステストラップ。
6番手サインツの後方にハミルトンが接近。
18周目のマグヌッセンとガスリーの接触について審議。
アロンソがボッタスをかわして10番手浮上。
先頭のフェルスタッペンがピットイン。
フェルスタッペンはやや作業に手間取ったものの、7番手でコース復帰。
ルクレールがファステストラップ。
ペレスもピットイン。上位勢は全員タイヤ交換完了。
先頭はピアストリ、2秒離れてノリス、さらに1秒5後方にルクレール。
ピアストリがファステストラップ。
マグヌッセンがガスリーをかわして13番手へ。
マグヌッセンに10秒ペナルティ。
ラッセルがオコンをかわして8番手へ。
先頭はピアストリ、2秒離れてノリス、さらに1秒6後方にルクレール。
アロンソがオコンをかわして9番手浮上。
ピアストリがファステストラップを連発。ノリスとの差が2秒5まで広がりました。
ノリスがファステストラップ。
現在トップのピアストリと4番手サインツの差が16秒。サインツは今後ピットインしないワンストップ作戦と見られています。
ピアストリがファステストラップ。
コラピントがガスリーを抜いて15番手へ。
先頭はピアストリ。3秒離れてノリス。さらに1秒7離れてルクレール。
ラッセルとペレスが7番手争いバトル
2番手ノリスのペースが落ちています。3番手ルクレールが1秒以内に接近。
ノリスはシケインを曲がりきれず、1秒以上のロスをしていた模様。
ノリスがピットイン。
ノリスは6番手でコースに戻ります。
先頭はピアストリ、5秒後方に2番手ルクレール。
ピアストリと3番手サインツの差は17秒。
8番手ラッセルがピットイン。
ラッセルは11番手で復帰。
ボッタスが最初のピットイン。
各車タイヤの消耗等で、オーバーシュートが増えてきています。
トップはピアストリ、6秒離れてルクレール、さらに11秒後方にサインツ。
7番手ペレスがピットイン。
アロンソもピットへ。
5番手フェルスタッペンの後方からノリスが接近。
ペレスがアルボンを抜いて8番手へ。
4番手ハミルトンがピットイン。
8番手争いでラッセルとペレスが激しいバトル。
トップのピアストリがピットイン。
ピアストリは3番手で復帰。
これで先頭はルクレール、10秒離れてサインツ。
4番手フェルスタッペンにノリスが仕掛けるが、フェルスタッペンが防戦。
先頭はルクレール。10秒7離れてサインツ。さらに6秒後方にピアストリ。
ノリスがフェルスタッペンをかわして4番手浮上。
7番手争い、マグヌッセンの後方からラッセルが仕掛けています。
フェルスタッペンがピットイン。
フェルスタッペンは6番手で復帰。
ラッセルがマグヌッセンを抜いて7番手浮上。
先頭はルクレール。10秒7離れてサインツ。さらに3秒5後方にピアストリ。
3番手ピアストリがペースを上げ、2番手サインツとの差が急速に縮まっています。
フェルスタッペンがファステストラップ。
ピアストリがサインツのDRS圏内に入りました。
2番手サインツのすぐ背後までピアストリが接近しています。
ピアストリがサインツをかわして2番手浮上!
先頭はルクレール。11秒離れてピアストリ。
4番手ノリスもサインツに接近。
ホームストレートエンドでノリスがサインツのすぐ背後まで接近。
先頭はルクレール、9秒5離れてピアストリ。
ノリスがホームストレートでサインツをかわして3番手浮上。
残り5周。トップとルクレールと2番手ピアストリの差は8秒。
トップのルクレールも奮闘中。ピアストリとの差は7秒7。
残り3周。ルクレールとピアストリの差は7秒。
残り2周。ルクレールとピアストリの差は6秒を切りました。
先頭がルクレール、5秒離れてピアストリ、さらに4秒後方にノリス。
残り1周。ルクレールとピアストリの差は4秒。
ルクレールが先頭でチェッカー! フェラーリが地元で栄冠です。
3位のノリスが最終周回でファステストラップを記録。
イタリアGPの優勝はルクレール。4番手スタートながらワンストップ作戦で逆転し、巧みなタイヤマネジメントで逃げ切りを果たしました。
2位が2秒664差のピアストリ。猛追実りませんでした。3位にノリス。
4位にサインツ、5位ハミルトン、6位フェルスタッペン。
7位ラッセル、8位ペレス、9位アルボン、10位マグヌッセン。
以上10人がポイント獲得です。
角田は接触によるダメージのため7周でリタイヤ。完走19台のレースでした。
次戦、第17戦アゼルバイジャンGPは13日に開幕。予選は日本時間14日21時開始、決勝は日本時間15日20時スタートです。今回のフェラーリの躍進により、勢力争いはますます混沌としてきました。マクラーレン勢が速さを見せつける中、フェルスタッペンの復活はあるのでしょうか。戦いの行方に注目しましょう。