第12戦 イギリス GP
7/7(Sun)23:00スタート
終了 決勝 ラップ: 52 /52
天気:ほぼ晴れ
気温:15.8°C
路面状況:ドライ
路面温度:24.8°C
F1第12戦イギリスGP決勝は、日本時間7日23時スタートです。
会場はシルバーストン・サーキット。飛行場跡地に造られたコースで最初のF1GP開催は1950年。1987年以降のイギリスGPは毎回ここで開催されています。
コース全長は5.891km。ストレートからのS字コーナーなど高速セクションが特徴で、マシンの空力性能が試されるレイアウトです。一方でオーバーテイクが難しく、各車がどこでバトルを仕掛けるかも注目です。DRS(空気抵抗低減システム)ゾーンは、ターン5後の通称ウェリントン・ストレート、ターン14後の通称ハンガー・ストレート、全2カ所に設定されています。
天候は曇りですが雲間から日が差しています。直前に雨が降り、コースはハーフウェット。レコノサンス・ラップでは各車、インターミディエイトタイヤとスリックタイヤ両方を試しています。決勝は52周で争います。
昨日行われた予選でポールポジションを獲得したのは、ジョージ・ラッセル(メルセデス)。カナダGP以来、今季2回目のポールポジションです。
2番手はルイス・ハミルトン(メルセデス)。フロントローに並んだメルセデス勢がマクラーレンやレッドブル勢をどう抑えるか注目です。
3番手はランド・ノリス(マクラーレン)。イギリス人ドライバーが予選トップ3を独占するのは56年ぶり。イギリスGPでのトップ3独占は62年ぶりです。
4番手はマックス・フェルスタッペン(レッドブル)。予選序盤でコースオフするなど苦戦気味です。
5番手がオスカー・ピアストリ(マクラーレン)、6番手がニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)。
7番手はカルロス・サインツ(フェラーリ)、8番手にランス・ストロール(アストンマーティン)。
9番手がアレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)、10番手にフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)。
11番手にQ2敗退となったシャルル・ルクレール(フェラーリ)、12番手ローガン・サージェント(ウイリアムズ)。13番手に日本の角田 裕毅(RB)が付けました。
14番手は周 冠宇(ステーク)、15番手ダニエル・リカルド(RB)、16番手バルテリ・ボッタス(ステーク)。
17番手にケビン・マグヌッセン(ハース)、18番手がエステバン・オコン(アルピーヌ)。19番手がピエール・ガスリー(アルピーヌ)。なお、セルジオ・ペレス(レッドブル)は予選19番手タイムだったのですが、パワーユニット交換を行ったためピットスタートとなります。
昨年のイギリスGPは、ポールポジションのフェルスタッペンに対して2番グリッドのノリスがスタートで先行。しかし、4周目にトップを奪還したフェルスタッペンが逃げ切りポール・トゥ・ウィンを飾っています。
コースでは、イギリス国歌が演奏されています。
QUEENのサー・ブライアン・メイも会場に姿を見せています。
過去のイギリスGPではハミルトンが8勝、アロンソが2勝、サインツとフェルスタッペンが1勝しています。
スタートまで10分を切っています。
タイヤは周とオコンがソフト。ペレスがハード。それ以外はミディアムです。
ダミーグリッドからラッセルがスタート。フォーメーションラップが始まりました。
ラッセルがホームストレートに戻ってきました。
ガスリーがピットレーンに戻ります。
スタート!
ラッセルがトップを守り、各車順調にスタート。
フェルスタッペンがノリスをかわして3番手浮上。
角田は11番手に上昇。
先頭はノリス、2番手ハミルトン、3番手フェルスタッペン。
ルクレールが8番手までジャンプアップしています。
一方、6番グリッドだったヒュルケンベルグは9番手へ。
先頭はラッセル、コンマ6秒離れてハミルトン、さらに1秒遅れてフェルスタッペン。
ヒュルケンベルグがコース外から抜いたとして審議。
角田は11番手。前はアロンソ、後ろはアルボン。
トップのラッセルがハミルトンとの差を1秒2に拡大。
ラッセルがファステストラップ。
ヒュルケンベルグの審議はお咎めなし。
先頭のラッセルとハミルトンの差は1秒6。さらに1秒5後方にフェルスタッペン。
7番手のストロールにルクレールが迫っています。
トップからラッセル、ハミルトン、フェルスタッペン、ノリス、ピアストリ、サインツまで6台が一団。7番手ストロールは少し遅れています。
リカルドが周をかわして14番手に上がっています。
7番手ストロールにルクレールとヒュルケンベルグが接近。
2番手ハミルトンと後方のフェルスタッペンの差が2秒以上に拡大。
ペレスが周をかわして16番手浮上。
3番手フェルスタッペンの背後、徐々にノリスが近づいています。
4番手ノリスの1秒以内にピアストリが接近。
雨がコースに近づいているという予報が出ています。
先頭はラッセル、1秒3離れてハミルトン、さらに3秒遅れてフェルスタッペン。
3番手フェルスタッペンと4番手ノリスの差がそろそろ1秒を切りそう。
周がピットイン。ソフトからミディアムに替えて出て行きます。
ルクレールがストロールをかわして7番手浮上。
ストレートでノリスがフェルスタッペンに接近。
コースの一部で雨が降り始めたようです。
フェルスタッペンとノリスの差はコンマ3秒。
ハンガーストレートでノリスがフェルスタッペンをかわす!
ノリスがファステストラップ。
先頭はラッセル、1秒6離れてハミルトン、さらに3秒離れてノリス。
スタンドでは雨具を用意する観客が多くなっています。
今度は4番手フェルスタッペンにピアストリが接近。
11番手の角田の背後にアルボンが迫っています。
ピアストリがフェルスタッペンを抜きました!
ラッセルの背後にハミルトンが急接近。
ハミルトンがDRSを使ってラッセルを抜いた!
メルセデスの2台がターン3でコースオフ。
先頭はハミルトンがキープ。2番手は1秒3離れてノリス、さらに1秒遅れてラッセル。
雨のためDRS使用禁止に。
ヒュルケンベルグがストロールを抜いて8番手に。
ノリスがターン1でハミルトンを抜いていく!
さらにピアストリがラッセルを抜く!
先頭ノリス、ハミルトン、ピアストリ、ラッセル、フェルスタッペンの序列。
ルクレール、ペレス、オコンがピットインしてインターミディエイトに交換。
ピアストリがハミルトンをかわして2番手に。
トップはノリス、1秒5離れてピアストリ、さらに1秒離れてハミルトン。
5番手フェルスタッペンの背後からサインツが接近。
雨が一旦上がった模様です。
先頭はノリス、2秒離れてピアストリ、さらに1秒遅れてハミルトン。
DRS使用可能に。
再び雨が近づいています。
周回遅れのペレスをトップのノリスが抜いていきます。
ルクレールが速い車にコースを譲ろうとしてコースオフ。
DRS使用不可に。
5番手フェルスタッペンの背後からサインツが仕掛けています。
サインツがあわやオーバーシュート。
ノリスの背後からピアストリがバトルを仕掛ける。
サインツ、フェルスタッペンがピットイン。
ヒュルケンベルグ、ストロールもピットイン。
フェルスタッペン5番手でコース復帰。
ノリスがピットイン。
ハミルトン、ラッセルもピットへ。
上位でステイアウトはピアストリのみ。
ノリスが2番手、以下ハミルトン、フェルスタッペン、ラッセル、サインツの序列に。
角田もピットインしてタイヤ交換。
ピアストリがピットイン。
これで先頭はノリスに。
ピアストリは6番手で復帰。
トップはノリス、3秒離れてハミルトン、さらに4秒離れてフェルスタッペン。
角田は10番手。前はアロンソ、後ろはアルボン。
ペレスがピットイン。
コース内は、ほぼドライのところと水が浮いているところが混在する難しいコンディションです。
フェルスタッペンのペースが延びず、前のハミルトンと6秒差に。
先頭はノリス、3秒離れてハミルトン、さらに7秒遅れてフェルスタッペン。
5番手サインツにピアストリが接近しています。
ホームストレートでピアストリがサインツに接近しますが、サインツも防戦。
サインツとピアストリのバトルが続いています。ピアストリが接近。
ラッセルがピットへ戻ってマシンを降ります。
ラッセルはマシントラブルの模様。
これで角田は9番手に。
先頭はノリス、3秒離れてハミルトン、さらに7秒離れてフェルスタッペン。
ラッセルは冷却系トラブルの模様。
マグヌッセンがターン18であわやコースオフ。なんとか立て直します。
2番手ハミルトンがノリスとの差を一気に1秒縮めています。
先頭ノリスとハミルトンの差は1秒8に。
コース上は日が差してきました。
ノリスは縁石を踏んでややコントロールミスがあったようで、ハミルトンとの差を再び2秒台に拡大します。
残り15周。
4番手を巡り、サインツとピアストリのバトル。
リカルド、ハミルトンがピットイン。
フェルスタッペンもピットへ。
ピアストリもピットイン。
ハミルトンは3番手で復帰、その後ろにフェルスタッペン、ピアストリ。
ノリスも1周遅れてピットへ。
ハミルトンが逆転! ノリスは2番手。
トップはハミルトン、2秒遅れてノリス、さらに6秒離れてフェルスタッペン。
角田もタイヤ交換を済ませて10番手。
フェルスタッペンがファステストラップ。
ピアストリがファステストラップ。
DRS使用可になりました。
先頭はハミルトン、2秒離れてノリス、さらに3秒離れてフェルスタッペン。
ピアストリがさらにファステストラップ。
2番手ノリスの背後へフェルスタッペンが急速に接近。
フェルスタッペンがファステストラップ。
トップはハミルトン、2秒4離れてノリス、さらに2秒5離れてフェルスタッペン。
ノリスがファステストラップを出すもすぐにフェルスタッペンが更新。
トップのハミルトンと2番手ノリスはソフトタイヤ。3番手フェルスタッペンはハードタイヤで追っています。
9番手角田のすぐ背後にアルボン。バトルが続いています。
先頭はハミルトン、2秒離れてノリス、さらに2秒離れてフェルスタッペン。
2番手ノリスとフェルスタッペンの差が1秒4に。
アルボンが角田を抜いて9番手に。
ノリスとフェルスタッペンの差は1秒2。
ノリスとフェルスタッペンの差が1秒切った。
残り5周。
ピアストリがファステストラップ。
DRSを使ってフェルスタッペンがノリスに接近。
ハンガーストレートでフェルスタッペンがノリスをかわす! 2番手浮上。
フェルスタッペンがファステストラップ。
トップのハミルトンとフェルスタッペンの差は3秒3。
残り3周。
ハミルトンとフェルスタッペンの差は3秒。
ハミルトンも奮闘。フェルスタッペンの接近を許しません。
残り2周。ハミルトンとフェルスタッペンの差は2秒7。
サインツがピットイン。
チェッカーを振るのはサー・ブライアン・メイ。
ハミルトンがファイナルラップに入ります。
ハミルトンとフェルスタッペンの差は2秒5。
ハミルトンとフェルスタッペンの差は1秒9。
大歓声に迎えられハミルトンがトップでチェッカー。
2位フェルスタッペン、3位ノリス。
角田は10位でチェッカー。
ハミルトンに国旗が渡され、掲げながらのウイニングランです。
イギリスGPの優勝はハミルトン。2021年以来3シーズンぶりの優勝です。2位は1秒465差でフェルスタッペン。3位にノリスが続きました。
4位にピアストリ、5位サインツ、6位ヒュルケンベルグ。
7位がストロール、8位アロンソ、9位アルボン。
10位は日本の角田。トップから1分19秒303遅れ。4戦ぶりのポイント獲得となりました。
以上10台がポイント獲得圏内です。完走18台のレースでした。
次戦、第13戦ハンガリーGPは7月19日に開幕。予選が日本時間20日23時から行われ、決勝は日本時間21日22時スタート。混戦が続く今シーズン、メルセデス勢の復活でますます勝負の行方が分からなくなってきました。1週間のインターバルを挟み、レッドブル勢の巻き返しはあるのでしょうか。注目しましょう。