第11戦 オーストリア GP
6/30(Sun)22:00スタート
終了 決勝 ラップ: 71 /71
天気:ほぼ曇り
気温:29.6°C
路面状況:ドライ
路面温度:43.5°C
F1第11戦オーストリアGPス決勝は日本時間22時にスタートします。
会場はレッドブル・リンク。標高約700mにあり、山間の傾斜を活かした高低差豊かなコース。レッドブル勢にとっては負けられないホームGPです。
全長4.318km、決勝は71周で争います。ターン数が10と少ない高速レイアウト。ホームストレートを含む前半3カ所の高速セクションが特徴。後半の高速コーナーではマシン総合力が試されます。DRS(空気抵抗低減システム)ゾーンは、ホームストレート、ターン1からターン3の間、ターン3とターン4の間、全3カ所に設定されています。
天候は概ね晴れ。コースはドライ。風が強そうです。
昨日行われた予選でポールポジションを獲得したのは、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)。4戦ぶりのポールポジション獲得ですが、2番手にコンマ4秒の差を付けた圧倒的な走りでした。
2番手はランド・ノリス(マクラーレン)。昨日のスプリントでは3位に終わりましたが、決勝では雪辱を果たしたいところです。
3番手はジョージ・ラッセル(メルセデス)、4番手カルロス・サインツ(フェラーリ)。
5番手にルイス・ハミルトン(メルセデス)、6番手がシャルル・ルクレール(フェラーリ)。
7番手のオスカー・ピアストリ(マクラーレン)は予選Q3で3番手タイムを出したものの、トラックリミット違反でタイム抹消となり、この位置。8番手にセルジオ・ペレス(レッドブル)。
9番手にニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)、10番手がエステバン・オコン(アルピーヌ)。
11番手にダニエル・リカルド(RB)、12番手ケビン・マグヌッセン(ハース)、13番手ピエール・ガスリー(アルピーヌ)。
14番手に日本の角田 裕毅(RB)。初日、2日目とコースオフなどもありましたが、Q2まで進出し、前戦の不調からマシンも進化しているようです。
15番手フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)、16番手アレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)、17番手ランス・ストロール(アストンマーティン)、18番手バルテリ・ボッタス(ステーク)、19番手ローガン・サージェント(ウイリアムズ)。周 冠宇(ステーク)はピットスタートとなります。
昨年のオーストリアGPでは、ポールポジションのフェルスタッペンがルクレールの追走を退け、ポール・トゥ・ウィン。スプリントも制する完全優勝でした。
コース上ではオーストリア国歌の演奏が行われています。
過去のオーストリアGPではフェルスタッペンが4勝、ボッタスが2勝、ルクレールとハミルトンが1勝を挙げています。
スタートまで10分を切り、マシンの準備が勧められています。
タイヤは周のみハード。それ以外は全車ミディアムです。
スタッフがマシンを離れます。
フェルスタッペンを先頭にフォーメーションラップが始まりました。
フェルスタッペンがホームストレートに戻ってきました。
各車がグリッドに付きます。
スタート!
ターン1はフェルスタッペンが先頭を守って侵入。
ハミルトンとサインツがバトル
ノリスはラッセルの競り合いを退けポジションを守る。
ピアストリがコースオフ。
ルクレールがピットインです。
角田は14番手。
ルクレールは接触があったようでノーズを交換しています。
オコンがヒュルケンベルグが激しい8番手争い。
ノリスがファステストラップ。
ハミルトンがラッセルをかわして3番手に上がります。
しかしラッセルもすぐにポジション奪還。
先頭はフェルスタッペン、1秒8離れてノリス、さらにラッセル、ハミルトンの序列。
角田は13番手。前がリカルド、後ろがアロンソ。
先頭フェルスタッペンとノリスの差はすでに2秒3に拡大。
3番手以下、ラッセル、ハミルトン、サインツ、ペレスが接戦になっています。
サインツがハミルトンを抜き、4番手へ。
ハミルトンは序盤にコース外からサインツを抜いたとして、ポジションを譲りました。
先頭はフェルスタッペン、3秒離れてノリス、さらに2秒離れてラッセル。
6番手を巡りピアストリとペレスもバトルとなっています。
角田は13番手。前のリカルドとは少し間隔が開きました。すぐ背後にアロンソが付けています。
先頭フェルスタッペンと2番手ノリスの差は4秒以上。
マグヌッセン、リカルドがピットイン。
両者ハードタイヤに替えて出て行きます。
ヒュルケンベルグがピットイン。
アロンソもタイヤ交換。
15番手を巡りマグヌッセンとヒュルケンベルグのチームメイトバトル。
アルボンもピットイン。
先頭フェルスタッペンとノリスの差は5秒に。
18番手のルクレールをアルボンが抜いていきます。
先頭はフェルスタッペン。5秒5離れてノリス。さらに4秒遅れてラッセル。
角田は現在10番手です。
ルクレールが再びピットイン。
ルクレールはミディアムタイヤに交換して出て行きます。
先頭フェルスタッペンとノリスの差は約6秒に。
最後尾に落ちたルクレールがサージェントを抜いてポジションを上げました。
8番手オコンがピットイン。
15番手争い、アロンソと周が接触?
アロンソと周の接触が審議に。
ハミルトン、ペレスがピットイン。
角田もピットイン。
ハミルトンは6番手で復帰。
サインツ、ラッセルがピットイン。
ハミルトンのピットインの際、走行違反があったとして審議へ。
フェルスタッペン、ノリスがピットイン。
アロンソは先ほどの周との接触で10秒ペナルティ。
ステイアウトしているピアストリがトップに。
フェルスタッペンが2番手。約7秒離れてノリス、、さらに1秒離れてラッセル。
ハミルトンにピットインの件で5秒ペナルティ。
ピアストリがピットへ入り、フェルスタッペンが再び先頭へ。
ノリスがファステストラップ。
フェルスタッペンはピットインの際にアンセーフリリースがあったとして審議。
先頭はフェルスタッペン。7秒離れてノリス、さらに2秒5離れてラッセル。
角田は15番手。前がアルボン、後ろはストロール。
10番手リカルドの背後からアロンソ、オコンが迫りバトルになっています。
2番手ノリスと3番手ラッセルの差が4秒近くに拡大。
ペレスにピットレーン速度違反があったとして審議。
10番手リカルドの背後にはアロンソ、オコンに加えてガスリーも追いつき、4台が一団。
ペレスに5秒ペナルティ。
12番手争い。オコンとガスリーがバトルを繰り広げます。
ノリスがファステストラップ。
先頭を快走するフェルスタッペンはすでに2番手ノリスとの差を約8秒に拡大。
18番手のルクレールがピットイン。
フェルスタッペンのアンセーフリリース疑惑は無罪。
オコンがアロンソを抜いて11番手に。
オコンがバトルでガスリーを押し出す!
13番手アロンソがピットイン。
アロンソはペナルティをこなします。
先頭はフェルスタッペン。8秒遅れてノリス、さらに6秒離れてラッセル。
13番手アルボンを角田がかわす!
角田はこれで13番手。3秒前にガスリー。
10番手リカルドがピットイン。
リカルドは16番手でコース復帰。
9番手マグヌッセンがピットイン。
マグヌッセンは15番手で復帰。
8番手ヒュルケンベルグがピットイン。
8番手争い、オコンとガスリーの激しいチームメイトバトルが続いています。
オコンとアロンソのバトルについて審議へ。
トップのフェルスタッペンと2番手ノリスの差がやや縮まって7秒3に。
フェルスタッペンはタイヤがよくないと訴えている模様。
ガスリーがピットイン。
アルボンにピットイン時に違反があったと審議。
オコン、ストロールがピットイン。
ステイアウトしている角田は現在8番手。
角田がピットへ。
アルボンに5秒ペナルティ。
角田は15番手でコース復帰。
角田、アウトラップでストロールに抜かれて16番手に。
3番手ラッセルがピットイン。
ラッセルは新品ハードに替えて出て行きます。
4番手サインツがピットイン。
ピアストリがハミルトンをかわして3番手浮上。
先頭のフェルスタッペンと2番手ノリスの差は7秒。
ラッセルがファステストラップ。
11番手ルクレールにガスリーが挑んでいます。
ガスリーがルクレールを抜き、11番手に。
フェルスタッペンがピットイン。
ノリスも続いてピットへ。
フェルスタッペンはトップのままコース復帰。
フェルスタッペンがタイヤロックさせ、あわやコースオフ。
フェルスタッペンとノリスの差は1秒8。
3番手ハミルトンがピットイン。
フェルスタッペンとノリスの差が1秒を切った。
ハミルトンはペナルティを消化します。
フェルスタッペンとノリスの差はコンマ6秒強。
ノリスがDRSを使ってフェルスタッペンに仕掛けます。
しかし、フェルスタッペンも防衛。
バックマーカーをはさみ、フェルスタッペンとノリスの差は再び1秒以上に。
再びホームストレートでノリスがフェルスタッペンに接近。
ターン3でノリスがフェルスタッペンに接近。
ノリスのトラックリミット警告が3回に。
フェルスタッペンとノリスの差はコンマ5秒。
ターン1でノリスがオーバーシュートしながら前に出るもフェルスタッペンが先頭奪還。
ノリスのコースオフがトラックリミット違反か審議へ。
フェルスタッペンとノリス、テール・トゥ・ノーズのバトルが続きます。
残り10周。
角田は現在16番手。
ターン3でノリスがインを突くが、フェルスタッペンがコース外を使って対抗。
ターン3でフェルスタッペンとノリスが接触!
両者パンク。
ノリスに5秒ペナルティ。
なんとラッセルがトップに。2秒離れて2番手がサインツ、すぐ背後にピアストリ。
フェルスタッペンは5番手でコースへ復帰。
ピアストリがサインツをかわして2番手へ。
ノリスはリタイヤ。
VSC(バーチャルセーフティーカー)が出ました。
VSC解除。
トップのラッセルとピアストリの差は3秒。
フェルスタッペンに10秒ペナルティ。
ラッセルとピアストリの差は2秒8と縮まりましたが、残り3周です。
6番手を巡りヒュルケンベルグとペレスのバトル。
フェルスタッペンがファステストラップ。
ラッセルとピアストリの差は2秒で残り2周。
ラッセルがペースを上げピアストリを突き放します。
ファイナルラップ。
ラッセルがトップでチェッカー!
2位ピアストリ、3位サインツ。
角田は15番手でフィニッシュ。
アロンソがファステストラップ。
コース上の全車がチェッカーを受けました。
オーストリアGPの優勝はラッセル。2022年サンパウロGP以来、通算2回目の優勝です。
2位には1.906秒差でピアストリが入り、3位にサインツが続きました。
4位にハミルトン、5位はトップ争いからまさかの接触で遅れたフェルスタッペン、6位にヒュルケンベルグ。
7位がペレス、8位マグヌッセン、9位リカルド、10位ガスリー。ここまで10台がポイント獲得です。
日本の角田は最終的にトップから1周遅れの14位でした。
次戦、第12戦イギリスGPは7月5日に開幕。予選が日本時間6日23時から行われ、決勝は日本時間7日23時スタート。次回もレッドブルとマクラーレンの熱いバトルが期待されます。そして、メルセデス、フェラーリ勢がどう勝負に絡んで来るのか。角田の巻き返しにも注目したいところです。