第10戦 スペイン GP
6/23(Sun)22:00スタート
終了 決勝 ラップ: 66 /66
天気:ほぼ曇り
気温:24.2°C
路面状況:ドライ
路面温度:42.4°C
F1第10戦スペインGP決勝は、日本時間23日22時にスタートします。
会場はカタロニア・サーキット。バルセロナ郊外にあり、1991年のオープン以来、スペインGPが開催されてきました。
コース全長は4.657km。決勝は66周で争われます。約1kmのホームストレートから坂を下って飛び込むターン1は接触の要注意ポイント。そこを抜けるとマシンの性能を試す高速コーナーに入り、バックストレートを挟んだテクニカルなセクションはドライバーの技量が物を言います。総合力が求められるレイアウトです。DRS(空気抵抗低減システム)ゾーンは、バックストレートとホームストレート、全2カ所に設定されています。
天候はおおむね晴れ。コースはドライです。
昨日行われた予選でポールポジションを獲得したのは、ランド・ノリス(マクラーレン)。2021年ロシアGP以来、通算2回目のポールポジションです。
2番グリッドはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)。ノリスとはコンマ020秒の差でした。
3番手はルイス・ハミルトン(メルセデス)、4番手がジョージ・ラッセル(メルセデス)。メルセデス勢が並びました。
5番手がシャルル・ルクレール(フェラーリ)、6番手にカルロス・サインツ(フェラーリ)。フェラーリ勢が3列目です。
7番手がピエール・ガスリー(アルピーヌ)、8番手にエステバン・オコン(アルピーヌ)、9番手がオスカー・ピアストリ(マクラーレン)、10番手フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)。
11番手はセルジオ・ペレス(レッドブル)。ペレスは予選8番手タイムでしたが前戦のペナルティで3グリッド降格となっています。12番手がバルテリ・ボッタス(ステーク)、13番手ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)、14番手ランス・ストロール(アストンマーティン)。
15番手に周 冠宇(ステーク)、16番手にケビン・マグヌッセン(ハース)、17番手角田 裕毅(RB)、18番手ダニエル・リカルド(RB)。RB勢はこのGPの前に行ったアップデートが噛み合わず苦戦しています。
予選19番手だったアレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)がパワーユニットのパーツ交換でピットスタートとなったため、最下位のローガン・サージェント(ウイリアムズ)が19番グリッドに繰り上がっています。
昨年のスペインGPではフェルスタッペンが2位のハミルトンに大差を付けてポール・トゥ・ウィン。コース幅が狭く、オーバーテイクしにくいコースのため、スタート直後のターン1を制したドライバーが有利と言われています。
現在、各車がダミーグリッドに付き、スタートの準備が進められています。
コース上ではスペイン国歌の演奏が行われています。
アロンソとサインツ、2人の地元ドライバーに注目が集まっているようです。
過去のスペインGPではハミルトンが6勝、フェルスタッペンが3勝、アロンソが2勝を記録しています。
スタートまで10分を切り、ドライバーがマシンに乗り込みます。
各マシンから徐々にスタッフが離れます。
タイヤ選択はアルボン以外の19台がソフト。アルボンだけミディアムです。
フォーメーションラップがスタートしました。
タイヤ交換は2ストップを想定。最初のピットインは16周目あたりからと予想されています。
ノリスがホームストレートに戻ってきました。
各車がグリッドに付きます。
スタート!
ターン1でラッセルが先頭へ!
2番手フェルスタッペン。ノリスは3番手転落。
角田 は15番手へ浮上。
先頭はラッセル、以下、フェルスタッペン、ノリス、ハミルトン、ルクレール、サインツ。
フェルスタッペンがラッセルの背後を狙っています。
フェルスタッペンがラッセルをかわして先頭へ!
先頭はフェルスタッペン、1秒離れてラッセル、以下ノリス、ハミルトン、サインツ。
フェルスタッペンがファステストラップ。
スタート直後、ノリスがフェルスタッペンを押し出した件で審議に入っています。
サインツがコース外からルクレールを抜いたとして審議へ。
先頭はフェルスタッペン、1秒4離れてラッセル、以下ノリス、ハミルトン、サインツ。
角田が17番手に落ちています。
5番手サインツの背後にルクレールが接近しています。
先頭フェルスタッペンと2番手ラッセルの差が2秒に開きました。
2番手以下、ノリス、ハミルトン、サインツ、ルクレールが僅差の行列となっています。
角田にトラックリミット警告。
7番手ガスリーをピアストリが追い立てています。
角田が20番手に落ちています。
角田はピットインでした。ミディアムに替えて出て行きます。
周、マグヌッセンもタイヤ交換のピットイン。
角田は19番手。前が周、後ろがマグヌッセン。
このところ調子の出ないペレスは10番手。後ろからヒュルケンベルグに迫られています。
マグヌッセンのスタートに関して審議。
ペレスがピットイン。
角田はペースが上がらず、マグヌッセンに抜かれて20番手です。
ガスリーがピットイン。やや作業に時間がかかりました。
マグヌッセンにフォルススタートで5秒ペナルティ裁定。
ラッセルがピットイン。
サインツも同タイミングでピットイン。ラッセルはサインツに抜かれそうでしたがギリギリで前に出ました。
ハミルトンがピットイン。
先頭はフェルスタッペン、4秒離れてノリス、さらに3秒離れてルクレール。この3台はまだピットに入っていません。
フェルスタッペンがピットイン。素早い作業で出て行きます。
6番手のサインツをハミルトンが追い上げています。
フェルスタッペンはトップのノリスと16秒差の4番手を走っています。
ハミルトンがサインツをかわして6番手浮上。
ハミルトンがファステストラップ。
アロンソがピットイン。
先頭はノリス。まだピットに入らず走行を続けます。5秒離れて2番手がルクレール。
フェルスタッペンがまだピットに入っていないピアストリを抜いて3番手に。
ピアストリがピットイン。
ピアストリは11番手でコース復帰。
角田は18番手。トラックリミット警告2回目が発せられています。
ノリスがピットイン。
ノリスは6番手のコース復帰となりました。
上位陣で唯一ピットに入っていなかったルクレールがようやくピットイン。
ルクレールは7番手でコース復帰。
全車が1回目のピットを終了。先頭がフェルスタッペン、5秒離れてラッセル、以下ハミルトン、サインツ、ノリス。
ノリスがファステストラップ。
4番手サインツの背後にノリスが接近しています。
ホームストレートでノリスがサインツを抜きました。
中団では9番手ペレスの後方からピアストリが接近。バトルになっています。
ピアストリがペレスをかわして9番手に浮上しています。
4番手のノリスが好ペースで前のハミルトンに接近。
角田がピットイン。ハードタイヤに替えて出て行きます。
先頭はフェルスタッペン、7秒離れてラッセル、さらに1秒離れてハミルトン。
ピアストリがオコンをかわして8番手に上昇。
マグヌッセンがピットイン。
3番手ハミルトンのすぐ背後までノリスが接近しています。
ホームストレートでノリスがハミルトンの前へ!
先頭はフェルスタッペン。7秒離れてラッセル。さらに1秒後方にノリス。
ノリスが懸命の走りでラッセルとの差を縮めています。
角田は19番手を走行しています。前のサージェントとは4秒差。
2番手ラッセルのすぐ後方にノリスが迫ります。
ペレスが2回目のピットイン。
ピアストリがガスリーを抜き、7番手に上がりました。
ノリスとラッセルが激しいバトル!
ノリスが振り切って2番手に上がりました。
サージェントがピットイン。角田が18番手に上がっています。
先頭はフェルスタッペン。9秒離れた2番手がノリス。3番手ラッセル。
ラッセルとサインツがピットイン。
ラッセル7番手、サインツ8番手でコースに戻っています。
ラッセルがガスリーをかわして6番手に。
オコン、ストロールがピットイン。
2番手のノリスはトップのフェルスタッペンの差を7秒まで縮めています。
ラッセルがファステストラップ。
角田は18番手。前のストロールと2秒差。後ろのマグヌッセンと1秒7差。
ポイント圏内を巡る争い。今回好調のガスリーが周を抜いて9番手へ。
ノリスが懸命の追走で、フェルスタッペンとの差を5秒5に縮めています。
周がピットイン。
角田、マグヌッセンに抜かれて19番手に。
先頭はフェルスタッペン、4秒9離れて2番手ノリス。
リカルド、ハミルトンがピットイン。
ハミルトンは7番手でコースに戻りました。
フェルスタッペンがピットイン。
フェルスタッペンはソフトタイヤ。3番手でコースに戻りました。
7番手のサインツをハミルトンが追い上げバトルになっています。
角田がピットイン。
ハミルトンがサインツをかわして6番手に。
角田はソフトタイヤに替え、20番手でコースへ。前のサージェントとは6秒差。
フェルスタッペンがファステストラップ。しかし、ハミルトンがさらに塗り替える。
ノリスがピットイン。
ノリスは2番手で復帰。
ヒュルケンベルグにピット速度違反でペナルティ。
先頭はフェルスタッペン、8秒離れて2番手ノリス、さらに2秒離れてラッセル。
3番手ラッセルの後方にハミルトンが近づいてきました。
ノリスがファステストラップ。
ペレスがピットイン。
3番手ラッセルと4番手ハミルトンの差が1秒を切っています。
角田に5秒ペナルティ。
ハミルトンがラッセルをかわして3番手浮上。
角田のペナルティはピットレーン速度違反。
先頭はフェルスタッペン、5秒5後離れて2番手にノリス。ノリスが少しずつ差を詰めています。
12番手のアロンソに対し、周が後方からバトルを挑んでいます。
5番手のサインツがルクレールにポジションを譲りました。
先頭のフェルスタッペンと2番手ノリスとの差は5秒2に。フェルスタッペンもペースを上げ始めた模様です。
残り10周。
15番手以下、ボッタス、マグヌッセン、リカルドが三つ巴のバトルになっています。
フェルスタッペンとノリスの差が5秒を切りました。
角田が19番手に上がっています。前のアルボンとの差は12秒、後方のサージェントとは5秒差。
残り7周。フェルスタッペンとノリスの差は4秒8。
18番手アルボンがオーバーシュート。後方の角田との差が1秒程度に縮まりました。
先頭はフェルスタッペン。4秒離れてノリス、さらに11秒離れてハミルトン。
残り5周。
先頭のフェルスタッペンも懸命の走りで、ノリスを突き放しています。
フェルスタッペンとノリスの差が3秒8に縮まりました。
4番手ラッセルの背後からルクレールが近づいていますが。まだDRS圏内までは入れません。
残り3周。フェルスタッペンとノリスの差は3秒3。
残り2周。フェルスタッペンとノリスの差が2秒8に。
ファイナルラップ。フェルスタッペンとノリスの差は2秒3程度。
4番手ラッセルのすぐ背後までルクレールが迫っています。
フェルスタッペンがトップでチェッカー!
ノリスは2秒及ばず2位でした。
角田は19位でチェッカー。
スペインGPの優勝は3年連続のフェルスタッペン。スタート直後のノリスの牽制をうまく受け流し、戦略面でもパーフェクトなレース運びで2番グリッドからの逆転優勝を手にしました。
2位は2.219秒差でノリス。懸命の追い上げも実りませんでした。
3位は今季初表彰台のハミルトン。
4位がラッセル、5位にルクレール、6位サインツ。
7位はピアストリ、8位ペレス、9位ガスリー、10位オコン。アルピーヌ勢が健闘しました。
以上、10台がポイント獲得です。
角田は1周遅れの19位。マシンのセッティングが決まらず悔しいレースとなりました。
次戦、第11戦オーストリアGPは6月28日に開幕。スプリントが日本時間29日19時から行われ、予選は日本時間29日23時、決勝は日本時間30日22時スタート。レッドブル対マクラーレンのトップ争いもますます白熱。今回は厳しい結果となった角田らRB勢の巻き返しにも期待しましょう。