第9戦 カナダ GP
6/10(Mon)3:00スタート
終了 決勝 ラップ: 70 /70
天気:ほぼ曇り
気温:18.2°C
路面状況:ドライ
路面温度:26.3°C
F1第9戦カナダGP決勝は、日本時間10日3時にスタートします。
会場はジル・ヴィルヌーヴ・サーキット。モントリオールを流れるセント・ローレンス川の中州に作られた人工島にある緑豊かな公園周回道路を使ったコースです。
コース全長は4.361km。前半は、狭いターン1から始まるテクニカルセクション。中盤からはシケインとヘアピンを高速セクションがつなぐストップ・アンド・ゴー・タイプのレイアウトです。難所と名高い最終ヘアピンの攻略も注目です。DRS(空気抵抗低減システム)ゾーンは、ホームストレート、ターン7からターン8の間の高速セクション、最終ストレートの3カ所に設定されています。
天候は雨。コース上には水たまりもある状態です。各車ウェット用のタイヤを履き、念入りにテスト走行を繰り返していますが、時折オーバーシュート、コースオフする車もいます。
昨日行われた予選でポールポジションを獲得したのは、ジョージ・ラッセル(メルセデス)。通算2回目、2年ぶりのポールポジションです。
2番グリッドはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)。Q3でラッセルと同タイムでしたが、ラッセルの方が先に記録したため、2番手となりました。
3番手はランド・ノリス(マクラーレン)、4番手がオスカー・ピアストリ(マクラーレン)。マクラーレン勢が2列目に並んでいます。
5番手は好位置に食い込んだダニエル・リカルド(RB)。6番手は昨年2位に入ったフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)。
7番手に過去7回ここで勝っているハミルトン。8番手には角田 裕毅(RB)が付けています。
9番手にランス・ストロール(アストンマーティン)、10番手にアレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)。
11番手にシャルル・ルクレール(フェラーリ)、12番手がカルロス・サインツ(フェラーリ)、13番手ローガン・サージェント(ウイリアムズ)、14番手ケビン・マグヌッセン(ハース)。フェラーリ勢は屈辱のQ2敗退でした。
雨の上がったコース上ではカナダ国歌演奏が行われています。
15番グリッドにはピエール・ガスリー(アルピーヌ)、16番手にセルジオ・ペレス(レッドブル)。17番手にニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)、18番手がエステバン・オコン(アルピーヌ)。
予選17番手だったバルテリ・ボッタス(ステーク)と20番手の周 冠宇(ステーク)はセッティング変更のためピットスタートを選択しました。
昨年のカナダGPは、フェルスタッペンがアロンソの追走を退け、ポール・トゥ・ウィンで優勝を飾っています。
スタートまで10分を切り、各ドライバーがマシンに乗り込んでいます。
現在、グリッド付近は雨が上がっていますが、再び雨が降るとの予報が出ています。
フォーメーションラップがスタートしました。
タイヤ選択はマグヌッセンとヒュルケンベルグがヘビーウェット。他はインターミディエイトを履いています。
各車がグリッドに付いていきます。
スタート!
ターン1ではラッセルがトップを守り、各車トラブルなく通過。
リカルドが2ポジションほど下げています。
ウェットタイヤのマグヌッセンが9番手まで上昇。
ルクレールが最終シケインでコースオフ。ショートカットして戻ります。
角田は11番手に下げています。
マグヌッセンは7番手まで躍進。
さらにマグヌッセンがハミルトンを抜いて6番手に。
マグヌッセンはアロンソを抜いて5番手に。
マグヌッセンはピアストリもパス! 4番手に。
同じウェットタイヤのヒュルケンベルグも8番手まで上昇しています。
スタート直後のターン2でガスリーとペレスの接触があったようですが、両者お咎めなし。
角田はルクレールに抜かれて12番手に。
マグヌッセンがファステストラップ。
トップのラッセルと2番手フェルスタッペンの差は2秒台。
フェルスタッペンがファステストラップ。
コース上、一部では日が差しています。
サージェントがセクター2でコースオフ。
サージェントは再スタートしています。
5番手争いでアロンソとハミルトンが接戦。
マグヌッセンがピットイン。
マグヌッセンはインターミディエイトに交換して13番手前後で復帰。
リカルドにフォルス・スタートがあったか審議。
トップはラッセル、1秒6離れてフェルスタッペン。そこから8秒離れてノリス。
ラッセルの背後にフェルスタッペンが迫ってきました。
7番手のヒュルケンベルグがネックとなり、後方に渋滞ができています。
ノリスがファステストラップ。
リカルドがようやくヒュルケンベルグをパスして7番手に。
ルクレール、角田もヒュルケンベルグをパス。
角田はこれで10番手です。
ヒュルケンベルグがピットイン。
リカルドに5秒のタイムペナルティ。
5番手争い、アロンソとハミルトンの接近戦が続いています。
ラッセルとフェルスタッペンのいトップ争いは1秒差を切っています。
ノリスがファステストラップ。
コースはだいぶ乾いてきましたが次の雨が来る予報が出ています。
一時は9秒あった2番手フェルスタッペンと3番手ノリスの差が3秒台に縮まっています。
トップはラッセル。1秒以内の差でフェルスタッペン。さらに3秒遅れてノリス。
フェルスタッペンがターン2でややコントロールミス。
これでノリスがフェルスタッペンのすぐ後ろに付きました。
ピアストリがファステストラップ。
2番手争い、ノリスが後方からフェルスタッペンに揺さぶりをかけています。
DRS使用可能になりました。
ピアストリがファステストラップ。
ストレートでノリスがフェルスタッペンに迫ります。ターン1ではすぐ背後に。
アルボンが角田を抜き10番手に。
ノリスがフェルスタッペンをパス!
さらにノリスはラッセルの背後に迫ります。
ノリスがラッセルをかわしてトップへ。
さらにフェルスタッペンもラッセルをかわす。
トップはノリス。3秒差でフェルスタッペン、さらに1秒離れてラッセル。
角田は10番手。前は1.7秒差でアルボン。後ろは1秒差でルクレール。
トップのノリスは軽快なペースでフェルスタッペンとの差を拡大。7秒以上に。
3番手ラッセルの背後にピアストリが迫る。
サージェントがセクター1でスピン。イエローフラッグが出ています。
セーフティカーが入ります。
フェルスタッペン、ラッセル、ピアストリがピットイン。トップのノリスはステイアウト。
サージェントはマシンを降りています。
ノリスがピットイン。
ノリスは3番手で復帰。
トップはフェルスタッペン、以下、ラッセル、ノリス、ピアストリの序列。
リカルドはピットインして5秒のペナルティを消化。
まだサージェントのマシンを撤去作業中。
角田はステイアウトしたことで現在7番手。
ルクレールがピットイン。
セーフティカー終了。レース再開です。
先頭はフェルスタッペン、続いてラッセル、ノリス、ピアストリ。
ルクレールのピットインはエンジンに問題があった模様。
ラッセルは競り合いでコースオフからの復帰について審議を受けていましたがお咎めなし。
19番手のルクレールはスリックタイヤのため、コントロールに苦戦。
アルボンが2台を抜いて9番手へ。
ルクレールがピットイン。
トップはフェルスタッペン。1秒離れてラッセル、さらに1秒離れてノリス。
13番手を走るサインツは競り合いでボッタスに接触?
ルクレールは再びインターミディエイトに交換。トップとの差は1分以上。
7番手角田の背後にストロールが迫っています。
サインツ、ボッタスらの接触が審議へ。
3番手以下、ノリス、ピアストリ、ハミルトンが一団の争いとなっています。
先頭のハミルトンが最後尾のルクレールに近づいてきました。
ルクレールが譲り、5番手ハミルトンまでが周回遅れにしていきます。
トップはフェルスタッペン。2秒離れてラッセル。さらに1秒離れてノリス。
角田はトップから15秒遅れた7番手。1秒後方にストロール。
苦戦しているペレスがマグヌッセンと15番手争いの接近戦。
13番手のサインツをガスリーが追い立てています。
DRS使用可能に。
コースがだいぶ乾いてきました。一部では日差しも。
ハミルトンがファステストラップ。前のピアストリに接近しています。
ガスリーがピットイン。
ガスリーはハードタイヤです。
ラッセルがファステストラップ。
2番手ラッセル以下、ノリス、ピアストリ、ハミルトンが接戦になってきました。
ノリスがターン1でミスしたものの、問題なく復帰。
ルクレールがピットインしリタイヤ。
ボッタスがピットイン。
ノリスのコースオフがラッセルに影響を与えたと審議。
ハミルトンがピットイン。
ハミルトンはミディアムタイヤ。
サインツもピットイン。
ノリスが2番手のラッセルに接近。
ピアストリがピットイン。
角田もピットへ。
フェルスタッペンもピットイン。
ラッセルはピットインしたがノリスはステイアウト。
フェルスタッペンは2番手で復帰。その後ろにラッセル。
ノリスはまだピットへ入りません。
ノリスとフェルスタッペンの差は21秒。
サインツがファステストラップ。
ガスリーがファステストラップ。
ノリスがピットへ。
ノリスはフェルスタッペンの前でピットアウトしましたが。ターン2で抜かれて2番手へ。
トップはフェルスタッペン。4秒離れてノリス。すぐ背後にラッセルとピアストリ。
角田は7番手をキープしています。
全車がスリックタイヤに交換完了。すでにコースには日が差しています。
2番手ラッセルの背後をノリス、ピアストリのマクラーレン勢が狙っています。
6番手のアロンソの背後に角田が接近。ただその後ろからストロールも接近。
ラッセルがコントロールミスでノリスがかわしていく。
トップはフェルスタッペン。5秒離れてノリス。すぐ後ろにラッセル。
セクター2でイエロー。
ペレスがクラッシュしていた模様。
イエローフラッグは解除。
ペレスがピットイン。
サインツがスピン。
サインツは再スタートしたものの。競り合っていたアルボンはマシンを止めています。
セーフティカー導入。
先ほどのペレスは、単独スピンで後方をウォールにヒット。
サインツとアルボンは、サインツのスピンをアルボンが避けきれずに接触。
ハミルトンはハードタイヤに交換。
ラッセルはミディアムに交換。
先頭はフェルスタッペン。以下、ノリス、ピアストリ、ラッセル、ハミルトン、アロンソ、ストロール、角田の序列。
この周回でセーフティカーが引っ込みます。
フェルスタッペンを先頭にレース再開。
フェルスタッペンが徐々にリードを拡大していきます。
フェルスタッペンと2番手ノリスの差は1秒8。
DRS使用可能に。
角田の背後にオコンが迫ります。
残り10周。
ラッセルがファステストラップ。
フェルスタッペンとノリスの差が2秒以上に。
オコンが角田を抜いて8番手に。
角田の背後にリカルドが迫る。
3番手ピアストリの背後からラッセルが狙っています。
最終シケインでピアストリとラッセルが接触?
ピアストリはギリギリで接触を逃れた模様。ピアストリ3番手キープ。ラッセルはハミルトンに抜かれて5番手へ。
8番手オコンを先頭に、角田、リカルド、ガスリー、ヒュルケンベルグと続く接近戦。
3番手ピアストリをハミルトンがかわす。
ピアストリとラッセルの件は審議へ。
セクター2でイエロー。
角田が順位を下げています。
角田が単独スピン。
再スタート可能でフラッグ解除。
残り3周。
トップはフェルスタッペン。3秒離れてノリス。さらに2秒離れてハミルトン。
角田は14番手で周回を続けています。
ラッセルが最終シケインでハミルトンをパス。
ピアストリ、ラッセルの接触についてはレース後の審議に。
フェルスタッペンは最終周回に。
フェルスタッペンが先頭でフィニッシュ!
2位にノリス、3位ラッセル。
角田は14位でフィニッシュ。
カナダGPの優勝はフェルスタッペン。タイヤ交換もミスなく的確にこなし、2番グリッドからの逆転優勝となりました。
2位は3秒879差でノリス。3位にラッセルが入りました。
4位がハミルトン、5位ピアストリ、6位アロンソ。
7位はストロール、8位リカルド、9位ガスリー、10位オコン。ここまで10台がポイント獲得です。
角田はトップから52秒694遅れの14位。終盤まで9番手を走っていただけに、痛恨のコントロールミスとなりました。
次戦、第10戦スペインGPは6月21日に開幕。予選は日本時間22日23時から行われます。決勝は日本時間23日22時スタート。再びヨーロッパに舞台を移し、連戦へ突入します。今回、散々な結果だったフェラーリの巻き返しはあるでしょうか。熱い戦いに注目しましょう。