第8戦 モナコ GP
5/26(Sun)22:00スタート
終了 決勝 ラップ: 78 /78
天気:ほぼ晴れ
気温:21.8°C
路面状況:ドライ
路面温度:40.2°C
F1第8戦モナコGP決勝は、日本時間26日22時にスタートします。
会場はモンテカルロ市街地コース。世界3大レースにも数えられ、風光明媚な観光都市で行われる伝統のグランプリです。
コース全長は3.337km。決勝は78周で争います。狭いコース幅、直線がほとんどなく、見通しの効かないコーナーばかりの超難関レイアウト。技量がものを言うドライバーズサーキットです。DRS(空気抵抗低減システム)ゾーンは、ホームストレートに設定されています(1カ所)。
天候は晴れ。路面はドライ。
昨日行われた予選でポールポジションを獲得したのは、シャルル・ルクレール(フェラーリ)。モナコ出身のルクレールは、母国GP初制覇を狙います。
2番グリッドはオスカー・ピアストリ(マクラーレン)。初優勝を狙いたいところです。
3番手はカルロス・サインツ(フェラーリ)、4番手にランド・ノリス(マクラーレン)。マクラーレン勢は、モナコで6勝を飾り、30年前に亡くなったアイルトン・セナに捧げるイエロー、グリーン、ブルーの特別カラーリングで臨んでいます。
5番手はジョージ・ラッセル(メルセデス)、6番手には開幕からのポールポジション記録が途切れたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)。
7番手にはモナコで過去3勝のルイス・ハミルトン(メルセデス)。8番手に日本の角田 裕毅(RB)が付けています。
9番手にアレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)、10番手にピエール・ガスリー(アルピーヌ)。
11番手がエステバン・オコン(アルピーヌ)、12番手にダニエル・リカルド(RB)、13番手ランス・ストロール(アストンマーティン)、14番手フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)。
15番手ローガン・サージェント(ウイリアムズ)、16番手セルジオ・ペレス(レッドブル)。17番手バルテリ・ボッタス(ステーク)、18番手周 冠宇(ステーク)。
ハース勢はニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)が12番手、ケビン・マグヌッセン(ハース)が15番手の予選タイムでしたが、車両規定違反のため、それぞれ19番、20番グリッドに降格となっています。
会場ではモナコ国歌合唱が行われています。
昨年のモナコGPは、ポールポジションからスタートしたフェルスタッペンが順調にリードを広げ、終盤に降り始めた雨をものともせずに優勝を飾りました。2位がアロンソ、3位にオコン。角田は15位でした。
フォーメーションラップがスタートしました。
タイヤ選択はルクレール、ピアストリ、サインツ、ノリスの上位4台がミディアム。
続くラッセル、フェルスタッペン、ハミルトンがハード。角田、アルボン、ガスリーがミディアムとなっています。
ルクレールがポールポジションの位置に停止します。
スタート!
ターン1は各車トラブルなく通過。
サインツが白煙を吐いてコースオフ!
赤旗が出ました。
後方でペレス、ヒュルケンベルグ、マグヌッセンに大きな接触があった模様。
ドライバー3人は自力でマシンを離れています。
サインツは、ピアストリとの接触によるタイヤトラブルの模様。
3台の接触は、マグヌッセンが横後方からペレスに接触して両者コントロールを失い、ヒュルケンベルグが巻き込まれた形でした。
コース上ではマシンの撤去が終わり、散らばった破片の清掃が行われています。
10番手前後のガスリーとオコンにも1周目に接触があった模様。
クラッシュに巻き込まれたペレスが歩いてピットに戻ってきました。
再スタートのグリッド発表。スタートと同じでサインツは3番手となっています。
再スタートは現地15時44分(日本時間22時44分)と発表されました。
再スタートまで10分を切り、ドライバー達がマシンに乗り込みます。
1周目、ガスリーとオコンの接触について審議へ
ピアストリのマシンはサインツとの接触でサイドにダメージがあったようですが、問題なく修復できたようです。
再スタートまで3分のサインが掲げられています。
ヒュルケンベルグ、マグヌッセン、ペレスに加え、オコンもリタイヤとなりそうです。
スタッフがマシンを離れました。
ミディアムでスタートした上位勢はハードタイヤに交換しています。
各車スタートしてルクレールを先頭にグリッドへ向かっています。
各車がグリッドに付きました。
スタート!
ターン1はトラブルなく通過。
角田は8番手を維持。
上位勢はグリッドから順位変動ありません。
ルクレールがトップを守っています。2番手はコンマ7秒離れてピアストリ。
ルクレール、ピアストリ、サインツが接近戦。ノリスはやや遅れています。
サインツがピアストリの背後に迫り、2番手浮上のチャンスをうかがいます。
ピアストリがファステストラップ。
リタイヤしているオコンに対して10秒ペナルティの裁定。
サインツがファステストラップ。
各車タイヤマネジメントをにらみ、スローペースの争いになっています。
1周目のサインツ、ピアストリの接触は問題なしの裁定。
中団以下は数珠つなぎ状態。5番手ラッセルから最後尾の周まで10秒程度。
ピアストリがファステストラップ。
依然、ルクレール、ピアストリ、サインツが接近戦を続けています。
3番手サインツがやや遅れ気味です。
ピアストリが再びファステストラップ。
上位はルクレール、ピアストリ、サインツ。1秒5遅れてノリス。
中団も順位変更なく、角田は依然8番手。
ボッタスがピットイン。タイヤ交換して出て行きます。
サインツの後方にノリスが接近。差は1秒を切っています。
先頭はルクレール、コンマ5秒差でピアストリが追っています。
ピアストリがルクレールのインを狙っています!
フェラーリとマクラーレンの4台によるトップ争いが続いています。
8番手、角田の背後にアルボンが接近しています。
上位4台の後ろは、11秒離れて5番手ラッセルを先頭にフェルスタッペン、ハミルトンの3台がほぼ一団となっています。
ボッタスがファステストラップ。
2番手ピアストリ、3番手サインツの差が2秒以上開いています。
角田は現在8番手。前のハミルトンとは8秒離されています。後方にアルボン、ガスリー、ストロール、アロンソが一団で続いています。
先頭のルクレールがピアストリの差をやや広げ、1秒以上に。
12番手アロンソの後方に4台が続く接近戦となっています。
5番手以下、ラッセル、フェルスタッペン、ハミルトンのミディアムタイヤ勢のタイムが落ち気味です。
3番手サインツの後方に再びノリスが接近。
8番手角田の背後にアルボンが接近。
ルクレールの後方からピアストリ、サインツが接近し、再び3台の接近戦に。
7番手ハミルトンと8番手角田の差が20秒以上に。
12番手アロンソがすぐ後ろに4台を引き連れる展開が続いています。
角田の背後、一時は2秒以上離れていたアルボンが再接近。
先頭はルクレール、1秒離れてピアストリ、さらに2秒離れてサインツ。
12番手アロンソのすぐ背後にはずっとリカルドが付けていますが、抜けません。
3番手サインツの後ろにノリスが接近。
上位は依然ルクレール、ピアストリ、サインツ、ノリスの序列。各車1秒前後の差。
最後尾、ボッタスにトップのルクレールが近づいてきました。
ルクレールがボッタスを周回遅れにしていきます。
12番手アロンソからの集団に上位勢が追いつきます。
ルクレールがトラブルなく12番手アロンソまでをパス。
ピアストリ、サインツもバックマーカーをかわして続きます。
11番手ストロールがピットイン。
ストロールはスローペースで走るアロンソの前、11番手のままコース復帰。
上位勢はルクレールを先頭に序列は変わりませんが、バックマーカー処理でやや間隔が開いています。
角田は依然8番手。タイヤマネジメント走行のため、前のハミルトンとの差は33秒に。
4番手ノリスが3番手サインツの背後に接近。
先頭はルクレール、1秒強離れてピアストリ、さらに2秒離れてサインツ。
11番手ストロールがパンクでピットイン。
ストロールは16番手でコースに戻ります。
角田は8番手。前のハミルトンとの差は45秒。後方1秒以内にアルボンが接近しています。
ハミルトンがピットイン。
ハミルトンは7番手のままコースに戻りました。
フェルスタッペンがピットイン。
フェルスタッペンは6番手維持してコース復帰。
先頭はルクレール。1秒離れてピアストリ、さらに2秒離れてサインツ。
サインツの背後に4番手ノリスが接近。
タイヤがフレッシュなハミルトンがファステストラップ。
フェルスタッペンがファステストラップ。
3番手争い、接近したノリスがサインツのインをうかがう動き。
8番手角田の背後に再びアルボンが迫っています。
サインツがペースを落とし気味。2番手ピアストリとの差が4秒に。
ハミルトンがファステストラップ。
ストロールが周、サージェントを抜き14番手に。
9番手のアルボンが角田の背後に迫っています。
6番手のフェルスタッペンが急速にペースを上げ、5番手ラッセルに迫っています。
フェルスタッペンがラッセルに接近。
ホームストレートでフェルスタッペンがラッセルに仕掛けますが、抜けません。
トップはルクレール。1秒離れてピアストリ。さらに4秒離れてサインツ。サインツの直後にノリスが迫っています。
フェルスタッペンとラッセルが周回遅れの角田をパス。角田は上手く譲りましたが背後にアルボンが迫っています。
サインツの背後をノリスがうかがいますが、やはり抜きどころがありません。
8番手角田がペースアップ。アルボンとの差が2秒まで開きました。
残り10周。
トップはルクレール、2秒8離れてピアストリ。さらに1秒離れてサインツ。
角田は8番手。後方のアルボンとの差は1秒。
ピアストリがややペースダウン? 後方にサインツが迫る。
2番手以下、ピアストリ、サインツ、ノリスが接近戦に。
10番手ガスリーの追い上げが急ペース。9番手アルボンとの差が9秒台に
トップのルクレールと2番手ピアストリの差は8秒以上に。
周がピットイン。
8番手の角田と後方のアルボンとの差は2秒に拡大。
2番手ピアストリをサインツが追い上げますが、やはり抜きどころがありません。
角田が一気にアルボンを突き放し、4秒差に。
残り3周。
トップのルクレールはもう独走状態。
ピアストリとサインツの2番手争いが続いています。
ラッセルとフェルスタッペンの5番手争いも続いています。
ファイナルラップ。
ルクレールが先頭でチェッカー!
2位ピアストリ、3位サインツ。
角田は8位でフィニッシュ。
地元優勝を果たしたルクレールがマシンを降りてガッツポーズ!
スタンドのアルベール・モナコ大公もルクレールに拍手を贈ります。
モナコGPの優勝は今季初勝利のルクレール。2位に7秒152差でピアストリ、3位サインツという結果に終わりました。
4位がノリス、5位ラッセル、6位フェルスタッペン、7位ハミルトン。
角田は1周遅れの8位で3戦連続のポイント獲得。しっかりとタイヤを温存しつつライバルとの差を保ったクレバーな走りでした。
9位にアルボン、10位がガスリー。ここまで10台がポイント獲得です。
次戦、第9戦カナダGPは現地6月7日に開幕。予選は日本時間6月9日5時から行われます。決勝は日本時間10日3時スタート。レッドブル、フェラーリ、マクラーレン三つ巴の戦いとなり、ますます熱いバトルを期待しましょう。