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アルゼンチン人では23年ぶりとなるF1ドライバーとなった。 9歳でカートを始め、2018年にヨーロッパに活躍の場を移してFIAスペインF4に参戦。シーズン最終ラウンドで優勝と2位を獲得して頭角を現すと、翌19年にはFIAスペインF4で11回の優勝を飾って王座に輝く。その後2年間はフォーミュラカーレースだけでなく、ル・マン24時間レースといったスポーツカーレースにも参加した。 22年からはFIA-F3選手権に進出して開幕戦でポールポジションを獲得、続く第二戦のスプリントで優勝と活躍を見せ、年間総合では9位となる。続く23年にはウィリアムズ・レーシング・ドライバー・アカデミーに加わり、ポストシーズンテストでF1マシンに乗車。継続して参戦したF3では年間総合4位、F2にスポット参戦とF1進出に向けて実績を積み上げていった。 迎えた24年からはF2フル参戦。ここでも安定した成績を残し、7月のF1イギリスGPではフリー走行に参加。そして、8月に今季ポイント獲得がなく不振が続いていたローガン・サージェントの代役としてコラピントに白羽の矢が立った。 すでにウィリアムズは来季をアレクサンダー・アルボンとカルロス・サインツで戦うことを決定しており、好成績を残してもウィリアムズのシートを得ることはないが、F1で走る権利を得たことはコラピントにとって大きなチャンスとなる。 まだ21歳と若く、ここで結果を残すことが自身のキャリアを切り開くことになるだろう。