プロ野球ドラフト史「全12球団“当たり年”ランキング」

プロローグ

 今年も10月11日にプロ野球のドラフト会議(新人選手選択会議)が開催される。1965年に始まったドラフトは今回で57回目。制度の変更を繰り返しながら半世紀以上にわたって継続し、数々のドラマを生んできた。NPB各球団に指名され、プロの世界に身を投じた選手の中には、期待通りの活躍を見せた者もいれば、思うような結果を残せず数年で姿を消した者、あるいは下位指名からスタープレーヤーになった者もいる。
 今回試みたのは、全12球団の「史上最高のドラフト」の選出。番記者歴のある記者・ライターやチームを長く追ってきたウォッチャーに、過去56回のドラフトで“当たり年”といえるドラフトを球団ごとに5つ選んでもらい、順位づけもお願いした。チームの成功につながった最高のドラフトは、果たして何年か。

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